ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

秋晴れが辛かった日・・・

2020-09-30 23:21:52 | 家庭生活
今日は気持ちの良い秋晴れでした!

布団カバー類など大物も気持ちよく乾きました。
少し庭仕事もしました。


我が家の庭、今、こうなっています。




レンガも秋めいてきました。
敷き詰めた頃、こんな色だったのに・・・↓ 




ウッドデッキの上も秋めいています。





家の中にいても、窓の外が明るくて日差しが温かくて、本当に気持ちいい~
こんな日はお散歩がしたい~

そう思えることが幸せです。


ケン太ですが、なぜか、秋に不登校というパターンが多かったです。
最初の不登校は9月から休みが多くなり、10月は完全不登校に入ってました。

中学3年生の6月末の修学旅行から帰ってきてから不登校。
10月は不登校ですね。

高校2年生の、7月のテストを途中から放棄。そのまま不登校。
単位不足で、それまでの全日コースにいられなくなり、10月から新コース。
約月2回のスクーリングだけになりました。


つまり、この季節・・・
ケン太は家にいることが多かったのです。

秋晴れの気持ちのよい日には散歩に出ようかなと思います。
なにせ、家にはケン太がいますから。
家にいても息が詰まるので、気分転換したくなる。

外はとっても気持ちいいんです。
結構、あちこち歩きましたよ。

でも、ですよ。

こんなに雲一つない真っ青な空で、風も穏やかで気持ちのよい日なのに、
カーテンを締め切っているケン太はそれを知らない。
外を見ることもない。外の空気を吸うこともない。

家から出れないケン太がかわいそうになってしまってね。
涙が滲んできましたね。

本当は気持ちのよい日。
でも、心からそう感じられない私。

何時まで続くんだろうと思いましたけど、
思い出の中の出来事になりました。

決して、忘れはしないけどね。

本当に気持ちいい~
こんな日はお散歩がしたい~

そう思える今が本当にありがたいです。



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「今、いい性格しているでしょ?」・・・の分析。

2020-09-29 23:35:27 | 思うこと
今日、旅行会社の予約日でして、無事、申し込んできました。

2泊3日の旅。
ほぼ35%引きですね。
それに地域共通クーポンも貰えますからね。お土産代も浮く~
ほんとありがたい限りです。
ちゃんとお金落としてきますからね。


実は、主人が昨日、「函館行きたいなぁ~金沢とかもいいよなぁ~」と言っていたのです。

それってどういう意味?
家族旅行?
主人は旅行に興味がないようなので、そんな言葉が出てくるのも意外だし、
その後「行かない?」とも言われてないしね。
なんと返事したらいいのかわからなかったのですが、

それを友達に言うと「家族で・・に決まっているじゃない~」と言うので、
今日、聞いてみたら、研修旅行とかあったらの話だそうですよ
家族旅行ではなかったです

「ケン太は、四万十川とか行ってみたいみたいだよ」と言うと、
「行ってくればいいじゃない」

他人事でした(笑)



はい。話題を変えましょう~(笑)


昨日、ケン太の

「今、いい性格しているでしょ?」発言。

その部分には触れていなかったですが、
金銭感覚がちょっと心配とか、そういうことはあるにせよ
確かに、今は穏やかで感情の起伏もなく、ここ数年?怒ったケン太を見ていないかも?
ほんと、落ち着いていますよ。
まあ、いい性格といえばまあ、そうなのかも?
自分で言ってますから間違いないのでしょう(笑)

ただ、その「いい」というのは何を差しているのか・・・ですが。
穏やかさのことを言っているとは限りませんけどね。

ただ、私が感じるのは、
いろんな余分なものが剥がれ落ちてきたなとは感じています。
その代表株が、プライド。
そのプライドの高さが邪魔をして、何度、動きが止まってしまったことか。
宿題が終わらないと行けない・・・もそうですね。
不登校のひとつのパターンです。

プライドもプロフェッショナルな拘りがあるという意味ならいいんですけどね。
自分の非をなかなか認められないとか、負けず嫌いとか、
弱い自分を見せるのが怖いから、バリアを張っているとか・・・

だいたいそんなパターンですから、
素な自分を見せるのが怖くて、素直になれていないんですよ。
つまりは、弱さの裏返し?

どうしたらその邪魔なプライドを剥がすことができるのかというと、
やはり、どこかでボキッと折られる必要があると思います。

失敗の経験がものをいったりしますが、
ケン太の場合は、それが『不登校』だったんじゃないかと思います。

ひと言でいえば、学校休んでいては、恰好がつかない。
だから人目を気にして家に籠る。
(籠るにはいろいろ理由があると思いますが)

つまりは、恰好つけている場合じゃなくなる。
次第に、プライドが剥がれ落ちてくる。
ここで持ち続けようとすると辛いですけどね。

ケン太のプライドは程よ~く剥がれていき、
多分、その分、自分に素直になれて、生きやすくなったのだと思います。

それは友達関係の変化でもわかります。

不登校になる前、ケン太は自分が優位に立てる友達を選んでいました。
「ケン太くん、凄い~」って言ってくれる友達をね。
遊びも自分のペースに合わせてくれる子。自分が仕切れる子ばかりでした。

それが不登校の後は、同等になってきました。
高校時代は「あいつすげぇ頭いいんだよ」と一目置く子とも遊んでいました。
その子に課題を見せてもらって提出するという裏技も身に付けるという?

でも、以前は決してそんなことは出来なかったのです。
堅物で融通が利かなくて、いちいち引っかかるという

いろんなことに順応できるようになったこと。
これは年齢による成長の部分も多いと思いますが、

やはり余計なプライドが剥がれ落ちてきたことは大きいと思っています。

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「俺、学校に行かなくてよかったと思う」

2020-09-28 23:46:21 | 家庭生活
今朝、7時頃にピンポンと・・・

こんな朝早く誰だろう~と思ったら、ケン太でした
私が寝る時にケン太は家にいたと思うけど、その後、出かけたようです。

K君と走ってきたらしいですよ。
一度、二人で走りに行ってますが、そういえばそれっきりでしたね。

話を聞くと、K君は中学校の頃から、たまに、ひとりで走っているらしいです。
なので、K君は速いけど、ケン太のペースに合わせてくれたみたいです
限界ギリギリペースで、結構な距離を走ったらしいですよ。

走るとかね~
そんな話を聞くと、何故か嬉しくなってしまうのは、どうしてでしょう(笑)

「あ~なんかスッキリ。気持ちがいいわ~」って言ってましたよ。
「でもさ、身体は元気なんだけど、ヤニで肺がやられてた」
「・・・

その言葉は聞かなくてもよかったけどね


これから寝るのかなと思ったら、夜の10時に起きたので、
ケン太タイムでは、まだお昼くらいらしい

ケン太が昼起きていることは珍しいので、お昼を食べに行くことに。


相当悩んで、天ぷら(笑)
先月、お蕎麦屋さんで食べた、天ぷらが美味しくなかったので、
天ぷら→美味しくないが脳にインプットされてしまっていて、
天ぷらを思い出すのも嫌なんだとか。

美味しかったら記憶が塗り替えられるかもしれないけど、
そうでなかったら・・・と思うと、躊躇してしまうと。





ランチセットですが、カウンター席で、揚げたてをその都度、持ってきてくれます。
写真は、サンマ、エビ、牡蠣大葉巻き。
この後、なす、シイタケやサツマイモも・・・

これ、美味しかったんです。
ケン太 「うん。これ上手いわ」って食べてました。
なすに至っては「これよ、これ。こういうなすが食べたかったんだよ」と。

ただ、油が苦手なケン太なので、
美味しいから食べたいけど、しだいに胃がもたれて入らない・・・という状況に
どうにか全部食べましたけど、「胃が痛い」と言い出し

焼肉もカルビはもう受け付けないですからね。
天ぷらは3個で限度だな・・・と言ってました。

果たして、天ぷらの記憶はどう塗り替えられるのでしょうか



その後、ユニクロ、GU、ZARAを見たいと言っていたケン太ですが、
なにせ胃の調子が戻らずで、さっとみて帰りました。

帰ってきてから、一緒にテレビをみつつ、たまに話したりしていましたが、
学生時代引きこもりであまり学校に行っていなかったアーティストさんの話になったのです。

するとケン太が・・・

「俺、学校に行かなくてよかったと思う。学校に行ってたら今みたいな性格になっていなかったと思うよ。
俺、今、いい性格しているでしょ?学校に行ってたら、違う性格になっていたと思う」

「違う性格ってどんな?」
「う~ん。使えない上司みたいな?」

「行かなくて」というより、「行けなくて」の方だと思うけど
性格まで変わってた?

この言葉にはびっくりしました。
学校に行けなかったとしても、そこになにか意義を見出せているということですね。
それができれば一番いいと思います。

今がいいと思えていること。
いいなと思いました。



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SNSのエンゲージメントから見えるもの

2020-09-27 21:51:38 | 思うこと
今日の竹内結子さんの訃報にはびっくりしました。
スマホを見ていたら、ポップアップが出てきて、
え?名前見間違えてないよね?とドキドキして、すぐサイトに飛んだのですが、
アクセス集中?で繋がりませんでした。

もう、それで間違いないんだな・・・と思いました。
どれだけの人が目を疑い、まさかと思い・・・
そして、その現実を受け止めたのか・・・

最近、続いているので・・・
それもお仕事、順調な方ばかり・・・

何があったのかわかりませんが・・・
お子さんのことを思うと、心が痛いですね。
残念でならないです。



ちょっと昨日、耳にいれた話です。

SNSのエンゲージメント(影響力)を調べる仕事があるそうです。

同じ100万のフォロアーを持つタレントさん二人がいたとしましょう。
フォロワーには『本当に興味があるからフォローしてる人』と『とりあえずなんとなくフォローしている人』がいて、
同じ100万でも、その熱量には差が出てくるもの。

どうしても、フォロワー数で注目されがちですが、そうなるとフォロワー数を上げようと、
それを買っている芸能人もいるそうです。
フォロワー10万人いるのにコメント1桁とか、おかしいですよね?
そうなってくると企業がタレントさんを使う時に、フォロワーの数ではなく、
そのそのタレントさんのエンゲージメントに注目するようになるわけです。
なので、それを調べる人も出てくるということですね。
インスタのコメントとかくまなく調べるそうですよ。
ファンとの信頼関係が高くないと、エンゲージメントの評価も上がらないそうです。
エンゲージメントで人間性も見えてくるのかもしれませんね。

やはり、誤魔化しってどこかで暴かれるものですね。

自分を繕う?
誤魔化すという意図的なものとは違うかもしれませんが、
本来の自分ではない自分でいようとするという意味では似ているかもしれません。

でも、そういうのって何処かでほころびが出てくるものですよね。
何故、自分をよくみせなければならないか・・・です。
いい人でいようとするか・・・です。

多分、そこまで意識はしていないと思いますが、
完璧を目指そうなんて思っていないかもしれないけど、
ダメな自分はみせたくないと言う人は多いと思います。

ちょっと抜けたところのあるお母さんの方が子どもは楽だと思います。
お母さんもそんなところがあるんだなぁと。
自分がそうであっても許されるからね。

お母さんが失敗したら、失敗してもいいんだ・・・になるので(笑)
ダメダメお母さんの方がかえって子どもはしっかししたりしてね。
ダメダメお母さんを目指すくらいでいいと思いますよ。

子育てに「完璧」はかえって弊害かもしれないので。

そんなに意識しなくても、繕わず自分に素直に・・・でいいと思います。

肩の力を抜いていきましょうね!



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その子その子にあった子育てを探す旅(^-^)

2020-09-26 23:57:05 | 家庭生活
今日はさらに涼しかったです。

腿が冷えるので、ひざ掛けをしていました。
まだ9月だというのに。
脂肪って冷えるんだそうです。
冷湿布を貼っているのと同じということでして・・・
筋トレして脂肪を筋肉に変えなきゃね
痩せるのは難しいから(笑)


昨日・・・

不登校になる子って、親が何か言いたくなるような要素を持っているんだと思います。

・・・と書きました。

それを今朝、読み返して、
それだけで終わらせてしまったな・・・と

もう一言、添えるなら、

親が何か言いたくなるような要素を持っているからといって、皆が不登校になるわけではありません。
当然ですけどね。

つまり「やりなさい!」「やったの?」「いつやるの?」と管理したからといって
子どもに問題が起きるとは限らないということです。

私の知っている方ですが、子どもの中学受験で叱咤激励して、子どもに発破をかけ、
たまには引っぱたき・・・親の思いのように動かし、中高一貫校に見事、合格することができ、
充実した学生生活を送っていたようです。
親子関係にもとくに問題は起きませんでした。

が、しかし・・・

弟君にも同じようにスパルタ式の子育てをしたら、
途端に問題が起きました。
不登校・・・という形で。

確かに、弟君はお兄ちゃんとは違うなとは思っていたそうですよ。
ほっぺたを叩くのは違うと思っていたそうですよ。

でも、まさか不登校になってしまうなんて思わなかったそうです。

子育てのノウハウがどうの・・・というのは、
本人の気質によってかなり違ってきますよね。


私も管理型の子育てで、ケン太を潰してしまったと思っていますが、
私の周りにはもっと教育熱心な方もいて、子どもは親の思うように動かせると思い込んでいる人はいるし、
とんでもない過保護・過干渉もいるし・・・

でも、なぜ、そんな子育てをしていて問題が起きないだろうと不思議に思っていた時期がありました。

わかりましたよ。
子どもの持っている「気質」ですね。

そして、親子の組み合わせですかね。

ピタッとハマれば・・・

いくら管理型の子育てをしていたとしても、それに上手く乗って、
親の期待に応えることができ、自己肯定感が上がって、さらに、いい方向に向かい、
親に感謝の気持ちを持つようになる場合もありますから。

こうなると、何が良くて何が悪いのかなんて一概に言えなくなります。


私、ケン太の中学受験を目指していた時は、
受験シーズンに報道される、合格番号の前で抱き合って涙する親子。
「お母さんが塾のお弁当を作ってくれたり、送迎してくれたりしてくれたおかげ」と
子どもから発せられる感謝の言葉。

きっと、ケン太も・・・・

それを想像して、それに酔いしれて、
そんな日がきっとくると夢を見ていました。

あっけなく消え去りましたが

やり過ぎちゃったようです。
ケン太のペースというものを無視したがために。


何が良いって・・・

その子その子にあった子育て。


それがわかっていたら苦労はないんですけどね。

子育てはそれを探す旅ですね



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