アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

元気に愚痴る! 九十歳。何がめでたい

2024年07月19日 | 映画


何年か前に、
佐藤愛子の『九十歳。何がめでたい』を
図書館で借りて読んだんだよぉおお。
面白かったんだよぉおお。
それが映画化されるっていうんだもの。
しかも草笛光子!
老人を演じられる女優って、もうあまりいないでしょうぉ。
これは貴重な機会だと思って映画へGO!

九十歳。何がめでたい
監督:前田哲
脚本:大島里美
出演
佐藤愛子:草笛光子
愛子の娘・響子:真矢ミキ
孫・桃子:藤間爽子
編集者・吉川:唐沢寿明
吉川の妻・麻里子:木村多江
娘・美優:中島瑠菜
編集部の若手社員:片岡千之助

予告編も終わって…さぁ始まるぞぉお。
ドド~ンとぉおおお!!
”草笛光子九十歳記念作品”の文字がぁあああ!!
ヒェェエエエ!!!
信じられないぃいい!!
まだ80歳代だと思い込んでおったわぁああ。
アッパレじゃ!草笛光子

朝の目覚めから寝床を出るまで…
ゆっくりゆっくり…。
私の母なんて、
もっと時間が掛かってるけどぉお。

執筆活動にピリオドを打った佐藤愛子先生。
日がな一日何もしなぁあい。
つまらなさそぉおおお。
娘と孫がなんじゃかんじゃ言うんだけど、
言うことを聞かなぁぁい。

ある日、昭和の匂いをプンプンさせた
出版社の編集者がやってきた。
「エッセイを書いて欲しい」
クセ強の作家大先生が、
二つ返事をするわけがないわなぁあ。
アハハ

散々嫌がるんだけど、一度OKすれば、
そこはやっぱり大先生ぃいい!!
大ヒットしまくりぃいい!!

色んな編集者達が家に出入りするようになって、
ONのスイッチが入ると、
着物姿も素敵な、若々しい作家先生に変身!!
ウキャァア!

編集者役の唐沢寿明の存在感がキラリと光ってるぅう。。
一瞬の出番だったけど、他にもキラキラした人達がぁあ。
清水ミチコ、LiLiCO、オダギリジョー、三谷幸喜、石田ひかり

本物の佐藤愛子先生は、昨年11月5日に100歳を迎えた!
アッパレじゃぁああ!!
最後の最後にご本人のお姿がぁああ。
ムッチャお茶目ぇえええ。キャワイイぃい。

映画館の客席は、勿論、年齢層高目の方がいっぱいぃい。
朝8時台の上映開始なのに、全然平気ぃいいい。
映画ってアクション、アニメ、アイドル…
中高年のハートにズキュンな作品は少ないから、
こういう映画ってイイわぁあああ。

元気に愚痴る老人(草笛光子&佐藤愛子)から、
パワーをいっぱい貰ってさぁ、
世の中の高齢者も、
グチグチ元気に愚痴って生きようぉおお!
アハハ

2024年製作/99分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2024年6月21日