山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

尾瀬西山激パウ

2015-01-06 | 2014-15山スキー
山域山名:尾瀬西山(群馬県)
期  日:2015年1月3日(土)
参 加 者:みやぶー、きむてつ、くりペア
行動記録:熊谷(5:30)=岩鞍スキー場(9:30)=ゴンドラ山頂駅1730m(10:25)→肩1800m(11:00/11:15)~金井沢源頭1600m(11:30/11:50)→登り返し→肩1800m(12:40/12:50)→西山山頂1898m(13:25/13:40)~中の俣沢源頭1700m(13:55/14:10)→肩1800m(14:55/15:10)
~岩鞍スキー場西山ゲレンデ(15:20)
<天候:吹雪>

またまた強い冬型で関越は赤城SAからチェーン規制の大渋滞で、駒寄から下道で行く。鎌田も越後のような景色だった。

スキー場に着いたときは強風でゴンドラが運休していたが、ちょうどゲレンデに行ったところで動き出した。

パトロールに計画書を出しにいったら、インフォメーションに案内された。(ちなみに昨年はパトロールだった)
去年になかった注意事項が書かれたペーパー「西山方面へ入られるスキーヤー、スノーボーダーの皆様へ」を渡される。
「スキー場管理区域外は自己責任」「安全を最優先に遭難、事故防止に努める」「他の入山者と情報共有を」「滑走技術を過信することなく慎重に行動を」「セルフレスキューができない場合は早期に救助要請を」とあり、最後に「山岳遭難事故発生時の連絡先」として沼田警察署とスキー場の電話番号が書かれていた。

正月にかぐらで遭難騒ぎがあったが、これまでと手のひらを返したように第5リフトの運行時間を短縮し、ゲートの登山口にパトロールが常駐して装備と計画書をチェックすることになったらしいので、当事者はもちろんだが、相当、スキー場も警察から注意されたのだろう。

我々のほかにスキー場から西山に入山したパーティがひとつあったが、計画書は出されていなかった。
計画書を受け取らないスキー場もあるにはあるが、リフトを使って入山し、車も駐車場に置いているので、スキー場には計画書を渡すことにしている。

下山報告の際に、スキー場関係者も心配していたので、入山する際には必ず計画書の提出をお願いします。
オグナのように大勢の山スキーヤーが押しかける状況ではないが、岩鞍は山スキーヤーに理解があるような印象でした。


では、西山激パウの報告。

ゴンドラ駅建物を出た途端に強風に叩かれる。朝から運休していたわけだ。




肩までプチラッセル。




稜線は風が抜ける。




今日は北と西面は風で叩かれているので、東面を狙う。













パフパフのヘッドオーバーパウダー。




今シーズン一番の激パウでした。




一番急な場所は股ラッセルで登り返し。







稜線まであと少し。標高差200mを50分かかりました。




やっぱりピークを踏まなくてはと、稜線を西山に向かう。




時々強風地獄。




西山山頂はマイナス13℃と激寒。




山頂から西面を滑降。




時間を見ながら登り返す。







結局、天候は1日回復しなかった。




西山休止ゲレンデを滑降。







スキー場に伝えていた午後4時ちょうどにフォーメーションに下山報告する。




鎌田のほっこりの湯で温まって、隣りの芳味亭へ。




はまっている「鳥からあげ大盛定食」で満腹。




今年はどこまで雪が積もるのだろうか。
そろそろ寒気も出尽くすだろうから、今のうちが旬でしょう。