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『外務省に告ぐ』(その10)

2016年08月25日 | O60→70(オーバー70歳)
【308ページ】
佐藤「要人の行動様式を分析するには、20歳の頃に何をしていたかについて調べろ。20歳の頃に身についた思考様式は、その後も基本的に変わらない、という君の方法論はとても役に立つ」
友人「それで、20歳の頃、鳩山さんは何をしていたのか」
佐藤「数学の演習に熱中していた。特に偏微分方程式の演習に熱中していた。そして、マルコフ連鎖に行き着いた」
友人「確率論か」
佐藤「そうだ。鳩山総理は、確率論に基づいた決断のプロだ」
----。筆者は、鳩山氏の英語論文をいくつか読んだが、いずれも知識人の英語で書かれ、論理構成もしっかりしている。
【313ページ】
〈----(ソ連の数学者マルコフの)概念を要約すれば、「ある段階における事実が、その直前の事象に左右され、それ以前の事象には左右されないような状況を数学的に表現したもの」ということになろう。つまり、「未来は現在にのみ関係し、過去には関係しない」という場合である。〉(木下栄蔵『わかりやすい意思決定論入門』)
【315ページ】
鳩山氏は、決断する直前の状況だけしか考慮しない。政治決断において、しがらみを無視することが最適な決断のために不可欠なのである。歴史や伝統はしがらみに過ぎない。

[ken] 鳩山由紀夫さんの分析は新鮮かつ面白いですね。そして、「未来は現在にのみ関係し、過去には関係しない」という意思決定の考え方も参考になりました。というわけで、身の回りをグルッと眺めると、不要な物が何と多いことか。また、とても悲しい出来事として、私の5歳年長だった先輩が今年2にご逝去され、その半年後、奥様が病によりご逝去されました。そこで痛感したことは、突然、親が残した「荷物」を前にして子どもは何を思うかです。おそらく、困ってしまう子どもが大半だと思います。というわけで、私は「さらなる断舎利」にとりくもうと思いました。(つづく)
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カチカチの桃を丸かじり!〈英訳付〉

2016年08月25日 | 福島県塙町のお話〈非公式サイト〉
▼8月19日の夜、カチカチに硬い桃(ブランド名「おどろき」)を手のひらでゴシゴシ水洗いし、皮をむかずにガバリと嚙みつき、ほの甘い味を楽しみながら、さらにかじりつき、タネだけにしました。

On the night of August 19th, I scrubbed a rock-hard peach (brand name "Odoroki") in the palm of my hand, washed it, and took a big bite without peeling it.
Enjoying the slightly sweet taste of the peach, I continued to bite into it until I got only the seed.
やはり、これが私にとって、桃を美味しくいただく最善の食べ方であると再認識できました。

I realized once again that for me, this is the best way to enjoy peaches.
▼この硬さの頃合いを見計らって、贈ってくれた2人の従姉妹に感謝です。

I'm grateful to my two cousins ​​for sending it to me when it had reached this perfect hardness.
▼皮がスッと剥けて、甘くて柔らかいのが桃である、というのが常識のようですが、私はカチカチぐらいの桃がちょうどいいのです。

It seems to be common knowledge that peaches are sweet and soft, with skin that peels easily, but I prefer peaches that are just a little hard.



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