アッパレじゃ!

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岩波文庫創刊90年!

2017年07月14日 | 



今年で岩波文庫が創刊90年! 

なななんとぉおお!!
岩波文庫…
最近はと~んとご無沙汰しているぞい。
我が家の本棚を見てみると… 

元禄忠臣蔵
真山青果:著 

アチャァァ…。
これだけしかないじゃないの…。 

そういえば…
色んな出版社の本が、
本屋にズラリと
並んでいるもんで、
岩波コーナーには
全然足を向けていない…ぅ。 

岩波文庫って
字が小さかったよね…。
老眼のお年頃だからさぁ、
そういうのはダメなんだよね…。
最近のは、
デカク印字されてるのかなぁ。
今度本屋で確かめてみよう。 

おっとぉお!
ワイド版というのが出ているとなっ。
中高年用に文字が大きい!
その分、値段も高い! 

私の中の、
岩波文庫のイメーシはザ・教養!

なんてったって、
読んだ記憶がある本ってのが、 

笑い
アンリ・ベルクソン :著

哲学者が書いたんだもんね。
劇団の養成所生だった頃、
読めと言われて、買った…
いや、同期に借りたんだっ。
そんな事は覚えてるのに、
内容はちっとも覚えてましぇん。
そういえば、
その同期に会った時、
何十年ぶりかで読み直してみた。
って言ってたなぁ。 

岩波文庫が登場した時代。
本は手軽な物ではなかったんだね。

”文庫”
って、画期的なことだったんだね!
そうだよね、
持ち運びし易いし、
何より単行本より安い!! 

実売部数は計約1万4千冊にとどまるが、
「重要なのは古典か、将来古典になる本であること。
創刊以来、売れるかどうかは二の次」 

こういう志が、
本を生かしてるんだなぁああ!!
本好きの末席を汚す私なんかが
言うのもなんですが…。
有り難いなよぉおお。 


東大生はこんな本を読んでいる!
しっかり、
岩波文庫も入ってまっせぇえ。 

他の出版社が、
装丁で目を引こうと
バラエティーに富んだ
装画にしてる中で、
昔から変わらない佇まい。
そんな岩波文庫には、
風格が漂ってるわぁあ。 

出版社が読者を導く時代から、
読者のニーズをキャッチする時代へ。 

みんなが知的欲望を持ち、
日本は「知的中流社会」になった。

ところが、今や衰退…。
スマホが幅を利かせるまでは、
文庫本は車内での時間つぶしだったのに…。 

電車の中で、読書中の人をみつけると、
アッ!仲間だぁ♪って
親近感が湧くんだよね♪

世の中にはまだまだ
未知の世界が広がっている。
その偶然の出会いを拒否することは、
「知的中流社会」を手放すことになる。

うぅむぅ…。
本を読む幸せを
手放しちゃぁいけないよなぁ。

文庫本を、
自由に選んで買える幸せを、
噛み締めなくっちゃぁ。 

嗚呼、本屋に行きたくなってきたぁあ。
ムズムズぅぅ。
ダメだからね。
そんなことしてたら、
積読(つんどく)専門に
なっちゃうんだからね…ぇえ。 

岩波文庫創刊90年にあたって―岩波文庫は,これからも進化し続けます
岩波文庫

(掌の教養)岩波文庫90年 
<上>「古典的価値」岩波のこだわり 先発の新潮、同時代文学を重視
<中>古くさい? 若者にどう届ける 「知的権威」戦後に曲がり角
<下>山崎正和さん、柴崎友香さんに聞く 

 ”掌の教養”
この言葉いいなぁ♪
グっとくるわぁあ♪

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