ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

顧問との面談・・・その内容・・・

2023-08-11 22:19:01 | 部活

昨日の記事ですが・・・

当時、顧問とのやりとりを記録していたのですが、ずっと前から見つからないままでした。

それが昨日、出てきました。

 

今日は、その記録を元に、顧問とのやりとりの内容を公表したいと思います。

主に顧問との面談の内容です。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

けん太が「絶対に辞めると言う」と宣言し、顧問に会いに行きましたが、

他にやりたいことを見つけるか、転部して一生懸命にやっている姿をみせるか・・・2者択一を迫られ帰ってきました。

 

その時のケン太にとって、どちらも厳しい選択です。

もうほとんど学校に行っておらず、そのまま完全不登校になりそうな時でした。

 

これまで静観していた私ですが、顧問にメールしました。

 

「やることが見つからない場合、どうなりますか?私もできるなら続けてほしいですが、学校をお休みしてしまっている今はどちらの選択も厳しいものと思われます。確かに逃げではあるのですが、不登校を経験した子は耐える力が弱い傾向にあります。学校をお休みしてしまってはその修正も難しくなります。不登校を経験すると継続登校が安定するまで時間がかかります。まずは登校を最優先で考えたいです。部活が登校に支障をきたしてしまうのなら辞めざる得ないと考えています」

 

このメールにより、顧問と面談することになりました。

(全てを書き留められてはいないので、話が繋がっていないところもあると思います)

 

顧問:「本当に辞めていいんですか?このまま部活を辞めてしまったら、勉強もやらない。提出物も出さない、それでとうとう剣道部まで辞めてしまったんだ。クラスの中でそういう風に思われてしまうんじゃないですかね。それでいいんですか?」

私:「小学生の時に不登校を経験しているので、継続登校がまだ完全に安定してはいないと思います。まだリハビリ期間中です。小学生の時に「朝から走っていられない」と陸上部をずっとさぼっていたので、中学で運動部は無理だろうと思っていました。でも、剣道部に入りたいと言い、やる気になって頑張っていました。これまで練習が辛いという言葉は一度も聞いていないです。私としては、1年間よくやっていたと思います」

顧問:「1年生の時も度々休んでいますよね。練習試合に当日お休みしたこともあったし(1回だけですが)突然穴を空けられると正直困ります。そんなんだったら試合に出せないと言ったこともありますし。でも、1年間頑張っていたと思われるということですから、最初からダメな子だったってことでしょうかね」

:「悪いことは悪いと叱ってほしいです。殴ったってかまわないです。でも、叱られ追い込まれ心が折れたまま。そこから浮上できないでいます。息子が「やらせてください」と言いに行くのは勇気がいったと思います。先生がお忙しい時に言いに行ってしまったようですが、先生がその時忙しいかどうかは、生徒にはわからないと思います。せめて「後で聞く」という言葉があれば救われたと思います」

顧問:「申し訳ないですけど、私はいろんな子と向き合っているわけですから、〇〇君だけ他の子と違う接し方などできません。要するに、私の指導方針が合わなかったということでよろしいんですね?」

「このまま話してもなんですから、ではもう辞めるということでいいんですね。では、やりたいことは「やるべきことを見つけること」でいいです。それでいいんじゃないの?と〇〇に伝えてください」

「辞めるのであれば、これから関係が変わることでよろしいですね。顧問として〇〇君と関わるというのではなく、ただ単に教科の先生という関係、例えば、提出物が出ていなければ「1」と付けてしまっていいってことですね」

私:「これまで、剣道部に関係ないワークなど勉強面のことまで面倒をみていただいたことは助かりました。そうでなければ、提出できなかったかもしれません。そのことはとても感謝しています」

顧問:「部活は課外活動ですから、そもそも宿題をやらず、提出物など出さないで、剣道部だけやるなんて考えられないんです。やることをやっての部活ですから。剣道ができる子はちゃんとやることもやっています。やらない子はやはり剣道もダメですね。では、辞めるということで本当にいいんですね?あとで、やっぱりやりたいと言い出すことはないですよね?申し訳ありませんが、最初にやるって言って辞めてしまうわけですから、それは認められません」

 

顧問は最初から最後まで、呆れて見下したような表情で私を見ていました。

こんな親だから・・・と思われていたのかもしれません。

けん太も常にこのような言われ方をしていたのだとこの時、理解しました。

 

面談が終わってからの帰り道・・・悔しくて悔しくて涙が出てきて仕方がなかったです。

 

 

いつもありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へにほんブログ
 
 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次に部活を辞めたK君

2011-07-25 00:54:14 | 部活
ケン太達3人はその後、お祭りに・・・

主人はお昼から仕事関係の方々とBBQでしたが、帰ってきてダウン。
熱中症になりかかったようで・・・身体に保冷剤を当てて寝ておりました。

そんな時電話が・・・

ケン太のあとに、もうひとり剣道部を辞めたK君のお母さん。
顧問とのバトルの様子を伝える電話でした。

K君、当初は、今日の段審査(初段の試験です)を受けてから、
退部する予定となっていました。顧問も了承済み。

しかし、それまで待てず、
「もう先生の顔もみたくない、声も聞きたくないから辞めます!」って
言ってしまったそうな。

それで、その日、さっそく顧問から呼び出しを受けたということ。

顧問の第一声「K君は嘘をついています。当初の理由と違いますね」

顔をみたくない・・・こそ本当の理由なのですが、そんなことを理由に
できないので、建前上の理由があったのです。

あまりにも、「どうして嘘ついたんですか?」「嘘をつくのはよくない」とか

嘘つき、嘘つき、嘘つきって何回も言われたので、腹がたってきて

「私はKの母親なんです。そうやって自分の子のことを、嘘つき、嘘つき
って何回も言われると気分よくないですね!」って。

そこからバトル開始。

今までの不満を全部、吐き出してきたそうだ。

K君が顧問へそう言ったことに関しては

「きっとそれがこの1年半の答え。本人がそう言ったのだからそうなのでしょう。
 私は日頃から、弱いものにぶつかっていくのは卑怯。ぶつかっているのなら
 強いものにぶつかっていけ!と言っている。だから、ぶつかっていったんだと思います」

「では、私は強いということですか?」

「何言ってるんですか!?あなたは先生でしょ!弱くてどうします?」

そんな感じでいろいろバトルしていたら、同席していた副顧問が、

「そんな言い方すると○○先生(顧問)は傷つくと思います」
「はぁ??あなたたちは大人でしょ!こっちは子どもが傷ついているんですよ!」

とまあ、こんな感じでかなり激怒したそうな。


K君が顧問に言ったことについて「よくぞ言った!」と褒めてあげたそうな。

「でも、いくら言いたいことを言ったって、相手は先生なんだ。
立場が平等ではないんだ。だから、言われたとおり、退部届は
出すんだぞ。ケジメだけはちゃんとつけろ。わかったか?」

って最後は締めたそうな。

単なるクレーマーのようにも受け取られがちだけど、いつも
1本筋がちゃんと通っているK君のお母さん。
先生にも言いたいこと言うけれど、自分の息子にも厳しくて、
ちゃんと言うべきことを言っている。

親子関係もとっても良好。

普段、怖いお母さんのようだけど、K君の話はよく聞いているし、
何かあったら自分の味方についてくれて、最後は自分を守ってくれると
K君は思っているはず。

子どもを愛していない母はいないと思うけど、
子どもはその愛をちゃんと感じているかどうかはわからない。

自分が愛しているから・・・ではなく、相手がどう感じるかなので・・・

私は、K君はお母さんの愛をヒシヒシと感じていると思うんだ。
なんだかそれをとっても感じる。

こんなことを言うのも、ケン太のためと疑わず、ケン太にいろいろなことをさせ、
できなかったことを非難していた時期があったから。

その時、ケン太は親の愛を感じていたのだろうか・・・

愛情を試すような行為がかなり続いたからね。
やはり不足を感じていたんじゃないかな。



部活やめてK君のお母さん、すっきりした!って言っていた。

私が言えなかった分まで顧問に言ってくれたことで、
なんだか、私まで、とってもすっきり!




ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックお願いします

    ↓
にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へにほんブログ村


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先生との再度の面談

2011-06-19 23:57:43 | 部活
ケン太、今朝早く、顧問の先生に会いに行きました。

顧問の先生は8時には外での練習試合があるので出発しなければならない。
それまでの30分話をしたいと、7時半に約束しました。

部活は辞める。
これをとにかく押しとおす。
認められなくても30分耐えればいい・・・と出て行きました。

しかし、8時半になっても帰ってきません。
学校までは5分。

主人が「そのまま家出なんていうことないよな?」

実は私も胸騒ぎ・・・過去に家出しているケン太。

でも、ほどなく帰ってきた。

気晴らししていたようで・・・
まっすぐ帰ってきたくなかったようだ。


ケン太の「辞めたい」はそれだけでは受け入れられませんでした。

剣道に代わってやるたいことを見つけ、それを頑張っている姿をみせてくれたら
認めてあげると。

ケン太は、「やりたいことは今、見つけられない」という。
今までもそれで悩んできた。

先生に返事できないままに、また学校に行けなく状態が繰り返されるのか?
部活ってそんなに簡単に辞められないものなのだろうか・・・


「ケン太は不登校の経験があり、どうしても耐える力が弱い。
どうにか乗り越えてほしいが、学校をお休みしてしまっている状態。
学校をお休みしてしまっては、乗り越える力さえ養うことさえできなくなる。
登校後、今はまだ完全に安定していない。経過観察中。
今は継続登校できることが一番の課題であり最優先すべきと考えている。
登校に支障がでるのなら、部活は諦めざるえない・・・」

おもわず私の想いを先生にメールしてしまった。
すると、すぐ呼び出しがかかる。
私も先生と話したかった。

すぐ学校へ・・・


最終的には「やるべきことを探すこと」がやりたい事でもいいとなり、
部活を辞めることができた。

でも、親子で見捨てられた・・・見離された・・・

そんなやりきれない思いで帰って来た。


「では、これからは顧問としてケン太と関わるというのではなく、
ただ単に教科の先生という関係、例えば、提出物がでていないから1と
付けてしまっていいってことですね」

そんな例えを出す必要があるかな・・・

「このまま部活を辞めてしまったら、勉強もやらないケン太くん、
提出物もださないケン太くん、それでとうとう剣道まで辞めてしまったんだ。
クラスの中でそういう風に思われてしまうんじゃないですかね~
それでケン太はいいんですか?」

少なくともケン太の友達はそう思わない。
顧問の先生はそう思っているんですね・・・

そして、今まで言いたかったことも思い切って伝えた。

悪いことを悪いと叱るのは結構。ありがたい。
しかし、徹底的に潰すだけで終わってしまうと浮上できない。
最後に少しでも救いの手を差し伸べていただければありがたかった。
(これは周りの方が皆言っていること)

すると・・・

「申し訳ないですけど、私はいろんな子と向き合っているわけですから、
ケン太だけ他の子と違う接し方などできません。要するに私の活動方針が
合わないということでよろしいんですね?」

私は活動方針のことなど言ってない。
それに、剣道部だけのことではない。
私の言い方がわるかったのか・・・

それでも先生には感謝する気持ちもあるので、最後にそれを伝えた。

「これまで、剣道部に関係ないワークなど勉強面のことまで面倒までみてもらい
本当に助かりました。それでなければ提出できなかったかもしれません。
そのことはとても感謝しています。」

「部活は課外活動ですから、そもそも宿題を出さず、提出物など出さないで、剣道だけ
やるなんてことは考えられないんです。やることをやっての部活ですから。
剣道ができる子は、ちゃんとやることもやっています。やらない子はやはり
剣道もダメですね」

やっぱりダメだしか・・・

そして最後に

「辞めるということで本当にいいんですね?あとで、やっぱりやりたいと
言いだすことはないですよね?申し訳ありませんが、最初にやるって言って
辞めてしまうわけですから、それは認められません」

念押ししなければいけないことなのかな?
いつでも戻っておいで・・・なんて期待していないけど・・・



家に帰ってくる途中。

「俺は見離された。嬉しいよ・・・」ってつぶやいたケン太の顔を思いだした。
笑っていたのだけど、どこか寂しい笑顔だった。

その時のケン太の気持ちがよくわかる。

なんだか、とってもかわいそうになり泣けてきた。


ケン太。

今までこんな感じで言われていたんだね。

最後はちゃんと自分でケリを付けようとした。
よく頑張ったと思う。

本当はお母さん、運動部は無理かもと思ったんだ。
継続登校だけでも大変だと思っていたから・・・

でも、ケン太が「剣道部に入りたい」って言ったときは嬉しかった。
一度も練習がキツイなんて言わなかったね。


1年間、お疲れさま。

お母さんはケン太の頑張り、認めてあげるからね。



ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックお願いします

    ↓
にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へにほんブログ村


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の学校面談

2011-06-18 22:07:44 | 部活
昨日、顧問の先生との面談に行ってきました。

先生の家庭訪問が終わり「これからいいですか?」と
お電話いただいたのが、なんと夜の8時半。

面談が終わって帰ってきたのが9時半。

すごいことがわかりました

ケン太、顧問の先生に部活を辞めると言っていませんでした
言おうと思った日に言えず、そのままズルズルと・・・

最近では、先生を避けるようにしていたとか。
逃げに走ってしまったのですね。

問題が解決していませんでした。

頭痛、行き渋り・・・これで納得です。
国語の授業にも出にくかったでしょうね。

顧問の先生は、「練習にでるな!これからどうするか考えろ」と言い、
その答えを待っている状態。

「それ相当の理由がなければやめさせない!」と言っております。

私が「ケン太が決めたのだから、ケン太の意向に添います」と言ったら
「ケン太は今、逃げているだけです。それで辞めさせていいんですか?」
と食らいついてくる。

「ケン太が部活をやめたらきっと、勉強するわけでもなく、
 土日も遅くまで寝てだらけた生活を送るだけになると思います。」

「逃げていたらいつまでも逃げ続けることになります。
 この先、社会で生きていけません。乗り越えてほしいです。
 今のままなら、きっとこのままきっと休みつづけるでしょうね。
 もう、これだけ休んでしまっているのだから、もう進路はないです

なかなかはっきり言ってくれます。

確かに言われたことは予想されることではあります。
でも、そう決まったわけではない。

ケン太のためを思って言っていだだいているのもわかります。
それはありがたいです。
こんな夜遅くに面談してくださるのですし・・・

でも、もっと違う言い方をしてくれたほうが嬉しいことは確か・・・

ケン太が何を言いたいのかが少しわかったような気がしました。
先生の言葉に救われる言葉が少ない。

悪いことは悪い!と言っていただくのはありがたい。
でも、そんな悪いことをしたら未来はないぞ!と決めつけられたら
前へ進もうとする気がおきなくなります。


先生が呼び出す形で、ケン太が明日、学校に行くことになりました。

ケン太はやめる覚悟を決めているようです。
どうやって顧問の先生に話をつけるかですね。

なかなか手ごわいと思いますが、まずは、ケン太に任せたいと思います。



ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックお願いします

    ↓
にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退部届け忘れたって?

2011-06-14 23:26:06 | 部活
今日はまったく普通に登校しました。

多分、行くのだろうと思いました。
今日は半日授業で、先生方の都合で全部活動中止です。
平日に、部活やっている友達と遊べる、またとないチャンスです。

そして、明日は県民の日でお休み。

今日、お休みしてしまったら明日も遊べません(ケン太がそう思う)

さっそく、帰ってきてすぐ、友達3人と電車に乗って近くの小都市に遊びに行きました。
やっぱりね・・・


学校に行けば元気なのに・・どうして朝になると行けない日があるのだろう。

これも今まで繰り返しているので・・・

今週、来週、要注意です。


一度、不登校で学校をお休みしてしまった子は休むことに抵抗がなくなっているのです。
もちろん、全ての子がそうなわけではありません。

あの時の辛い思いはしたくない・・・とバネになることもあるのですが、
ケン太の場合は、何かがあると、どうしても休むことを選択しがちなのですね。

ケン太がまた元に戻らないように・・・
自分の道を自分の力で歩いていけるように・・・

自立心が育つように、なるべく口出し手出しをしないよう見守っていきたいです。



ケン太に「退部届」を出したのか聞いたら・・・

「あ~そうだった~有頂天になっていて、すっかり忘れていたよ~」

はぁ~??大丈夫か~!?

それって演技じゃないよね?
本当は出せなかったのをごまかしていないよね?

お休みすると、そんなことまで勘繰ってしまうのよ。
どうか、お願いしますよ




ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックお願いします

    ↓
にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へにほんブログ村



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする