山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

2019栗駒山②栗駒本峰から虚空蔵山周回

2019-04-03 | 2018-19山スキー
山域山名:奥羽・栗駒山、虚空蔵山(宮城県)
期  日:2019年1月13日(日)
参 加 者:みやぶー、Kino、くりペア、らがー
行動記録:ハイルザーム栗駒630m(8:35)→旧いこいの村832m(9:10)→イワカガミ平1000m(10:00/10:10)→中央コース1460m(11:00/11:15)→栗駒山1627m(11:55/12:05)→肩1500m(12:35/12:50)~御沢滑降~お室1280m(13:10/13:25)→虚空蔵山1409m(13:50/14:05)~お室滑降~虚空蔵山東支尾根1220m~御沢1010m(14:40/15:05)→1188m(15:35/15:50)~岩魚沢950m~ヘヤピン920m(16:05)~ハイルザーム(16:20)
<天候:稜線霧、山麓時々晴れ>

今朝も山麓は快晴だが、稜線には厳冬期特有の雲。



地上天気図上は小さな高気圧に覆われて冬型は解消しているが、上空の寒気が強い、いわば冬の栗駒の普通の天候だ。
何年も厳冬期に通っているとこの空気感が自然とインプットされる。


今日の入山者は多そうだ。







ここまでは普通の強風だが、稜線はどんな風だろうか。







栗駒山は地元では「風の山」とも呼ばれている。










稜線手前でクトー装着。




エビの尻尾で覆われた山頂。




強風は立っていられないほどではなかった。







この風と山麓から観察した雲の厚さなら、目標の虚空蔵山周回は十分トライできる。




須川分岐、天狗平の標識。




この斜面を下ると御沢へ出られる。




ホワイトアウトの下降。







標高を下げると視界が出てきた。地形図と照らし合わせてルートを探す。




御室下のトラバースを選択。




見上げる先には、




御室の岩壁。栗駒にこんなスケールの大きい景観があるとは。










御室雪渓。




厳冬期はデブリの丘だが、夏はお花畑だろう。




さあ、虚空蔵山のサミットロードへ。










虚空蔵山登頂!




虚空蔵十字路。







今日のハイライトバーン。




最高!




ドライパウダーでスキーがよく走りました。




この斜面を滑るために通った甲斐がありました。




御室雪渓を滑る。




素晴らしいルートに感動でした。この発見がまさに山スキーの醍醐味。




昨日偵察した雪庇からドロップ。




再配分されたパウダーが吹きだまり、昨日より格段に雪質が上がっていた。こんなことがあるとは、また新たな発見でした。







昨日よりさらに下った1010mで御沢を横断。




これより下部は流れが出ていそうだった。




美しいブナ林。







大地森。




1188mピークに上がる。




虚空蔵山の滑った斜面がまぶしい。あの頂きからたった1時間30分でここまで移動できるスキーの機動力は絶大だ。




陽も傾いてきた。




最短の硫黄沢源頭ルートを選択。










厳冬期の栗駒山to虚空蔵山周回コンプリート~~~乾杯!







栗駒山麓の恵み。ここ耕英地区は日本のイワナ養殖の発祥地です。




いや~たまりません。




最高の一日に乾杯!!!