あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
年末の山行ですが、UPします。
山域山名:上越国境・三国山(群馬県)
期 日:2014年12月27日(土)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:国道17号上州側登山口1070m(10:30)→旧街道1290m(11:30/11:40)→三国山1636m(13:25)→東側肩(13:40/13:55)~国道17号(14:10)
<天候:吹雪後晴れ間>
12月に入って数日おきに強い冬型のパターンが続く。昨日から今朝にかけて寒気の底で日本海側はまたドカ雪が降ったようだ。前夜までどこに行こうか迷ったが、上越国境の三国山を目指した。
自宅を出るのが遅かったので、赤城ICでチェーン規制90分の大渋滞。前橋から下道で行くもやっぱり渋滞で、沼田から圧雪路に。
あまり雪が積もらない猿ヶ京も、滅多に見たことがないほどの大雪だ。
ノロノロで三国峠には午前10時少し前に到着。
上越橋と三国トンネル。
吹雪で稜線は強風、今日は越後側はより厳しいだろうから上州側登ることにする。
夏道の尾根取り付きは防護壁の切れ目から。
まずはスコップで掘り出し作業。車が頻繁に通るので怖かった。
出だしから腿ラッセル。参ったな~と思ったが、行けるところまでがんばろう。
急登を抜けると風で雪も締まってきて膝くらいになった。これなら一人でも行けそうか。
でも、雪は高密度で湿気も多く重たい。ふ~。
旧三国街道が通ってるあたり。尾根が小段になっている地形で、なるほど~と納得。
時々薄日が差すようになった。風が抜ける箇所は雪庇があったが、総じてブナ林の緩斜面。
肩から東方に連なる1546ピークと大笹山。なかなかいい斜面だ。
時々雪煙が舞う。
この稜線を行けば三国山頂だ。
山頂まであと50m程という所で、「モワッ」と音がしたと思ったらそのまま落ちた。
雪庇を踏み抜いてしまった。落ちた高さは2m。
板を外して雪壁にステップを切って這い上がる。
トレースと踏み抜いた場所。肩の辺りは雪庇があったので注意したが、斜面下に生える樹林の枝がほぼ目線に見えていたので、このポイントはノーケアだった。
山頂はあと何mかな?とGPSを見ながら進んでいたら落ちてしまった。
雪庇自体は小さなもので、落ちた斜面も緩く、落ち方もそのままストンと尻から雪面に落ちたのでケガはまったくなかったが、場所が場所だったら…と反省。
三国山頂。気温-7℃。稜線は小さなアップダウンがあるのでシールのまま肩に戻る。
こんな場所でもルートを誤れば落ちる。雪庇を踏み抜いたのは2回目だが、もう無事な3回目はないとしなければ。
肩から滑降。もちろん底なしパウダー。
今年はどこまで積もるだろうか。
ラッセル3時間を10分超で下る。
アッというまに国道へ。
南面なので賞味時間は短いが、吹雪の日は楽しめます。
赤城山北面も真っ白になった。
年末の山行ですが、UPします。
山域山名:上越国境・三国山(群馬県)
期 日:2014年12月27日(土)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:国道17号上州側登山口1070m(10:30)→旧街道1290m(11:30/11:40)→三国山1636m(13:25)→東側肩(13:40/13:55)~国道17号(14:10)
<天候:吹雪後晴れ間>
12月に入って数日おきに強い冬型のパターンが続く。昨日から今朝にかけて寒気の底で日本海側はまたドカ雪が降ったようだ。前夜までどこに行こうか迷ったが、上越国境の三国山を目指した。
自宅を出るのが遅かったので、赤城ICでチェーン規制90分の大渋滞。前橋から下道で行くもやっぱり渋滞で、沼田から圧雪路に。
あまり雪が積もらない猿ヶ京も、滅多に見たことがないほどの大雪だ。
ノロノロで三国峠には午前10時少し前に到着。
上越橋と三国トンネル。
吹雪で稜線は強風、今日は越後側はより厳しいだろうから上州側登ることにする。
夏道の尾根取り付きは防護壁の切れ目から。
まずはスコップで掘り出し作業。車が頻繁に通るので怖かった。
出だしから腿ラッセル。参ったな~と思ったが、行けるところまでがんばろう。
急登を抜けると風で雪も締まってきて膝くらいになった。これなら一人でも行けそうか。
でも、雪は高密度で湿気も多く重たい。ふ~。
旧三国街道が通ってるあたり。尾根が小段になっている地形で、なるほど~と納得。
時々薄日が差すようになった。風が抜ける箇所は雪庇があったが、総じてブナ林の緩斜面。
肩から東方に連なる1546ピークと大笹山。なかなかいい斜面だ。
時々雪煙が舞う。
この稜線を行けば三国山頂だ。
山頂まであと50m程という所で、「モワッ」と音がしたと思ったらそのまま落ちた。
雪庇を踏み抜いてしまった。落ちた高さは2m。
板を外して雪壁にステップを切って這い上がる。
トレースと踏み抜いた場所。肩の辺りは雪庇があったので注意したが、斜面下に生える樹林の枝がほぼ目線に見えていたので、このポイントはノーケアだった。
山頂はあと何mかな?とGPSを見ながら進んでいたら落ちてしまった。
雪庇自体は小さなもので、落ちた斜面も緩く、落ち方もそのままストンと尻から雪面に落ちたのでケガはまったくなかったが、場所が場所だったら…と反省。
三国山頂。気温-7℃。稜線は小さなアップダウンがあるのでシールのまま肩に戻る。
こんな場所でもルートを誤れば落ちる。雪庇を踏み抜いたのは2回目だが、もう無事な3回目はないとしなければ。
肩から滑降。もちろん底なしパウダー。
今年はどこまで積もるだろうか。
ラッセル3時間を10分超で下る。
アッというまに国道へ。
南面なので賞味時間は短いが、吹雪の日は楽しめます。
赤城山北面も真っ白になった。