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ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

カフェの友達にお世話になったけん太

2025-04-12 15:08:30 | 不登校のこと

一昨日、2回目のお仕事でした。

 

初めての電話の注文の相手が、とっても耳の遠いおばあちゃんで、来店時間や連絡先を聞き出せず、電話を切られてしまい

「最初の電話が、○○さんだなんて、災難だったねぇ~」と笑われたり(常連さんでよかった

「ウーバーです!」と、配達の受け取りに来たのに、「うばさんですか?」と個人の方と勘違いしてしまったり

コーヒーを違うテーブルに持っていってしまったり、玉子を40個割って、手で溶いたり(ここでも腕の筋トレができる・笑)

 

いろんなことがあって新鮮です(笑)

 

今回の仕事を紹介してくれた友達は、幼稚園時代からのママ友なんです。

女の子のお母さんなので、子ども同士の繋がりはなかったのですが、

ママ友同士のお茶などで、一緒になることもある間柄でした。

 

けん太が中学2年から卒業まで、不登校だったため、私も学校に出向くことなく、ママ友とも疎遠になっていたのですが、

高校の入学式の日、突然、その友達からLINEが入ったんです。

 

「けん太君、今日、入学式だよね。おめでとう~」

なんで知っているんだい?って思ったら

「私、4月から、○○(高校名)で働くことになりました。びっくりさせようと思って、今日まで内緒にしていました(笑)よろしくね」みたいな?

 

いや、ほんとビックリしましたよ~

友達は学校の先生でしたが、親の出番が多い幼稚園だったため(そんな時代)

おばあちゃんでなく、皆のように、ママに来てほしいという娘ちゃんの思いに応えて、先生を辞めてしまったんです。

 

会場に着くと、受付に友達がいて、「写真撮ってあげるよ~そこに並んで~」と、けん太とのツーショット写真を撮ってくれました。

その前に、けん太の写真を撮ろうと思ったら、拒否されたので、写真は諦めていたんです。

でも、ママ友の言葉を拒否する勇気はなかったようで、仕方なく、されるがまま?(笑)

友達のおかげで、記念の写真を残こすことができました

(不登校の時とか?写真、拒否しますよねぇ~その時の自分を画像に残したくないのかもしれませんね)

 

そして、けん太が行き渋るようになり、申し込んでいた資格試験も受けないかもなと思っていた時に、

友達から電話をもらい「明日の放課後に試験対策やるから、それに出ればまず大丈夫だから。けん太君に伝えておいて」と。

けん太はその話に表情が少し明るくなり、翌日、登校することができて、試験にも合格することができました。

 

電話を貰えなかったら、多分、授業に出ていないから無理と諦めてしまっていたと思います。

友達には感謝です

 

友達の娘ちゃんは、不登校とは無縁で、順調に社会人となり、都心の企業で働いていたのですが、

(理由は聞いていませんが)働けなくなってしまい退職。

ダメージが大きかったようで、しばらく転職もできなかったんです。

元々が、頑張り屋さんなので、頑張り過ぎちゃったのかもしれませんね。

少し落ち着いた頃、カフェで働き始め、1年くらい経ってから、再度、都心の企業で働き始めました。

 

カフェで働いている時間は、再スタートするために、必要な時間だったんだと思います。

 

どんな子でも、いろんなことが起こりますよね。

 

でも、一度、止まってしまったとしても、またスタートできればいいのだし、

今度は止まらないように、自分で調整できるようになったり、

止まっても、動き出せたことが、自信に繋がったり、いい経験値になるんだと思います。

 

どんなことも、無意味なことなんてないなぁ~って思います!

 

けん太はその後、危なげなく出勤しています。

たまの休みがあっても、止まらなければよし。

(休みが多いと、そういう基準になるのが、なんとも・・・

 

 

朝、晩は涼しかったりしますが、春めいてきましたね。

今日は、お天気で気持ちのよい青空です。

 

クリスマスローズも少し緑がかってきました。
そろそろ花も終わりかな?


葉牡丹は、グングン伸びてきました。
 


左側が、去年、大葉を植えていた鉢。
種が落ちて、発芽してくるのを待っていました。多すぎ
 
 

オオムラサキツツジの挿し木・・・新しい葉が芽吹いてきました。
 


オオデマリ
 


ブルーベリーの花


姫りんごの花

けん太のボタン
 

オブツーサちゃん
順調に育っております
 

 

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学校に行きづらいと感じたきっかけ、先生が1位とは・・・

2025-03-29 23:55:47 | 不登校のこと

10月スタートのドラマも、ほぼ(全部?)終了しましたね。

 

話題のドラマも観ていましたけど、

私は、クスクス笑えて常に楽しかった「問題物件」と

ヒコロヒーさん脚本の、会話のセンスが抜群だった「トーキョーカモフラージュアワー」が好きでしたね。(特に曽根ちゃん)

 

城田さんが好きなので「いきなり婚」も観ていましたが、

なぜかその前のトーク番組「上田と女がDEEPに吠える夜」と繋がっていて、セットじゃないと録画されないという

 

最初は、「なにこの縛り」と、即、早送りしていましたが、

最近では、トーク番組も楽しんで観てしまっていたという(笑)

 

前回のテーマが「過去最多 増え続ける不登校について語る夜」でした。

自身に不登校経験があったり、自分のお子さんが不登校になったことのある、タレントさん達が出演し、ご自分の経験談を話されていました。

 

小学生で、学校に行きづらいと感じた最初のきっかけ、その1位が「先生のこと」だったそうです。

これは令和2年の文科省の実態調査です。

 

私が少し前に読んだ記事ですが、熊本県教育委員会が中学生の休みがちになったきっかけは、

1位は、「体がきつい」、2位が「先生のこと」、3位が「いやがらせ・いじめ」

先生がきっかけが、2位に入っていたことで、学校側が相当ショックを受けたという記事でした。

 

地域や学齢によって、差はあると思いますが、「先生」のことが上位なのは間違いないようです。

番組でも、先生の対応を問題視したりモヤモヤした感情を抱いた発言がありました。

 

あのちゃんは、高校生の時、体育会系の先生に皆の前で呼び出され、「髪の毛染めているだろ」と言われ、染めてないから「染めてないんです」と言うと、「その態度はなんだ!」となり、それで、それで、皆が「うわぁ。なんだあいつ」と、いじめてもいいという認識にされたと。

もがちゃんは(最上さん)は、担任が、THE体育会の先生で、怒鳴ってシーンとさせて従わせる。そうやって支配する感じの先生。相性が悪すぎた。

もうひとり(名前が)は、保健室にいた時、担任が、陰口を言っていた子達を連れて来て、「仲直り」の場を作ってくれたが、こちらにしたら「迷惑」でしかない。その子たちは、先生の前だから、「どうしたの?」「大丈夫?」「元気だして!」と言うしかない。茶番でしかなかった。

もうひとり、娘さんが、つけ回されたり、蹴られたりのいじめを受けて、学校に行けなくなり、校長先生に「いじめられている子を別の教室にすることできませんか?その子がいなければ、娘は学校に行ける」と話すと、「いじめている子もいじめられている子も両方同じ大事な生徒。いじめている子は学校に行きたくないとは言っていない。別室で授業を受けてくださいとは言えない。学校に来られないというのなら、先生としてそれを尊重します」と言われ、仕方なく不登校を選んだ。

 

先生のことが直接のきっかけになったわけではなくても、やはり、いろいろありますね。

よかれと思っての先生の対応が、当事者にとってはモヤモヤするものだったりもあるだろうし。

いろんなタイプの子がいるので、先生も対応が難しいだろうなと思う部分はあります。

親だって、自分の子の考えていることがわからなくて、翻弄されるのにね

 

不登校中、親はどんな対応だったのか・・・そんな話もありました。

長くなるので、次回にしますね。

 

 

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「操作」「支配」に気づかない(;_:)

2024-10-22 23:56:22 | 不登校のこと
札幌の義母から、いつもこの時期に送ってくれるものが届きました~
 





玉ねぎとかぼちゃ(くりゆたか)です。
かぼちゃの方は全部で6個入っていました。写真撮り忘れです
 
「ご近所さんにおすそ分けしてあげて~」との義母の心遣いなので、いつも仲良くしてくれているママ友などへ、おすそ分けに回りました。
 
ひとりだけ、おすそ分けする時でしか、ほぼ喋る機会がない人がいます。
お中元のおすそ分けをいただくので、そのお返しにね。
 
もうね。久しぶりに話するもんで、なんだかんだと1時間近く喋ってしまいました
 
彼女は、私より一回り下なんですが、すでに、おばあちゃん。2歳くらいのお孫ちゃんがいます。
その家の前の通りのお宅で、次々とお孫ちゃんが誕生していて、4人くらいいるとか?ほぼほぼ同じ年。
 
「今、この通り、おばストリートなの~」と。
おばあちゃんが続々と誕生しているようです
 
そんな話をしていたら、2件先の家に車が停まり、そこの娘ちゃんがお孫ちゃんを連れて遊びに来ました。
 
その娘ちゃんのことはよく知っています。
確かけん太より2歳くらい年上だったと思います。
なんと、不登校お仲間で、同じ通信に通っていました。
 
結婚したことも知らなかったし、お孫ちゃんも誕生していたことも、その時に知りました
通信を卒業して、大学に行ったことまでは聞いていたけど、その後のことは全く知らなかったので。
結婚して、お子さんも生まれていたんですね~よかったです
 
 
その娘ちゃんが不登校になった経緯をお話すると・・・
 
娘ちゃんには、お姉ちゃんもいて、二人姉妹。
お父様が教育に熱心で、全て、娘ちゃんのために敷いたレールを歩かせていました。
 
お姉ちゃんは素直で、なんの反発もなく、親の思いのように動いてくれていたようです。
6年生の時から塾に通っていましたが、塾に行く事も、どの塾かも親が決めました。(これはよくある話かもしれませんが)
中学校に入って、娘ちゃんは運動部に入りたかったようですが、足が太くなるとかで?文化部に入りなさいと言ったようです。
娘ちゃんは、それで、文化部に入ったと聞きました。
 
お姉ちゃんの成功例もあり?妹ちゃんも、同じ方針でレールに乗せようとしたようです。
 
でも、妹ちゃんは違いました。
元から育てにくくて、難しい子だったようです。
 
お姉ちゃんが小6から通った塾ですが、とてもよかったとかで、妹ちゃんは5年生から通うことになりました。
ただ、妹ちゃんは、塾に行くのはあまり乗り気ではなく、でも、嫌と言えず、そのうち体調不良を訴えるようになり、不登校に。
ただ、完全不登校ではなく、たまに行けたりもしていたようで、受験はできたようです。
 
普通高校に入りましたが、そこでも不登校。
そして、通信に転入したようです。
 
残念に思ったのは、そのような状況になっても、お父様は、ご自分の「操作」「支配」に気づかれていなかったこと。
あくまでも、親として「当然」と思われていたこと。
 
お母さまも、いつもお父様を立て、意見などは一切しない。全て、お父様の方針に従うというスタンス。
そもそも、お父様の方針に疑問はないようでした。
 
ご夫婦が同じ方向をみて、心をひとつにして・・・それ自体はとてもいいと思うんですけどね。
「型」にはめようとすることに、問題意識がないことがとても残念でした。
 
こどもはそれぞれなのにね。
不登校になるということは、何かが起きているのにね。
 
 
お姉ちゃんは、高校入学前に、事故で亡くなってしまったんです。
お父様は、ショックで、働けなくなり、自宅に引きこもり、会社を辞めてしまったそうです。
 
確かにお辛いとは思いますが・・・会社を辞めてしまう程とは
 
子どもの人生も、親の人生であるかのような?「共依存」状態だったのだと思います。
 
やはり、親は親の人生を生きてほしい。
子どもが、そのように生きたいなって思えるような人生を。
 
子どもに親の人生も背負わされてしまっては、荷が重すぎます。
そんなに潰れてしまっては、残された妹ちゃんが元気になれないです。
 
その後、お父様は復活されたようですので、よかったですが。
 
妹ちゃんがお孫ちゃんを連れて、遊びに来た時に出迎えられたお父様の姿を久々に拝見しました。
お元気そうでなによりでした。
 
そのお孫ちゃん、2歳になっているかどうかの、かわいらしい女の子で、ママにピタッとくっついていたんです。
 
「かわいい~ママが大好きなんだねぇ~」って私が言うと、
友達が「ママの側にいないと不安みたいなんだよね。いつも、くっついてる」と。
 
そうなんだね?
そういえば、お母さん(妹ちゃん)も、そんなタイプだったかも?
 
子育てに、不安はつきものだけど、不安が的中するわけでもないので。
まずは、子どもとの時間を大切に、子育てを楽しんでほしいです
 
 
 
 
 
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「木曜日」スタートだった復学日

2024-04-15 23:35:05 | 不登校のこと

今日は、夏日となり、とても暖かで気持ちのよい一日でした。

 

この時期は、朝と昼の気温差があり、自律神経が乱れがち。

倦怠感、頭痛、めまい、不眠など様々な心身の不調がでてくる時期ですので、どうか、お気を付けください。

 

休み、遅刻が多い、鬼門の月曜日 (けん太の場合はこの時期に関係なく1年中だけどね・笑)

なんとか無事、けん太は出勤しました。

 

けん太は6年生の4月に復学をしたのですが、始業式の日ではなかったんです。

始業式後の、木曜日でした。

 

その日を「登校日」と決め、その日に登校できるよう、準備を進めていました。

担任の先生に訪問をしていただいたり、まずは、前日の放課後にケン太が学校に行き、

なるべく登校へのハードルを低くして、当日を迎えられるようにしました。

 

学年が変わっているので、教室の場所、下駄箱、自分の席など、変わっていますからね。

それを自分の目で確認しておくだけでも、かなりの安心材料になると思います。

 

尚かつ、担任に、けん太がその日に学校に行くとクラスの皆に伝えておいてもらいました。

後には引けない状況。

でも、最初の1っ歩を踏み出しやすい状況にもなったと思います。

 

その日を「木曜日」にしたのも「意味」があります。

 

超緊張で登校する「木曜日」

なんとか、その波に乗ってさらにもう1日頑張って登校する「金曜日」

二日間、登校できて、少し慣れると、緊張がほどけて疲れも出てくる。

 

そこで、土日休んで、心身の疲れをとって、翌週に備える。

 

登校が少しでもいい形で安定できるようにと願う「木曜日」

 

当日、けん太は、もう覚悟を決めていて、少し緊張気味な面持ちではありましたが、わりと冷静に出て行きました。

そして、弾むように帰ってきて「外に出れて嬉しい!」と、ランドセルを玄関に放り投げて、遊びに出かけたけん太。

その光景は今でも覚えています。

 

学校に行きたかったんだなぁ~

きっかけを待っていたんだ。

行けて本当によかった!と思いました。

 

土日の休み明けも問題なく出て行きました。

帰ってきて、友達と遊ぶ毎日・・・

これで軌道にのった・・・と思いました。

 

が、しかし・・・

 

ちょうど、1週間目くらいに、起きてこなかったのです

「今日、休んでいい?」と。

 

やはり、ずっと家にいる生活を送っていたので、休みを挟んだとはいえ、1週間の学校生活と、友達との遊び。

頑張りすぎて?疲れが出たようでした。

 

でも、この時は背中を押して行かせました。

 

一日休んで翌日、元気に行けるかもしれませんが、

せっかくの流れが止まってしまうリスクもあります。

 

けん太は、その日、これまでと同じように、元気に帰ってきて、また遊びに出かけました。

そして、その後も問題なく行けました。

 

けん太も「疲れていたけど大丈夫だった」という経験を積むことができたのではないかと思います。

 

単なる一瞬の気のゆるみ?だとしたら、簡単に「休む」ことを選んでほしくないしね。

 

 

入学式が多い「8日」は、今年、月曜日ですね。

新しい環境がスタートし、その後、休みなく1週間びっちり登校です。

今年は大変そうですね

 

カレンダーをみて、そういえばけん太は「木曜日」スタートだったなと思い出しました。

「月曜日」だったらどうだったんだろう・・・とも。

 

皆さんのお子さんが、軌道に乗れていますように・・・

 

 

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園に戻ることができたこと。微熱が下がったこと。それを経験して・・・

2020-07-09 23:34:51 | 不登校のこと
昨日の夜、ケン太が持ち帰ったもの。





UFOキャッチャーでゲットしたのだとか。
20cmくらい?まあまあな大きさです。
1,000円投資らしいです。

どうでもいいけど、ピアノの上に飾ってあります


ケン太の幼稚園時代に微熱が続いていたという話。
思い出しましたので、少し書きますね。

確か、インフルだったと思いますが(定かでない
出席停止期間が開けて、登園したわけですが、
次の日、微熱が出て休み、下がって行ったと思ったら、また休み、
まだ体調が万全ではないのかなと心配していたのです。

その時に、担任の先生の言葉です。
正確には・・・・

「精神的なものでいくらでも熱は上がりますからね。37.5℃くらいまでなら来させてください。」だったかな。

ケン太は初登園の日、園舎の入り口で親から剥がされる時に大泣きでした。
教室に入ってもずっと泣き声が聞こえてきて、ママ友に笑われたくらいです
その後、毎朝、大泣き
「お母さん、こっちを振り向かないで行っちゃってください!」と毎度、言われ、
毎朝、ケン太の泣き声を背に、小走りに園から去っていきました。

ここで、泣いている子がかわいそうなどと思いが残ってしまうと、
子どもはそれを察して、甘えが出て、余計に離れられなくなってしまう。
ずっと離れなかったり、教室まで付いて行ったりすると、
他の子に「いいな」と甘えが伝染してしまう可能性もあり、それを避けたかったのもあると思います。
心を鬼にして、子どもの自立のためにそういった対応をとる必要があったということですね。

インフルで数日間休んで、園に行って、
遊びが変わってきている。友達との距離感?自分の立ち位置?
数日間で変化していることを感じ取ってしまったようです。
繊細さが出てしまいましたね。

先生もそれを感じ取っていらっしゃったのでしょうね。
だから、メンタルって決めてましたもん(笑)

2、3日休んでしまったタイミングで、
担任の先生が夕方訪問してくださり
「明日から来てくれるかな?」と先生と指切りげんまんして、
翌日から、問題なく行けるようになったのです。
微熱も出やしません(笑)

先生の言う通りだ~とここで初めて納得できました。

この時はそれで行けてしまったのだから、まだかわいかったなと思ったりしますが


今、思い出すと、園側の対応ってビシッとしていましたね。

皆で遊んでいる時に、ケン太を叱ったら蹴られたので、それを先生に報告したら、
「お母さんは周りの目を気にして叱ったのではないですか?」と。
ドキ!

ケン太を叱らなければということよりも、ここは親として叱っておこうというポーズ?
親としてちゃんとやっているんだという周りの目を意識する方が先だった?
それをケン太に見抜かれたから蹴られた??

そうかも~と思ったよ~
先生の見立てはいつも的確でした。
定年を迎え一時期、退いたのに、また呼ばれた大ベテランの先生でした。
だからこそ、ビシッと言えたのだと思います。


その時のことを思い出すと、今の時代はどうなんだろうと思います。

さすが、コロナの感染対策をしている時に、
37.5℃までは来い!なんて言えないだろうけど、
コロナに関係なくても、言えないのではないかと思う。

今は「無理させないように」ですものね。
お休みしたら、本人が動き出すのを待つ?

ケン太は止まりそうだったけど、先生が家に来てくれて、
指切りげんまんして、背中を押してくれた。

それがなかったら、ケン太はあのまま幼稚園に行けなくなっただろうと思います。

幼稚園に行って、また楽しく遊べて、
微熱が下がってしまうことも知らないで終わったかも?
まだ病気だから治るのを待つしかないと思ってしまったかも?

あの時のことはとても印象的に記憶に残っています。
今もそれが根底にあります。




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