アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

これがプロフェッショナルの凄味! 仲代達矢が語る 日本映画黄金時代

2017年11月05日 | 



ちょっとした思いつきで、
読書週間(2017/10/27~11/9)中、
読書レポをUPすることにしてみた!
最後まで載せきれたらご喝采ぃいい。
グオォオオ!
まだ書けてるじゃないか!
9冊!!

仲代達矢が語る日本映画黄金時代
完全版
著:春日太一
出版社:文春文庫
新書:2013年
文庫:2017年9月10日
定価:790円+税 

ウヒャヒャァアア!!
あっちもこっちも、
蛍光ペンでチェックしたくなるほど、
ググっとくる言葉が多くてぇええ!! 

子供の頃の戦争体験が壮絶っっ!!
戦地に行ったわけじゃないんだけど、
国内で逃げ惑うだけで、
こんなに恐ろしい体験をしていたなんて…。
グオォォオオ!! 

戦争が終わって、
平和な日々がやって来たからって、
過去の体験を忘れるなんて
出来ないよね…。
だから
生きることへの執着が凄まじい。
劇団に入り、映画にも出て、
前だけを見てガシガシ突き進む、
仲代達矢という役者の存在感は圧倒的! 

彼だけじゃなくって、
同時代の役者達も裏方も、
映画もパワフル!!
ギラギラしてた時代だったんだなぁ。
人はそれを、
日本映画黄金時代
と呼ぶのだぁあ。 

本の中に、
劇団俳優座出身者の
名前がズラリッ。
並んでるだけで壮観!
東野英治郎、小沢栄太郎、千田是也
なんていう重鎮から、
仲代達矢と同期の第4期生
宇津井健・佐藤慶・中谷一郎・佐藤充

オオ!
佐藤充といえば『独立愚連隊
といえば岡本喜八
きはっちゃん(仲代達矢がこう呼んでた!)
の話も出てきたよぉお。 

ん…そういえば、
私が仲代達矢を知ったのは…
ハテ…何だったんだろうか…。
たぶん
テレビドラマじゃないかなぁ…。
映画は
映画館で観たことが無いもんね…。
いや…
お茶の間で観た映画かも…。 

人間の條件』(1959年~61年)は…
なんだか観てないんだけど…。

あのエピソードで有名な
七人の侍』(1954年)とかね。
観てるものもあるんだよ。

炎上』(1958年)は、
市川雷蔵の演技もさることながら、
二代目中村鴈治郎も忘れられない。
勿論、仲代達矢も! 

怪談』(1964年)は、
好きな映画♪
カンヌに行った時の話が
面白かったぁあ。 

1ページ毎に、
色んな監督とのやり取りとか、
映画を創る楽しさとか苦しさが、
ビシバシ伝わってくるゥ。

経験者だからこそ、
今はもう無くなっている
時代劇の様式美を、
憂いてもいたりしていて…ゥ。
ウウウ…

だよね…。
テレビの時代劇だって
様変わりしてしまったし…。
若手俳優の育て方も昔とは違うし…。
芝居の世界も、新劇劇団から
プロダクションの時代になってるし…。 

時代劇の黄金時代を知る
俳優の1人として、
今は無名塾で、生徒達に
様々な技と心を伝授!
年に1度は、
大きな公演をやってるよね。
えっと…能登で!そうして東京で。
でも足を運ぶ機会が無くって…
来年の公演もたぶん行けない…。
残念じゃ…ぁ。 

肝っ玉おっ母と子供たち
2018年3月28日(水)~4月5日(木)
世田谷パブリックシアター 

芝居といえば、
奈良岡朋子と共演した
ドライビングミスデイジー
ナマ観したよ!!
えっと…(検索中…)
レポあった!
2009年だってぇええ!!
忘れっぽい私が、
しっかり中身を覚えてる
公演なのよぉお。
仲代達矢が、
テンションの高いおじいちゃんでさぁ。
映画だとあんなに渋いのに、
ステキな変身っぷりに、
クラリときたもんね。 

萬屋錦之助、三船敏郎、勝新太郎
仲代達矢が共演し、
映画界を支えたスター達も
本の中に登場!!

映画が映像が、
無茶苦茶元気で破天荒で、
そのパワーと共に人々は明日を夢見た。
必死に一生懸命に生きていた。

嗚呼、懐かしの日本映画が
沢山観たくなってきたぞぉお!!
午前十時の映画祭』を
ちゃんとチェックしておけばよかった…ぁ。
スカパーに『日本映画専門チャンネル
ってのもあったな…ぁ。
BSシネマ(NHK)とかで何かやらないかなぁ。 

つづく

文芸春秋
午前十時の映画祭
日本映画専門チャンネル
無名塾 

ドライビング・ミス・デイジー (2009.3.23記)


コメントを投稿