ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

最初の不登校 1 ~きっかけは中学受験~

2012-10-31 15:59:29 | 不登校のこと
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

ケン太は小学校5年の9月に不登校になり、小6の4月に復学しています。
それが最初の不登校です。

ケン太は「不登校」という形で親へサインを送ってきました。
それが、今までの子育てを見直すきっかけとなりました。

当時のことを少し書いてみたいと思います。



++++++++++++++++++++++++++++++


小学3年生の夏から中学受験のための勉強を始めました。

まず塾の夏期講習を体験。
息子が続けたいというので、そのまま入塾しました。

塾の勉強は面白かったようです。
塾の環境の中で自然と息子も受験モードになってきました。

4年生になって積極的に学校訪問するようになるともうすっかり私立派。

「こんな学校に行きたい!」と。

親が子どもを受験させる気にさせるのは結構簡単なんです。
中学受験って洗脳の世界です。

洗脳されるのは子どもだけではありません。

ある塾の講師から、今の受験事情などの話を聞く機会があり、その日から
一気に受験モードに入ってしまいました。

最初に入った塾は、どちらかといえばのんびりムード。

半年後、さらに上を目指して転塾しました。
関東地区一番の実績を誇っていた塾です。

入塾してすぐ・・・「楽しすぎて困っちゃうよ~」

出だしはよかったです。

教材の量は半端じゃありません。
塾としてはトップレベルの子が満足できる質と量を用意する必要がありました。
すべての子にそれをこなすことは求められていません。

が、しかし、全部こなしていったのです。

トップに追いつくなら、やらなければならないと。

親の思いが影響したのか、塾での刺激なのか、息子も一番上のクラスを目指すと。
志しは高くもっていました。


受験勉強を子どもが自ら進んでやっていたのなら問題はありませんでした。

息子は、元々じっとしていられない子です。
とにかく、すぐ気が散る。集中できない。
教材をすべてこなすには膨大な時間が必要でした。

主人がスケジュールを管理し、私は、時間の管理をしていました。
馬の尻を叩くように、どんどん走らせました。


つまり、やらせていました。


成績は徐々に上っていきました。
目標に手が届きそうになると、さらに加速します。
もう少し、もう一歩。

子どもに疲れが出ているのはわかっていました。
でも、塾通いの子は皆そう。
結果が出れば、苦労は吹っ飛ぶ。

そう信じて走るよりしかたがない。

その時のことを振り返ると、胸が痛みます。。。


どんなに勉強が進まなくても、受験する気持ちだけは持っていました。
しかし、気持ちがあっても、なかなか思うようにはできません。

休日、出かける予定があると、「これやったら行こう」と声をかける。
1時間ぐらいで終わる予定が2時間たっても、3時間たっても・・・
結局、出かけられないで終わったことが何回もありました。

目の前にぶら提げられたにんじんに、ありつけない日々が続きました。

やってもやっても、終わりのない勉強。
確実に許容範囲を超えていました。


そして、ある日、息子は、家出したのです。


車で40分もするところまで、ひたすら歩いていました。
朝、家を出て、夕方、保護してくれた方から連絡が入りました。
さらに先へ歩こうとしていたようです。
その日は帰るつもりはなかったと言いました。


「宿題をするのが嫌になった」


次の日に、塾をやめました。


小学校4年生の6月でした。




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よく寝る・・・

2012-10-31 15:42:13 | 家庭生活
また寝てるし・・・


それ、私の布団だって

またライオンくん、ケン太の頭につぶされている




7時に・・・

「お腹すいた。朝ご飯ちょうだい」ってやってきて、

食べ終わったら、なぜかここに・・・



夜中3時から7時まで、4時間は寝ていたらしいけど、
それからさらに8時間経過。

よく寝るもんだ。

よく寝て、風邪を治しておくれ





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面倒くさがりが風邪をひくと・・・

2012-10-30 23:20:04 | 家庭生活
ケン太の風邪が悪化。
咳も出てきたようです。

市販の風邪薬を飲んでいたけれど、
風邪の威力に追いつかず

病院へ行った方がよさそうだけど、ケン太は行きたがらない。
元から病院きらいだけど、今は人目も気になる。
誰かにばったり・・・が嫌なようで、

学校に行ってないと、こういうことも起きてきます。
困りましたね~

ま、土曜日まで待つしかないかな


ケン太が風邪をひくと、必ず私もうつされる。
同じく鼻風邪。咳がでそう。
運命共同体?


私は明日、病院へ行ってきます




以前、副鼻腔炎をやっているくらいなので、すぐ鼻風邪をひくケン太。

自分の部屋に45リットルのビニール袋用意して
そこに使用済みのティッシュといいたいところだけど、
何故かトイレットペーパーで鼻をかんで入れている。

下までティッシュをとりにいくのが面倒なので、
ケン太の部屋の隣のトイレから拝借ということらしい

本人がそれでいいならいいけどね。
人の鼻だし



リビングのティシュボックス。
さっき、気がついたらこんなことに・・・




「すぐ無くなっちゃうから」だって。

面倒くさがりもここまで来たか~




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「その時間に帰ってこれるとは限らないから」

2012-10-29 12:10:24 | 家庭生活
ケン太の早寝、早起きはとっくに終了していて、
英語の勉強も結局、やっていないみたいです。

はい。この話は終了!


昨日、1週間ぶりでK君が来てくれました。
(くれました・・・って言い方もなんだけど、あくまでも私の気持ち的表現ね

「K君、来たよ!」の声で飛び起きたケン太

30分もしないうちに近くのカード屋さんに行き、そこでT君にも会ったようで
何時間も帰ってこなかったよ。

帰ってきてしばらく家で遊んでいたと思ったら、
また5時近くに「○○(街)に行ってくるから~」と。
「今から?何時に帰ってくんの?」
「う~ん。わかんない。何時って言っても、その時間に帰ってこれるとは限らないから」

先週、時間言ってオーバーしたから、そうきたか。
時間を言わないのもなんだけど、言いかえれば、
言った時間は守らなきゃって思っていることでもあるのよね。

「あまり遅くならないようにね」と出しました。


そのうち雨が本降りに・・・

9時ちょっと前くらいに
ケン太、ずぶ濡れで帰ってきました

手にはコンビニで買ったおでんの空カップ。

今日、何も食べていなかったので空腹に耐えきれず、
駅のコンビニで買って食べながら帰ってきたのだとか

「あ、そう。今日おでんだよ」

「え~そういうことあるんだね~そういえば、カレーの時、たまにパピィが
昼もカレーだったって言う時あったね」

「俺、おでん、何買ったと思う?」
「みぃみなら何買う?」

はい。また会話が続くのでした・・・

ちなみに我が家のおでん。
今回、たまねぎを丸ごと入れてみました。
なかなか(まあまあ?)美味しかったです。
北海道生まれの母のおでんには必ずじゃがいもが丸ごと入っていました。
これ、かなり美味しいです

ケン太が好きなのは大根、玉子、餃子まき。
私が好きなのは、ちくわぶとはんぺん、餅入り巾着。

ちくわぶは関東ではポピュラーだけど、
札幌に住んでいた時、周りの方、誰も知らなくてびっくり。
ご当地のネタっていろいろあるんですね。


話がそれました



ケン太、カード屋さんで今までよりも高額で買い取ってくれるようになったのを知って

「明日の午前中、カード売りに行くわ」と寝る前に言ってました。

(ちなみに今日は合唱祭の代休日)

午前中終わりました。
ケン太、まだ寝ています。

チン



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学校説明会の反応は?

2012-10-28 15:23:06 | 進路
昨日行った学校説明会。

北海道のH学園。
関東での説明会です。

いろいろな問題を抱えている子を受け入れている高校。
不登校あり、保護観察下にあるやんちゃ組あり。
年齢もさまざま。
9割以上が下宿生活です。

偏差値などで輪切りされていないいろんなタイプがいる集団の中でこそ
本当の社会性が身につけられるそうです。

普通ならまったく混じり合うことのない子たちが触れ合うことで
外見で判断しなくなる→理解しあうようになる→自分を変えてみようとする。
いろんな変化が出てくるそうです。
小さなグループの中に収まることもないそうです。

本当にいろんなことが起きるそうですが、
自分たちで規律をつくるしかないと、生徒同士で話合うようにもなるそうです。

普通、ドラマの中でしか起きないような出来事に、
自分に火の粉が飛び散らなければいいと傍観している生徒も、
最後には何があっても驚かなくなるとか(笑)

1年の時は問題も多くおきてなかなかまとまらないのだけど、
3年生になると皆落ち着いてくるそうです。
修学旅行の時、バスガイドさんに「見た目は凄いけど(笑)こんなに
皆、一生懸命、集会をやっている学校はそうはない」とお褒めの言葉があったそうで・・・

ABCもまともに書けない子もいますが、赤点になれば補習。
赤点で進級できない子はひとりもいないそうです。
大学進学を目指す子には受験対策もしてくれるようで、6割が大学進学しているそうです。


この学校は先生の評判がとてもいいところ。
いろんな生徒が「先生は本物」と言っています。

先生が生徒をどんな状態でも受け入れてあげる。
それを感じるから信頼関係も生まれて、生徒も最後には落ち着いてくる。
やはり子どもは大人の接し方で変われるんだなと感じました。

個別相談もさせていただきました。

不登校のきっかけの部活の顧問の話には、
「突き放すのもいいけれど、突き放すなら、その後のフォローをいくつか考えて
突き放さなければならない。何も考えていないなら、突き放すべきではない」とバッサリ。

この先生だったら・・・と思わず・・・
生徒に信頼されるのが分かる気がしました。

会場には、その学校を卒業した生徒の保護者がたくさんいらしていました。
講演会の後の個別相談の前後に話しかけてくださり、3名の方にお話聞けました。

子どもが学校の中で成長していく様子を時折涙ぐんで話されている姿に私ももらい泣き。
お子さんも卒業しても、文化祭や後輩の卒業式とか、何回も学校に行っているのだとか・・・
(飛行機に乗ってですよ~)
生徒にも保護者にも愛されている学校なんですね。
それがよく伝わってきました。



そのようなことを、帰ってきてからケン太に話しました。

ケン太「凄くいい学校じゃん!」と。

最近、早く一人暮らしをしたいと言っているケン太ですが、
「俺の一人暮らしの夢に近付ける」と。(←そっちか?

「料理は下宿のおばちゃんに頼んで台所貸してもらおうかな」とか。
(↑ あくまでもそっち?


学校からは「いつでも案内しますから個別に見学に来てください」と言われたのだけど、

ケン太、それには「・・・・」

「個別」のハードル高いんだよな~





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