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福島県のたばこ事情

2013年11月10日 | たばこの気持ち
★ 2013年10月30日、JTは2015年3月末(一部は2016年3月末)にむけて、4工場の廃止や営業組織の合併再編、希望退職の募集等を記者発表しました。そのうち、福島県では郡山工場の廃止、須賀川にある東日本原料本部の葉たばこ原料処理工程の廃止など、地域経済で大きな影響を持つたばこ産業が一気に縮小するとのことです。

★ 福島の地元紙によれば、全体的には男性喫煙者率の低下傾向(1983年66.1%が2013年には32.2%に半減)が続くこと。さらに、県内の葉たばこ耕作面積が、1955年には7200haもあったのですが、年々減少を続け、原発事故の影響をうけて2011年の葉たばこ作付けを見送りました。

★ 翌年に再開しましたが、2013年の耕作面積は327haにとどまり、耕作者数も327人という小さな産地になってしまいました。私が育った1950~1960年代の福島県は、葉たばこ耕作が盛んでした。だから、今でも子どもの頃の共通体験として、葉たばこ耕作の手伝いをあげる同級生が多いのです。一連の報道をみて、とてもさびしい気持ちになりました。
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