
▼ 昨年の初優勝で、私たちに感動を与えてくれた18番ホールのチップインパーは、今でも鮮明な記憶として残っています。私はとっさに「頑張ったください」と声をかけ、右手を差し出しました。すると「ありがとうござい」と握手をしてくれました。柔らかい、幼児のような手の平でした。
▼「そうか、右手のグリップは強く握ってはいけないのだ」ということを実感できました。それから、今回3度目の優勝を飾った宮本選手が、スタート前に喫煙所そばの練習場で、バンカーショットとアプローチの練習をしていました。緩みのない、ゆっくりとした大きなスウィングで、ほとんどがピンに絡み、見ているだけでとても勉強になりました。