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『人を生かす』稲盛和夫著(9)

2016年08月12日 | O60→70(オーバー70歳)
【228〜229ページ】
私が創業の仲間7人と京セラをつくったとき、仲間は「会社は稲盛和夫の技術を世に問う場だ」といってくれました。ところが、創業してわずか3年目に、その約束はもろくも崩れてしまいました。高卒社員11名が、突然団体交渉を申し入れてきたのです。血判状までつくって、昇給、賞与の保証を求め、要求が認められなければ全員辞めるといい出しました。----。
それでも信用できないという彼らを私は三日三晩説得し続け、最後には「私を信用してついてきてくれ。もし私がみなさんをだますことがあったら、そのときは私を殺してもかまわない」とまでいいました。すると、ようやく納得し会社に残ってくれることになったのです。

【228ページ】
私が盛和塾の勉強会の後に、経営者のみなさんと一緒に車座になってお酒を飲んでいるのは、「みなさんの会社でも、こうしてコミュニケーションをとってください」と、率先垂範しているわけで、これはコミュニケーションの最高の方法です。

[ken] 信頼関係が築かれまでには、仲良し関係だけで済まないことがあるわけで、稲盛氏が創業期での緊迫した場面は圧巻です。ぶつかり合ったときに、お互いの本音が現れ気分を害することもありますが、きちんと向き合って話し合うことが大事なのですね。その場合、経営者の本気度を社員に説くことによって、より信頼が深まっていくのだと思います。228ページのコミュニケーションは、通俗的には「飲みニュケーション」と呼ばれています。しかし、交代制勤務や遠距離通勤、自家用車での通勤などによって、「さあ~、飲みに行くぞ!」という「飲みニュケーション」が、なかなか頻繁に開けなくなっています。それでも、稲盛氏は「最高の方法」として推奨しているのが、とても印象に残りました。私は下戸なのですが、若い時分から40歳近くまで、たびたび飲み会があって明日の元気を培ったものです。(つづく)
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LACOSTEの紙袋!

2016年08月12日 | O60→70(オーバー70歳)
昨日、横浜のアウトレットに出かけてきました。子どものポロシャツを一枚買いました。
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