ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

大学に入らなかった未練

2016-08-31 23:33:26 | 思うこと
昨日の記事の補足ですが・・・

なんとなくあのままでは後味が悪いので、義兄のその後を書きますね。
一度、チラッとは書いていますけどね。

義兄は今は土建会社の代表になっています。

土建会社でアルバイトしていた時に、土建関係の資格をいろいろ取得したそうです。
それで自分で会社を立ち上げることに。

今では兄弟の中で一番、羽振りがいいです。
地域で一番いい仕事ができると自負しています。



今年、義姉からお中元のお礼の電話があった時の話ですが・・・

その少し前に、義母から、ケン太が大学には行かなかったという話を聞き、
義兄に伝えたところ

「聞き間違いじゃないか?今度、確認してみて」と言われたそうな。

義母が言ったとおりだと伝えましたけどね。


去年の春。
結婚式があり、義兄に会った時に

「東大、目指しているんでしょ?」と言われ、凄くびっくりしたことがあります。

東大目指すなんて、一言も言ったことないし、
その前に、目指したことすらないのに・・・(まったく無理!)

いったい、どこから出てきたんだか・・・


その下の義兄は元々、勉強があまり好きじゃなかったそうで、
大学ではなく専門学校に行きました。

ケン太の進路がどうだとか、とくに興味はないようで、
聞かれたことすらありません。

「ケン太君、元気にしてる?」くらいです。


一時期、ケン太が中学受験をするつもりだったことは、2人とも知っています。
大学に入るのは当然と思われていたとは思いますけどね。

でも、上の義兄だけが、大学の話題を絡めてくるのです。

これは大学に入らなかった未練の表れなんじゃないかと・・・・

その他の言動からもそれは感じ取れます。

優秀だっただけにね。
もしも、あの時・・・という思いがなかなか消えないのかもしれません。

でも、だからこそ、それがハングリー精神となり、
事業の成功を導いたんじゃないかとも思います。

何がいいかなんてわからない。

結果はオーライですよね?

義兄はどう思っているかわかりませんけどね


ケン太もそんな人生が待っているといいなと思います。

これまでのこと、後悔したって始まらないものね。
過去は変えられないから。

手に入れられない物なんて誰にもあるし、

最終的に「これでよかった」と思えればいいと思うよ!







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主人の優しい子育ての理由・・・

2016-08-30 23:23:18 | 思うこと
昨日、友達のことを書きましたが、
主人に対しても、なるほどな・・・と思う事があるのです。


ケン太は男なので、やはり子育てをする上で、
同じ男である、父親の対応というのが決め手になってくると思います。

母親は女というだけで、どうしても下に見られがち。
「叱り役」はやはり、父親がいれば父親が担うべきだと思います。

「叱り役」をお願いしたかったのですが、

「封建社会じゃあるまいし」
「友達親子でいいじゃない」

と、拒否されました。

(叱ることが封建的とは違うと思うけどね)


小さい頃から、主人はケン太にとても優しかったです。

私に話かけるのと、ケン太に話しかけるのと声のトーンが違いますから
ケン太に気に入られて、仲良くしたいというのが見え見えでした。

自分が子どもの上位に立つのではなく、同等である友達親子を目指していた。

そんな経緯がありつつも、

ケン太は主人には一目置いていると思います。
一家の主だと思っています。

私はケン太の上にいこうとしていましたが、同等でいいという主人の方が
立場が上でした。

やはりそれは「父親」だからだと思います。

私は、主人の立場を下げない努力をしていましたけどね

しかし、主人は自分が上であることに対し、
「俺が怖いのかな~」と心配するという・・・


なんで??
上に立ちたくない?

ある時、主人の話を聞いて、

なるほど・・・と思ったのです。



主人は男3人兄弟の末っ子です。

長男は兄弟の中で一番、頭がよかったそうです。
東大を目指せるのでは?と期待もされていたようです。

しかし、高校1年生の冬、突然、退学してしまう。

理由は「スキー板を買ってくれなかったから」

父親が「持っているのだからそれでいいだろ!」と突っぱねたそうです。

それで親に言わずに高校を辞めてしまった。

当初は長男の「我儘」だと思われていたようです。


しかし、後でわかったことには・・・

スキー教室を控え、
友達が有名ブランドのスキー板を持っていることを自慢し、
「何、持っている?」と聞いてきたので、自分も持っていると嘘をついてしまった。

それを父親に買ってもらおうとしたけど、買ってもらえなかった。
友達にバカにされると思い、学校へ行けなくなってしまった。

その友達から日頃、「いじめ」「からかい」のようなものを受けていたらしいです。

学校を辞めて、しばらく家に引きこもってしまったそうな。
1~2年くらいはいたんじゃないかと・・・

その後、パチプロになったり、
土建会社でアルバイトしたり・・・

かと思ったら、また家にいたり・・・

不安定な日々を送っていたそうです。

ある時、車を運転中、ガードレールに激突して
瀕死の重傷を負いました。

幸いにも命は助かりましたが、

義母も主人も、自ら命を絶とうとしたのではないか・・・と。

真相は定かではありませんが・・・



主人の中に義兄のこのことがあるのだと思います。

「ダメだ!」と突っぱねることが「怖い」のかも。

父親があの時、スキー板を欲しい理由を聞いていて、買っていたら・・・という思い。
大学に入り、違った人生を送っていたのではないか・・・という思い。

主人はケン太が欲しいと言ってきたら、理由を言わせて、
だいたいは買ってあげていますからね。


主人の子育ては、義兄の影響を大きく受けているように思います。




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育った環境が影響を及ぼす

2016-08-29 23:18:17 | 思うこと
私のことですが、

たまに、一緒に出掛ける友達がいるのですが、
約束の前日になると、いつも彼女の方から

「明日、大丈夫?」と聞いてきます。

大丈夫?って?・・・といつも思っていました。
用事ができて出かけられなくなったら、必ず、相手に連絡しますよね。

その時点で、その連絡がないのなら、大丈夫に決まっている。

普通なら、「明日、何時にする?」「どこにする?」でいいのに。
他の友達は、皆、そう聞いてきます。

たいしたことじゃないけど、
「大丈夫だよ」と返信するたびに、気になっていました。


それがある時、

なるほど・・・そういうことだったのか・・・

・・・と思う事がありました。


彼女が幼少期の話を打ち明けてくれたのです。
知り合ってから、何年も経ってからのことです。

彼女が母親から愛されていなかったこと。

彼女の母は人付き合いが嫌い。
友達はひとりもいない。
親戚とも一切、付き合わない。

子どもがかわいいと思えない。
公園など遊びに連れて行ったことがない。
(家にいてほしくないので)外で遊んで来いと言う。
友達を家に連れてくるなと言う。

お金がないわけじゃないのに、洋服なども買ってくれない。
文房具類も買ってくれない。
(いつも友達に借りなければならなかった)

気に入らないと折檻する。


母親が誰とも付き合わなかったので、
友達との付き合い方を知らなかったそうです。

幼稚園で始めて集団の中に入った時、
友達との距離感がわからず、トラブルばかり起こしていたそうです。

今は、気心の知れた友達ならいいのですが、
そうでもない友達には、すごく気を遣っているのがわかります。

コミュニケーションにどこか不安を抱えている。

それが、「明日、大丈夫?」に表れているんだと思います。


今、彼女は、自分の子どもが望むことは何でも叶えてあげたい。
欲しい物はなんでも買ってあげたいと言っています。
教育費にも糸目をつけません。

自分が育った環境が、自分の子育てに大きく影響するんですね。

自分が満たされなかったことを子どもには満たしてあげたいとかね。

私自身もそうですから。

でも、幸いに?子ども達はあまり物を欲しがらないタイプで、
「特にいらない」「あるものでいいわ」と言うみたいですけどね。
何でも買ってもらえると思うと、かえって欲がなくなるのかな?


彼女自身の生活も優雅に見えるため、
傍から見たら、なんの苦労も知らないセレブなお嬢様に見えます。

彼女を羨ましく思っている人は多いです。
たまに、やっかみ半分で物を言う人もいます。

それぞれいろんなことを抱えているのにね。
言えない過去を持っている人もいるんです。

目に見えるものだけで、決めつけちゃいけないなと思います。





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感動するけど、心が痛くなる

2016-08-28 22:42:09 | 私(みぃみ)
昨日は、不登校で繋がりのある仲間と会ってきました。

子どものことを何の躊躇もなく話できる仲間はやはりいいです。
私の居場所だなと思います。

人間、どこかに居場所は必要ですものね。

皆もいろいろある。
いろいろあって当たり前・・・

いつも、パワーを貰えます。

お酒も入り、調子にのって話し過ぎて、
帰ってきたらバタンキューでした


朝、起きて、テレビをつけたら24時間テレビをやっていました。

あ~昨日からだったね~
忘れていました。

と言っても、いつもそんなに見ている方じゃないんですけどね。
どちらかと言えば、見ていない方かも

でも、今日はなんだか見ちゃっています。
朝からずっとテレビ付けっ放しです。

ティッシュ片手に


午前中、さかな〇ンくんが出ていましたね。

子ども達への授業風景。
浜で地引網で引き上げた魚の説明をしたり、
水槽の前で話をしたり・・・

その時のさかな〇ンの言葉にちょっと感動しました。

自分は子どもの頃、魚に夢中で、いつも「変わり者」扱いされていた。
閉じこもってしまったこともある。

でも、いつも母親は応援してくれた。
いろんな魚のあるところに連れて行ってくれた。

勉強が全然、出来なくて、先生に勉強するように言われていた。
母親も言われた。

でも母親は先生に
「今、この子はさかなに夢中なので、それでいいんです」と言った。

エイやサメは小川では生きていけない。
メダカは大海原では生きていけない。

それぞれに適した場所があり、それぞれが、そこで一番強い。

個性は人生を切り開いていく力。


・・・そのようなお話でした。

母が勉強できないことを心配して「勉強しなさい」と言い続けていたら、
今の、さかな〇ンがいただろうか・・・

皆が皆、勉強ができなければいけないわけではない。
皆と同じである必要はない。

その子が何が出来るか・・・だものね。

さかな〇ンの才能を開花させたお母さん。
凄いなと思う。



あと、耳が聞こえない父と、目が見えない母の間の生まれた男の子。

まだ小さいのに、
父の耳となり、母の目となり、
お手伝いを何でも、率先してやってくれるのもそうだけど、
凄く優しくて・・・

世の中にこんな良い子がいたなんて信じられないくらい良い子で・・・


番組で内緒で親族を呼んで、サプライズで結婚式を挙げるんだけど、

男の子が神父さん役になり、誓いの言葉。
その男の子の手作りのベールをつけたお母さんに「お母さん、キレイだよ」って。

涙腺崩壊


でも一方で・・・

凄く感動するのに、
感動すればするほど、

私の心のどこかで

私自身の子育てやケン太の今の状況をふと思ってしまう。

何が違っちゃったんだろう・・・って思ってしまう自分がいる。
心がチクッと痛くなる。

そして、悲しくなったりする。

で、別の涙が出てきちゃったり・・・


何かが間違っていたことは間違いないと思うけど、
前に進まないといけないからね。

私は私。
ケン太はケン太。

そう思い直す。

最近は、そんな繰り返しかな




ドラマ「仰げば尊し」も見ました。

毎回、感動。

今日も泣けた~

このドラマは純粋に泣けるからいいです。

来週、最終回ですね





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適当にスルーできない・・・

2016-08-26 23:39:28 | 家庭生活
毎日、朝方まで誰かと話しをし、
朝ごはんを食べてから寝る生活になっているケン太です。

ワイドショーなどを一緒に観る時があるのですが、
まあ、黙っていられない人です。

いちいち批判する。
司会者やコメンテーターの発言に、ダメだしする。

今日も・・・
司会者が、ある映像を見て、「まるで〇〇みたいですね」と言っただけで、

「はぁ~??何、思考がダダ漏れな発言しちゃってんの?
そういうのよくないわ。ほんと、やめてほしいわ」

「だいたい、なんで〇〇があの席に座ってんの?ニュースに関係ない人じゃん。
誰も〇〇にコメント求めてないわ!はぁ~??って感じだわ」

横でうるさすぎ。
テレビを楽しく見れない。

疲れます


この口調、誰かに似ていると思ったら、主人です。
親子ですね

主人は、報道番組などで司会者が個人的な意見を言うのを嫌います。

「何もわかっていない視聴者が、司会者の意見に流される」
「事実だけを伝えればいいんだ!」と吠えてます。

その分野で専門でないコメンテーターが意見も言うのも同様です。

なので、新聞を読むだけ。
報道番組はみない。

テレビは好きでよく見てるけど、
腹が立たなくて気楽に楽しめる、お笑いとドラマのみ。
あ、あと競馬中継ね


ケン太は、トークバトル番組も苦手で、
言い争いが始まると、チャンネルを変えてしまう。

ドラマで「これ1点物ですよ」という店員さんの言葉で、商品を購入したお客さんが帰った後に
同じ商品を奥から出してきたら、テレビを消してしまったこともあるしね。

いじめや、人をだましたり、上から目線だったり・・・
そういうのがダメみたい。

意外にも純粋?
真面目というか、なんというか・・・

適当にスルーできればいいんだけどね。
スルーできないことが、生きにくさにもなっているかもね。


テレビと言えば、今日、高〇淳子さんの謝罪会見みました。

同じ母として、切なくて辛かったです。

これまで、一筋縄にいかない子育ての難しさを感じていた中で、
やっと子どもの仕事が波に乗って来て、ほっとしていただろうにね。

「どんなことがあってもお母さんだから」という言葉。

「こんなこと言って申し訳ありません」と謝りながら言わなければならないなんて・・・

本当に切ない。。。

人間は、失敗をするもので、失敗をしないとわからないことも多いけど、
こんな失敗は絶対にあってはならないです。

今回のことは、あまりにも酷くて罪が重い。
大きな代償となってしまいました。

でも、だからといって、
母に向けて、あの質問はどうなのか・・・というのもありました。

いくら息子が罪を犯したからといって、そこまで聞く?

それにも答えようとする母が痛々しくてならなかったです。






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