山域山名:三岩岳(福島県)
期 日:2014年2月11日(月)
参 加 者:みやぶー、Kino、らがー
行動記録:国道352号取付770m(8:40)→枝沢→夏道尾根1140m(10:10/10:20)→1540m(11:25/11:40)→三岩岳2065m(13:10/13:50)~1300m(14:35/14:40)~北側の尾根1130m(15:00/15:10)~枝沢~国道352号(16:00)
<天候:快晴>
美味しい椎茸ご飯をいただいた今日は、大斜面が拡がる三岩岳へ。
-11℃と冷え込んだ檜枝岐をあとに、前夜、急遽参戦の連絡を受けたKino氏と小豆温泉で合流して、国道路肩から出発。
トレースは夏道尾根に取り付いていたが、滑降の可能性を確認するために枝沢
に入る。
先週の大雨のせいだろうか、所々口が開いていて、雪で埋まっている箇所も薄そうな感じ。
きわどいスノーブリッジを渡り、沢をつめていく。
右岸を高巻かなければならない場所があり、沢に下りるのが厄介だったので、結局はそのまま頭上の尾根に登り上げることに…、ラッセルがきつかった~。
尾根に上がると、ズドーン!!と三岩岳が。。
あそこまでいくの?というくらいに遠い。。。
でも先行者のトレースがあるので、ありがたく楽をして登らせてもらう。
何度か登っている大戸沢岳も魅力的。
三ツ岩(見えているのは二つ?)もくっきり。
尾根の中ほどに先行者が見えた。早く追いつかなくては。
窓明山も迫力満点。春に登ったは7,8年前だったか?
1308mピーク。下山時には、このピークを境に雪質がガラリと変わった。
強風が抜けるようになったので、1枚アウターを羽織ってクトーもぶら下げて登る。
それにしても気持ちのいい尾根で、滑降も楽しみ。
1699ピークを登る先行者。相当山慣れた方でしょう。
昨日の会津駒より、山容は見事。
1699ピークを越えた先で先行者に追い着く。ラッセルにお礼を言って、ここから先頭を行く。
モンスターはなくっていたが、この雰囲気もいい。
1800m辺りの大雪原を行く。
いい写真が撮れました。
シュカブラも見事。
山頂が近くて遠い。
あともう少し、がんば~。
お疲れ~。
やったー!
三岩岳山頂です。
日光女峰山、男体山、先週登った日光白根山。
会津駒への稜線。厳冬期にしか見られない景色に感動です。
遠くには越後三山の中ノ岳。
坪入山から丸山岳に続く稜線。いつかはあの稜線と沢をつないでみたい。
晴れているのに-13℃と寒かった。かじかむ手で昼食を食べて、いざ、滑降へ。
風が抜ける場所は硬い雪面もあったが、ほとんどはパウダー。
ドライパウダーが素晴らしかった~。
山頂を振り返る。
1699ピークから…
今山行のメインバーンへ。
今シーズン一番と言ってもいいだろう。
いや~最高でした。
1308ピーク鞍部へ滑り込む。
1308ピークからは登路の夏道尾根から北側の尾根に入る。
先に見える1161mまでは雪質もまずまずだったが、南向き斜面に入ったらモナカと重腐れ雪の苦行へ。
沢を挟んで夏道尾根を見る。
自分たちがたどるルートの尾根先に目を向けると、黒い物体の熊??!が駆け下りていった…。先週の雨で冬眠から目を覚ましてしまったのか?も…。
尾根から急斜面を枝沢に滑り込む。
悪雪斜面は段々状でシュルンドありと慎重に下降した。
最後は沢底に付けたトレースを滑って国道へ。
三岩岳は登りも滑りもハードでしたが、最高に楽しめました。
厳冬期の南会津2Daysとも、名峰ニ山の頂きに立てて充実感たっぷりでした。
窓明の湯に浸かり、伊南川越しの三岩岳を見上げて帰りました。