山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

前武尊

2014-12-18 | 2014-15山スキー
山域山名:上州武尊山・前武尊(群馬県)
期  日:2014年12月17日(水)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:オグナほたかスキー場BASE1240m(9:00)→第7ペアリフト1580m(10:10/10:20)→ゲレンデTOP1828m(11:15/11:25)→前武尊2039m(12:20/12:40)~ゲレンデTOP1828m(12:55)→スラロームコース登返&滑降~スキー場BASE1240m(14:00)
<天候:雪時々吹雪>

日本列島に15本もの等圧線がかかった猛烈な冬型の日。当初の計画は平標山も入っていたが赤城SAで雪雲の状況をみて、強風の影響を受けにくい南東面からアプローチする前武尊に転進することに決定。

こんな日はとても便利になった椎坂トンネルを抜けてオグナほたかスキー場へ。
駐車場でザックを出して準備をしていると、パトロールから「この天気のなか前武尊に行くの?まだスキー場はオープン前なので整備もしていない。スキー場の中でも何かあったら対応できないので、計画書を持って社長に聞いてほしい」と言われたので、センターハウスの事務室へ。
‘スキー場から入ったら困る’と言われるかと思ったが、「問題ないでしょ」とひと言。装備を整えてゲレンデを登ろうとしたら、たまたま外にいた社長から「たくさん楽しんできて」と意外な嬉しい言葉。

あと3日もすればスキー場がオープンして、労力なしに前武尊直下まで上がれるが、ベースから登ろうなんて普通ではない。
それに山スキー計画書には、所属会の緊急連絡先はもちろん、ビーコン・ゾンデ・スコップ、ビバーク装備、ツェルトやヤッケの色、日の出と日の入の時刻まで入れているので、この辺りを見てのことだろうか。


誰もいない、トレースもない。




ゲレンデ内は締まった雪の上に新雪50㎝。スキー場ベースから膝下ラッセル。




十二沢ゲレンデ。




標高差600mをここまで約2時間。ラッセルが好きなんだとつくづく思う。




スキー場TOP。




樹林帯の積雪は150㎝は越えていた。それもほとんど降ったばかりの新雪で、膝上ラッセルがきつかった。




山頂直下。気温は-13℃と激寒。




日本武尊像がある前武尊山頂へ。




標高差800mフルラッセルで登ったぞ。




こんなシチュエーションで威力を発揮するファットロッカーのPATRON。




超粉の激パウ。




ゲレンデはもちろんカッ飛び。




このまま下山ではもったいないので、スラロームコースを登り返し。




一瞬だけ小降りになって前武尊が見えた。




ヤッホー!




今日も最高でした。




下山の報告をパトロールにすると、ゲレンデと山の状況を聞かれ、オープンしたら遊びに来て下さいと。
一時期、オグナスキー場では遭難騒ぎを起こす山スキーヤーは歓迎されなかったが、経営が変わって対応が変わったかも。ただ、当然ながらスキー場に迷惑をかけないのが鉄則。
オグナには昔はよく通ったが、最近はあまり来ていなかったので、今シーズンはゲレンデにも遊びにこよう。

帰りに、ふくせんぱい馴染みの、せみね山荘しんめいの湯に浸かって帰りました。