山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

赤薙山

2014-03-05 | 2013-14山スキー

山域山名:日光霧降高原・赤薙山(栃木県)
期  日:2014年3月2日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、くりペア
行動記録:北本(7:45)=霧降高原キスゲ平園地P1340m(9:50/10:25)→旧霧降高原スキー場→小丸山1601m(11:15/11:25)→1880mスキーデポ(12:05/12:10)→赤薙山2010m(12:35/12:55)→1880mスキーデポ(13:10)→1850m(13:35)~霧降川源頭~県道(14:05)~キスゲ平園地P(14:10)
<天候:雪>

日曜日は日光霧降高原の赤薙山に行ってきました。
今シーズンは、丸沼の四郎岳、閉鎖された三国スキー場奥の西沢ノ頭、上越国境の稲包山と、山スキー記録がほとんどないマイナーな山に通っている。

もともと日光でも東端に位置するこのエリアの山は、冬型の降雪量は少ないが、2月に関東に大雪を降らせた南岸低気圧が2回も通ったので、今年はチャンスとみて日光に向かった。

前日には越後湯沢のスキー場に行っていたし、日光へは渋滞もなく2時間で着くので、8時前とずいぶんと遅い出発で十分だった。
日光市街は雨だったが、霧降高原まで来ると気温も零度以下に下がって、予想したとおりの雪模様。新雪は10㎝ほど積もっていた。

立派な建物で驚いた霧降高原レストハウス。夏はキスゲ園地のベース、冬もスノーハイクの基地で、何とスノーシューは無料でレンタルしてました。
受付のお姉さんに聞いたら、冬は山ボードもたまに来ているらしいが、斜面が凸凹と稜線は風で叩かれているのでほとんどがゲレンデTOPまで、赤薙山山頂まで登る山スキーヤーは滅多にいないらしい。

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閉鎖されたゲレンデを登り出す。

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霧降スキー場はもともと1965年に開業した市民スキー場だが2004年に廃業し、夏に動かしていたリフトも2010年に撤去したらしい。
自分は20年くらい前に1度だけ、ゲレンデスキーに来たことがある。雪付きが悪くて、硬い斜面が滑りづらかった記憶がある。
でも、こんなローカルな雰囲気たっぷりなスキー場はとても魅力的だった…。

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ゲレンデを出る時には鹿避けのゲートをくぐる。

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今日は新雪があるが、風が抜ける稜線は雪付きが悪そうだ。

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標高を上げていくと、尾根が細くなってきた。

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根っこが露出した斜面になりスキーで登れなくなったので、1880mにスキーをデポして坪足で山頂を目指す。

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傾斜が急な壁はステップ切って登る。
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立派な鳥居があった赤薙山山頂。

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南面は切れ落ちている。1983m峰が墨絵のようだった。

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山頂をあとに稜線を下る。

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デポ地に戻り、少し下ったところから滑降開始。

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1800m付近はプチパウダーのオープンバーン。予想を超える快適な滑降でした。

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1600mまで滑ると下雪が軟雪モナカになって、板が沈んで悪雪滑降へ。

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さらに濃いブッシュ帯を抜けると…、

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霧降川源頭は、再び下雪が締まった
振り子状のプチパウダーでした。

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橋のたもとで県道に滑り込む。

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路肩に残った雪を拾ってキスゲ平まで滑って、The END。

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登る前には滑降の方はあまり期待していなかったが、どうして、十分過ぎるくらいに楽しめました。
上越の山と比べると小粒ですが、近くていい山を見つけた感じです。


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