アンリ・バンコラン・シリーズ
絞首台の謎
原題:Lost Gallows
著:ジョン・ディクスン・カー
訳:井上一夫
訳:井上一夫
原書初版:1931年 米国
日本初版:1976年11月
出版:創元推理文庫(東京創元社)
価格:814円
あらすじ
不気味なまでに精巧な絞首台の模型。
この面妖な贈り物を端に発して、霧深いロンドンに奇怪な事件が続発する。
喉を掻き切られた死者を運転席に乗せて疾駆するリムジン。
十七世紀に実在した絞首刑吏〈ジャック・ケッチ〉の名前を差出人にして届く殺人予告。
そして霧のなかから現れる幻の街〈破滅街〉。
悪夢の如き一連の怪事件に、予審判事アンリ・バンコランが挑む。
横溢する怪奇趣味と鮮烈な幕切れが忘れがたい余韻を残す長編推理。
アレレ…
フェル博士が謎を解くのではないのだぁあ。
アンリ・バンコランが…。
バ…バ…バンコラン!
と言えば!
『パタリロ』じゃないかぁああ。
もしや!
名前の由来は…(検索中)
オォオ!
やっぱりこの小説であったぁあ。
キャハァア!
MY脳内ではバンコランの姿は、
あのバンコランしか浮かんでこないぃい。
絞首台の模型!
死人が運転するリムジン!
怪奇ムードぉおお!
サクサク読めちゃって、
このまま誰が犯人なのか、
ス~ッと判ってしまうのだろうか…。
と思っていたんだけど、
心配ご無用だったぁああ。
手汗握るクライマックスが
用意されていたぁあ。
暗闇の中で…犯人が…。
近づいて来る…。
キョワァアア!
そうだったのかぁああ!
犯人が連行された後に、
この事件の発端。
諸悪の根源野郎が、
そこに縛られたまま、
バンコランが、
周囲の人達と私に、
事件の真相を語ってくれたぁあ。
この本は新装版が出ているぅう。
訳者も表紙も変わっているぅう。
これが新しいヤツだよ。
でもぉ、私はこっちの方がグッと来るぅう。
去年初参戦した『創元夏のホンまつり』の
汚損本コーナーで、
たまたま手に取ったんだけど、
バンコラン2度目の登場だったんだね。
初登場の『夜歩く』を、
いつか読んでみなければぁああ。
※内容を立ち読みできるよぉ
3年ぶりに開催されたよ!創元夏のホンまつり初参戦!! (2022.7.15記)
フェル博士、古城の不可解な謎に挑む! 連続自殺事件 (2022.9.16記)
そうなんです!!パタリロが出て来るかと思っちゃいますよね(笑)
オオ!ディクスン・カー経験者ですか!しかも昔に!
私はまだまだビギナーで…。
Wikiってみたら、80冊を超える著書があるんですって!
日本ではほとんど翻訳されているとか…。
パタリロ…じゃなかったバンコラン物はそのうちの5冊。
それくらいなら読めるかも…ぅ。
またいつか忘れた頃に、感想文を載せまする。