アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

七夕喜劇まつり はなのお六 VIVA!藤山直美!

2024年07月25日 | 演劇


オオ!三色の縦縞ぁああ!
定式幕に変わったぁあああ。
いよいよ、直美ちゃんの登場ぉおお。
ワクワク



七夕喜劇まつり
はなのお六
一堺 漁人 作
茂林寺文福 脚色
浅香 哲哉 演出
キャスト
藤山直美
中村亀鶴
澤村宗之助
市村竹松
市村 光
いま寛大
春本由香
大津嶺子
市村萬次郎

お六は、江戸で出世すれば貧しい家族が助けられると信じ、故郷・大和吉野から出てくる。ようやく江戸の芝・増上寺にたどり着く。
ちょうどそのころ、佐賀藩有馬家の江戸屋敷では、ご宝物の三つ葉葵の白旗が行方不明になり、一大事になっていた。
実は、お六は鼻ききの名人で一里四方のものなら、嗅ぎ出せる特技の持ち主。果たして白旗の行方を嗅ぎ当て、立身出世できるのか。



直美ちぁああゃん!!
出てきただけで舞台がパ~ッと華やかになるぅう!!

*☆゜藤山直美コメント *☆゜
1か月公演、もうトライアスロンみたいな舞台です。
お客様に喜んでもらえて千穐楽の28日を迎えられるようにがんばりたいです。
お六は15、6歳の設定なので、実年齢から50才サバ読んでますね(笑)。
申し訳ございません、警察につかまります(笑)。
貧しい暮らしの母と妹や弟に「美味しいものを食べさせたい」という思いだけで生きているお六。
自分の損得ではない、”家族のために”というピュアな気持ちを大事に演じたいです。

そうそう!可愛い少女やったもんなぁあ。
ウルッときたかと思ったら、ちょっとした台詞でガハハ!
新派のキレイどころにもチョッカイ出しまくりぃいい。
皆さん心なしかニヤニヤしてる感じぃい。
イヒヒ



*☆゜市村萬次郎コメント *☆゜
『唐木の看板』は、自分の娘を許婚へ届けるまで男を近づけないように奮闘する話。
そこに笑いが起きるわけですが、それぐらい娘を大事に思っている親子の情が自然と舞台に流れたら嬉しいです。
直美さんとの共演は今回で3回目。気心も知れていますので楽しく演じたいですね。
私は歌舞伎俳優ですから、『はなのお六』ではお殿様で歌舞伎の雰囲気を出せたらと思います。

萬次郎はさっきの『唐木の看板』では、いつもの女方。
ここでは男装!…じゃなかった立ち役ぅう!!
珍しいぞぉおおお。眼福じゃぁあああ!!
威厳たっぷりのお殿様ぁあああ!!

もう一人チェックしちゃった人物が!
中村亀鶴!!
さっきはベタベタな大阪弁の商人やったのに、
ここではキリリ!化けるねぇええ!!

 57歳までの約四半世紀、1年の大半を座長公演が占めていた。多少の体調不良も気力ではねのけ、気持ちを奮い立たせ、命を削るような日々。
一度の休演もしたことがなかった。一見、華やかで順調に見えるが、壮絶な中を生きていた。
 そこへ転機が訪れる。58歳のときに見つかった初期の乳がん。闘病から約7年になる。仕事のペースは以前より緩やかになった。
しかし、極限までの役への追い込みは、より増しているように映る。
「6月27日にも病院には検査に行ってきました。全部、大丈夫でした。おかげさんで。でもいま思うと、病気したことは、転ばぬ先のつえ、だったのかもしれませんね」。
 還暦を過ぎて、直美はよくこう言う。「私が唯一、親孝行したといえるのは、父親より長生きできたことでしょうね」と。重い言葉だ。
太く、濃く、60歳で逝った寛美さんは、人生を喜劇に捧げた。直美は今年12月で66歳になる。父より長く生きる中で揺るぎないものにした親子2代での当たり役。喜劇の喜怒哀楽の深淵に触れながら、舞台に立ち続ける。(ネットニュースより)

先月は新歌舞伎座で前川清と共演していたんだよね。
京都南座にも時々出てるけど、
東京は本当に久しぶりだったのだぁああ!!

藤山直美の存在感をドド~ン!と感じられた舞台だったぁああ!!
たった一人で中央に立ってさぁあ。
ボケても誰もツッコんでくれへんねんでぇえ。
なのにじぇんじぇん平気なんやでぇえ。
アッパレじゃ!!藤山直美!!
やっぱり直美ちゃんを観ると元気が出るのだぁああ!!
これからもお江戸で上方の笑いを振りまいて欲しいぃいい!!

観光バスが4台も劇場前に停まっていたぁあ。
団体さんが1階と2階にワンサカぁああ。
しかぁし3階席は…
休日なのに夜の公演だからなのか…。
スッカスカぁあああ…。
残念じゃ…ぁぁあ。

おわり

16時開演
『唐木の看板』     
16:00~16:50 (50分間)
幕間40分
『はなのお六』      
17:30~19:00 (90分間)

新橋演舞場
2024年7月5日(金)~28日(日)
唐木の看板 (2024.7.24記)
はなのお六 (2024.7.25記)

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