ソロモン王の洞窟
King Solomon's Mines
著:ヘンリ・ライダー・ハガード
訳:大久保康雄
英国初版:1885年
出版:創元推理文庫(東京創元社)
初版:1972年8月
30版:2003年10月
価格:800円+税
サー・ヘンリー・ライダー・ハガード
(Sir Henry Rider Haggard)
1856年~ 1925年
イギリスのファンタジー作家、冒険小説家。
暗黒大陸と呼ばれた時代のアフリカなど人跡未踏の秘境を舞台とした秘境探検小説を主に著した。
代表的な作品に『ソロモン王の洞窟』やその続編群(アラン・クォーターメインもの)、『洞窟の女王』・『女王の復活』の「She」シリーズがある。
シャーロック・ホームズの作者、アーサー・コナン・ドイルも「空想やスケールの点ではハガードに及ばぬかもしれないが、作品の質と思想の面白さにおいてはハガードを凌ぎたい。」とまで言わせるほどハガード作品は当時の人々に熱狂的に迎えられた。
神保町ブックフェスティバルの
東京創元社ワゴンで、
なるべく出版が古い物が欲しいなぁ。
とは思いながらも、
知識があるわけでもないもんだから、
中身の出版年をチラリ見してゲット!
なななんとぉおお!1885年!
ウガァアア!!138年前ってぇえ!!
なななんかスゴイぞッッ!!
そんな昔の物がシレッと読めちゃうなんてぇえ。
解説を読むと…
当時話題の『宝島』に対抗意識を燃やして書き上げた。
ということで、秘境物がブームだったということだね!
あらすじ
ソロモン王の時代から、暗黒大陸アフリカの奥地に眠り続けるという莫大な財宝を求めてカーティス卿とアラン・クォーターメンの一行は、一枚の地図をたよりにして出発した。砂漠の焦熱地獄を乗り越えてようやくソロモン街道にたどり着いた一行を待っていたのは……。雄渾な筆致と奔放な想像力で描く不滅の秘境大冒険小説!
行き方知れずの弟を探しに行くという、
男とその友人に出会った主人公が大冒険の旅へ!!
作品が描かれた時代ならではの、
白人至上主義とか、猛獣狩りとか、
今ではNGワードな部分はあるけれど…。
これも時代ということで。
そうして、遂に秘境の地がぁあああ!!
グワァアアア!!
インディ・ジョーンズの世界だぁああ!!
独裁者の国に来ちゃった。
っていうのがあったでしょぉおお。
沢山の血が流れる場面は…
キツくて斜め読みになっちゃったけど…。
秘境大冒険って映画でしか味わえないのかと
思ってたけど、
小説でもハラハラワクワクドキドキぃい!!
ウピョォォ!
児童文学にもなっているのかぁああ!!
第31回神保町ブックフェスティバルに参戦! (2023.11.8記)
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