アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

岡本綺堂 怪談選集 余韻を残す怖ろしさ…

2016年01月24日 | 

去年の夏にさぁ、あそこに行ったじゃない。
うらめしや~、冥途のみやげ展
でさぁ、世にも恐ろしいグッズショップ…
っていうかムード満点なショップで、
見つけてしもうたぁあ。

 岡本綺堂 怪談選集
  著:岡本綺堂 

  編:結城信孝 
  出版:小学館文庫
  発売:2009/7/7
  価格:619円+税 
怪談の名手・岡本綺堂の作品から、
短編十三本を選りすぐった“おそろし噺”傑作集。
江戸時代から明治、大正までを舞台にした
怪しくて不可思議な噺が、
百物語形式で淡々と語られていく。
「清水の井」「影を踏まれた女」「妖婆」「くろん坊」
「鰻に呪われた男」など。

岡本綺堂といえば!
新歌舞伎を代表する劇作家だぁあ
好きだあぁああ
鳥辺山心中、番町皿屋敷、修善寺物語
権三と助十、桐一葉 etc
時代劇では「半七捕物帳」!

1872(明治5)年~1939(昭和14)年
旧幕臣の長男として東京に生まれる。
新聞社に勤める傍ら劇評や小説を書き、
文筆家としてスタート。
新歌舞伎運動の代表的な劇作家としても有名。
海外の推理小説を数多く読破し、その知識を
元にして書いた『半七捕物帳』は、捕物帳の
元祖と言える。

イギリスのゴシックホラー『ウーマンインブラック
あの!ビビリまくる恐怖!
心臓バックバク!!
とは全くの別物なんだよね…。
なんというか…
こう…余韻が残るのよ…。
オチがあるようなないような…。
それがまた怖いわけよ…。
空気になってまとわりつくというか、
背中を撫でられるというか…。
これが日本の”怪談”なんだろうなぁ。
ゾゾゾォ…ォ。

「蟹」「笛」「影」「兜」「面」「蛇」とか、
ちょっと身近な感じのものから
何かが始まるんだよ…。
だからなんだか他人事じゃないんだよね…。

アマゾンで検索してビックリ!
岡本綺堂っていったい何冊出てるのぉお。
もっとビックリしたのがっ。
この間、家の本棚を整理してたら…
出てきたぁああ!!

 怪奇探偵小説傑作選-1
  岡本綺堂集 青蛙堂鬼談
  出版:ちくま文庫
  発売:2001/2

ヤレヤレ…またやっちゃったよぉお。
ダブってる短編があったもんなぁ。
ま、いっか。岡本綺堂好きだし♪
また何か買おうっと♪

小学館
筑摩書房

歌舞伎レポ
権三と助十 (2006.5.27記)
鳥辺山心中 IN大阪松竹座 (2007.8.3記)
修禅寺物語 (2009.12.22記)
番町皿屋敷 播磨が一生の恋も滅びた (2015.1.31記)

舞台の大衝撃!!ウーマンインブラック (2015.9.8記)
うらめしや~、冥途のみやげ展 幽霊画が上野に集結! (2015.9.12記)
やっちまったぁ…同じ本が実家にあったぁ… (2015.10.30記)


2 コメント

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江戸上り終了p(^^)q (なな)
2016-01-24 19:46:14
今、羽田です~(=^ェ^=)
新春歌舞伎、満喫しました!! 吉様はやっぱり渋い&格好いい!!ちょっとお茶目な演技も良かったです♪
孝太郎さんは相変わらず美しく、玉様の老女役は初めて見たのですが、何せ「鬼」の役…めちゃ怖かった! そして、あらし君とご子息の左近君(T_T) 玉様の前で踊る左近君!見事な舞に涙涙涙でした…(T_T)
あらし君も貫禄があって立派でした。東蔵さん、又五郎さん、ベテランも素晴らしくて、大満足の新春歌舞伎でした~(^-^)/あ・雪が見られなかったのは残念ですが…(^_^;)
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遠征お疲れ様でした! (かしまし娘)
2016-01-25 15:25:31
なな様
満喫されましたか!それはヨカッタぁあ。
寒い寒いという予報でしたが、東京は雪も降らず…。
本当に良かったです。

キッチーの表情、素敵でしたよねぇえ♪
っていつもコックリコックリしちゃうんですけど私(苦笑)

美しくない玉様が大好きです♪
恐かったですよねぇえ♪ウフウフ♪
あらし君親子との共演にもウフウフでした♪
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