アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

修禅寺物語

2009年12月22日 | 歌舞伎


珠玉の三作!”新歌舞伎”特集
ラストを飾るのは
国立大劇場 12/13(日) 

岡本綺堂
 明治5年東京生まれ
 父は元幕臣でのちに英国大使館に勤める
 20代で新聞記者に。
 作家デビューは明治35年
 生涯に約200篇の脚本を執筆
 明治44年初演の『修善寺物語』は好評を博す。
 時代推理小説『半七捕物帳』も有名
 『番町皿屋敷』『鳥辺山心中』『室町御所』『権三と助十』

修禅寺物語 (しゅぜんじものがたり) 
 作/岡本綺堂
 監修/天桜(中村富十郎)

夜叉王:中村吉右衛門
 面作師。京鎌倉にまで名のしられた名人。
 頼家の面を作るが、不吉な相を見る。
かつら:中村芝雀
 夜叉王の姉娘。公家に仕えた母の血を引き、
 気位が高い。頼家の側女(そばめ)となる。
かえで:市川高麗蔵
 夜叉王の妹娘。かつらとは対照的に、
 父や姉を気遣うやさしい娘。
春彦:市川段四郎
 かえでの婿で、夜叉王の弟子。
 師匠を尊敬する純朴で誠実な男。
源頼家:中村錦之助
 修禅寺に幽閉されている鎌倉幕府の二代将軍。
 かつらに出会い、安らぎを得る。

筋書きってスッゴイわぁ。
も~これだけで充分ぅ。
こういう物語どぅえ~す(コラコラ)

この作品を初めて観たのは映画。
インパクト大っっ!! → こちら

夜叉王が彫った頼家の面には
”死相”が出てたんだよね。
だからいつまでたっても、
献上出来なかったんだけど。
頼家が死んでしまって…
夜叉王の満足そうな表情…。
この場面が忘れられねぇ。

芝居ではその後が、
忘れられないっっ。
グガガガガ~ン!!!

夜叉王 やれ、娘。わかきおなごが断末魔の面、
  後の手本に写しておきたい。
  苦痛をこらえてしばらく待て。春彦、筆と紙を…。
  娘、顔をみせい。

かつら あい。

鼻を啜った後、
娘の断末魔の表情を一心不乱に書き写す、
夜叉王の姿。

顔をクイッと上げるかつら。
職人風情と馬鹿にしながらも、
最期はやっぱりー。
それとも、
高貴な人としてのプライドなのか…。

グワ~ンときちゃって、
瞳がウルウル

春彦の若々しさも眩しかったぁ。

こういう芝居を歌舞伎座では観ないねぇ。
感慨深気に老婦人が仰せでした。
本当に…。

宝塚歌劇団の若手明星と
女性カメラマンが一緒に旅をする番組
 旅美写美 (たびさび)
  星組 紅ゆずる×安彦幸枝

修善寺を訪れてるやんけっ!

しかも”修禅寺”で
ベニー(紅ゆずる)が告白っ。

”禅”という字を”ゆずる”と読ませて
芸名をつけたかった。

でもあんまり
知られていない読み方だったから、
平仮名にしたんだってぇ。

「縁を感じます」

ヒエェエエエ~!
私こそぉ縁を感じますぅぅぅう。
『修禅寺物語』観たばっかりやしいぃ。
1度は行ってみたいと思ってる処やしぃ。

密かに、
ヅカと歌舞伎がコラボ!
してるやん♪

12/3~26
頼朝の死 一休禅師 修禅寺物語


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