山域山名:上越国境・平標山(新潟県)
期 日:2014年2月24日(月)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:火打峠970m(7:30)→ヤカイ沢1700m(9:30/9:45)→平標山1983m(10:40/11:00)→西ピーク(11:10/11:40)~センノ沢滑降~地王堂川橋(12:30)~二居(11:40)=火打峠
<天候:快晴>
夜は放射冷却で、三俣は-11℃まで冷えた。
国道事務所の積雪計を見ると、ほんの近い距離ではあるが積雪量の違いがよく分かる。苗場のある浅貝は三俣の半分、湯沢奥の芝原とは2mほども少ない。
夜が明けたみつまた道の駅。遠くの山は東谷山。
24時間入れる暖房付きスペースがあって、朝食は快適でした。
(もちろん車内で寝ました)
別荘管理道の雪壁は例年より高い。
凍った林道からヤカイ沢を登る。
正面の壁には昨日のシュプールがたくさん付けられていた。今日はバリバリのスーパーハードモナカなので、とても滑る気にはなれない。
雪面には新雪10㎝、午後に雪雲がかかっていたのでその降雪だろう。
おかけで硬い雪面が隠れて登りやすかった。
1700mで尾根に上がる。正面は苗場スキー場。
左側には、ピークが3つある稲包山。昨日あの稜線を巡ったと思うと感慨深い。
雪面が硬かったので、クトーを付けて稜線に登る。苗場山がまぶしい。
あとはなだらかな稜線を登るだけ。
平標山山頂。
素晴らしい大パノラマでした。苗場山の奥には北アルプス後立山連峰。
眼下の大斜面は西ゼン源頭斜面。
谷川岳、朝日岳、尾瀬、平ヶ岳が屏風のようだ。
仙ノ倉山への稜線。
センノ沢へは西側にあるピークを超えなくてはならない。硬いバーンをシールで移動する。
センノ沢は一ノ肩の向こう側。
センノ沢の出だしは灌木帯のアイスバーン。
思わず「ワオー!」と声を出してしまった。
真っさらなオープンバーンにターンを刻む。
北面なので極上パウダーでした。
霧氷も素晴らしかった。
霧氷のトンネルを縫うように滑る。
センノ沢は苗場山を正面に滑る。
沢底も極上パウダー。
中ほどで昨日のシュプールがあった。松手山への稜線を目指したようだ。
日白山へのトレースもあって、林道は雪が締まっていてよく滑った。
あっという間に除雪最終地点へ。
二居バス停に着いたらすぐに、定刻どおりバスが来た。
昨日の稲包山、今日の平標山センノ沢とも、充実した単独山スキーでした。
おまけ。時間があったので帰りに山を眺めながら帰りました。
国道17号から見た、稲包山南面。官行からのアプローチでは、左の鉄塔尾根を登った。
赤谷湖からの小出俣山(赤谷山)と俎嵓。