いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ケン太は小学校5年の9月に不登校になり、小6の4月に復学しています。
それが最初の不登校です。
ケン太は「不登校」という形で親へサインを送ってきました。
それが、今までの子育てを見直すきっかけとなりました。
当時のことを少し書いてみたいと思います。
++++++++++++++++++++++++++++++
小学3年生の夏から中学受験のための勉強を始めました。
まず塾の夏期講習を体験。
息子が続けたいというので、そのまま入塾しました。
塾の勉強は面白かったようです。
塾の環境の中で自然と息子も受験モードになってきました。
4年生になって積極的に学校訪問するようになるともうすっかり私立派。
「こんな学校に行きたい!」と。
親が子どもを受験させる気にさせるのは結構簡単なんです。
中学受験って洗脳の世界です。
洗脳されるのは子どもだけではありません。
ある塾の講師から、今の受験事情などの話を聞く機会があり、その日から
一気に受験モードに入ってしまいました。
最初に入った塾は、どちらかといえばのんびりムード。
半年後、さらに上を目指して転塾しました。
関東地区一番の実績を誇っていた塾です。
入塾してすぐ・・・「楽しすぎて困っちゃうよ~」
出だしはよかったです。
教材の量は半端じゃありません。
塾としてはトップレベルの子が満足できる質と量を用意する必要がありました。
すべての子にそれをこなすことは求められていません。
が、しかし、全部こなしていったのです。
トップに追いつくなら、やらなければならないと。
親の思いが影響したのか、塾での刺激なのか、息子も一番上のクラスを目指すと。
志しは高くもっていました。
受験勉強を子どもが自ら進んでやっていたのなら問題はありませんでした。
息子は、元々じっとしていられない子です。
とにかく、すぐ気が散る。集中できない。
教材をすべてこなすには膨大な時間が必要でした。
主人がスケジュールを管理し、私は、時間の管理をしていました。
馬の尻を叩くように、どんどん走らせました。
つまり、やらせていました。
成績は徐々に上っていきました。
目標に手が届きそうになると、さらに加速します。
もう少し、もう一歩。
子どもに疲れが出ているのはわかっていました。
でも、塾通いの子は皆そう。
結果が出れば、苦労は吹っ飛ぶ。
そう信じて走るよりしかたがない。
その時のことを振り返ると、胸が痛みます。。。
どんなに勉強が進まなくても、受験する気持ちだけは持っていました。
しかし、気持ちがあっても、なかなか思うようにはできません。
休日、出かける予定があると、「これやったら行こう」と声をかける。
1時間ぐらいで終わる予定が2時間たっても、3時間たっても・・・
結局、出かけられないで終わったことが何回もありました。
目の前にぶら提げられたにんじんに、ありつけない日々が続きました。
やってもやっても、終わりのない勉強。
確実に許容範囲を超えていました。
そして、ある日、息子は、家出したのです。
車で40分もするところまで、ひたすら歩いていました。
朝、家を出て、夕方、保護してくれた方から連絡が入りました。
さらに先へ歩こうとしていたようです。
その日は帰るつもりはなかったと言いました。
「宿題をするのが嫌になった」
次の日に、塾をやめました。
小学校4年生の6月でした。
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ケン太は小学校5年の9月に不登校になり、小6の4月に復学しています。
それが最初の不登校です。
ケン太は「不登校」という形で親へサインを送ってきました。
それが、今までの子育てを見直すきっかけとなりました。
当時のことを少し書いてみたいと思います。
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小学3年生の夏から中学受験のための勉強を始めました。
まず塾の夏期講習を体験。
息子が続けたいというので、そのまま入塾しました。
塾の勉強は面白かったようです。
塾の環境の中で自然と息子も受験モードになってきました。
4年生になって積極的に学校訪問するようになるともうすっかり私立派。
「こんな学校に行きたい!」と。
親が子どもを受験させる気にさせるのは結構簡単なんです。
中学受験って洗脳の世界です。
洗脳されるのは子どもだけではありません。
ある塾の講師から、今の受験事情などの話を聞く機会があり、その日から
一気に受験モードに入ってしまいました。
最初に入った塾は、どちらかといえばのんびりムード。
半年後、さらに上を目指して転塾しました。
関東地区一番の実績を誇っていた塾です。
入塾してすぐ・・・「楽しすぎて困っちゃうよ~」
出だしはよかったです。
教材の量は半端じゃありません。
塾としてはトップレベルの子が満足できる質と量を用意する必要がありました。
すべての子にそれをこなすことは求められていません。
が、しかし、全部こなしていったのです。
トップに追いつくなら、やらなければならないと。
親の思いが影響したのか、塾での刺激なのか、息子も一番上のクラスを目指すと。
志しは高くもっていました。
受験勉強を子どもが自ら進んでやっていたのなら問題はありませんでした。
息子は、元々じっとしていられない子です。
とにかく、すぐ気が散る。集中できない。
教材をすべてこなすには膨大な時間が必要でした。
主人がスケジュールを管理し、私は、時間の管理をしていました。
馬の尻を叩くように、どんどん走らせました。
つまり、やらせていました。
成績は徐々に上っていきました。
目標に手が届きそうになると、さらに加速します。
もう少し、もう一歩。
子どもに疲れが出ているのはわかっていました。
でも、塾通いの子は皆そう。
結果が出れば、苦労は吹っ飛ぶ。
そう信じて走るよりしかたがない。
その時のことを振り返ると、胸が痛みます。。。
どんなに勉強が進まなくても、受験する気持ちだけは持っていました。
しかし、気持ちがあっても、なかなか思うようにはできません。
休日、出かける予定があると、「これやったら行こう」と声をかける。
1時間ぐらいで終わる予定が2時間たっても、3時間たっても・・・
結局、出かけられないで終わったことが何回もありました。
目の前にぶら提げられたにんじんに、ありつけない日々が続きました。
やってもやっても、終わりのない勉強。
確実に許容範囲を超えていました。
そして、ある日、息子は、家出したのです。
車で40分もするところまで、ひたすら歩いていました。
朝、家を出て、夕方、保護してくれた方から連絡が入りました。
さらに先へ歩こうとしていたようです。
その日は帰るつもりはなかったと言いました。
「宿題をするのが嫌になった」
次の日に、塾をやめました。
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