![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/30/d6ce71cb95d91940f3a2e079d0c8b13f.jpg)
珠玉の三作!”新歌舞伎”特集
ラストを飾るのは
国立大劇場 12/13(日)
岡本綺堂
明治5年東京生まれ
父は元幕臣でのちに英国大使館に勤める
20代で新聞記者に。
作家デビューは明治35年
生涯に約200篇の脚本を執筆
明治44年初演の『修善寺物語』は好評を博す。
時代推理小説『半七捕物帳』も有名
『番町皿屋敷』『鳥辺山心中』『室町御所』『権三と助十』
修禅寺物語 (しゅぜんじものがたり)
作/岡本綺堂
監修/天桜(中村富十郎)
夜叉王:中村吉右衛門
面作師。京鎌倉にまで名のしられた名人。
頼家の面を作るが、不吉な相を見る。
かつら:中村芝雀
夜叉王の姉娘。公家に仕えた母の血を引き、
気位が高い。頼家の側女(そばめ)となる。
かえで:市川高麗蔵
夜叉王の妹娘。かつらとは対照的に、
父や姉を気遣うやさしい娘。
春彦:市川段四郎
かえでの婿で、夜叉王の弟子。
師匠を尊敬する純朴で誠実な男。
源頼家:中村錦之助
修禅寺に幽閉されている鎌倉幕府の二代将軍。
かつらに出会い、安らぎを得る。
筋書きってスッゴイわぁ。
も~これだけで充分ぅ。
こういう物語どぅえ~す(コラコラ)
この作品を初めて観たのは映画。
インパクト大っっ!! → こちら
夜叉王が彫った頼家の面には
”死相”が出てたんだよね。
だからいつまでたっても、
献上出来なかったんだけど。
頼家が死んでしまって…
夜叉王の満足そうな表情…。
この場面が忘れられねぇ。
芝居ではその後が、
忘れられないっっ。
グガガガガ~ン!!!
夜叉王 やれ、娘。わかきおなごが断末魔の面、
後の手本に写しておきたい。
苦痛をこらえてしばらく待て。春彦、筆と紙を…。
娘、顔をみせい。
かつら あい。
鼻を啜った後、
娘の断末魔の表情を一心不乱に書き写す、
夜叉王の姿。
顔をクイッと上げるかつら。
職人風情と馬鹿にしながらも、
最期はやっぱりー。
それとも、
高貴な人としてのプライドなのか…。
グワ~ンときちゃって、
瞳がウルウル
春彦の若々しさも眩しかったぁ。
こういう芝居を歌舞伎座では観ないねぇ。
感慨深気に老婦人が仰せでした。
本当に…。
宝塚歌劇団の若手明星と
女性カメラマンが一緒に旅をする番組 旅美写美 (たびさび)
星組 紅ゆずる×安彦幸枝
修善寺を訪れてるやんけっ!
しかも”修禅寺”で
ベニー(紅ゆずる)が告白っ。
”禅”という字を”ゆずる”と読ませて
芸名をつけたかった。
でもあんまり
知られていない読み方だったから、
平仮名にしたんだってぇ。
「縁を感じます」
ヒエェエエエ~!
私こそぉ縁を感じますぅぅぅう。
『修禅寺物語』観たばっかりやしいぃ。
1度は行ってみたいと思ってる処やしぃ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます