山域山名:日光白根山(群馬県)
期 日:2014年2月2日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、くり嫁、らがー
行動記録:丸沼高原スキー場TOP2000m(9:00)→七色平2120m(9:35/9:45)→弥陀ヶ池東コル2250m(10:45/11:00)→白根山東面2340m(11:55/12:25)→スキー板デポ2370m(12:35/12:50)→日光白根山2577m(13:30/13:40)→2370m(14:20/14:50)~五色沼2170m(15:00/15:15)→座禅山2310m(15:55/16:10)~七色平(16:35)~丸沼高原スキー場(16:55)
<天候:雪のち曇り、夕方から晴れ>
日本海に前線を伴った低気圧が入り、暖気が北上して厳冬期の上越国境稜線でも雨が混じる予報が出ている。
当初は平標山だったが、視界不良と雪崩リスクが高くとても無理。
であればと、3月に行くつもりだった日光白根山なら雨に降られることはないだろうと丸沼高原スキー場から入山した。
スキー場ゴンドラ駅の裏にある二荒山神社で手を合わせてから入山。
夏道に付けられた登山者のトレースを進む。今年の日光白根山は少雪。
七色平避難小屋。床が抜けたなかには4名?のマットが敷かれていたので、昨晩小屋に泊まって西面から山頂を目指しているのだろう。
ついに湿った雪が降り出した。気温は0℃。
濃い針葉樹林帯のオアシスの七色平。
七色平からはトレースがなくなり、ラッセルして座禅山へのコルを目指す。
ガス濃い阿弥陀池を行く。
コルは強風の通り道で雪付きが悪い。
コルからは2250mラインに沿ってトラバース。
五色沼をバックに。
雪面は風を受けて波打ち、クラスト面に新雪が積もっていた。
石だるま?
東面ルンゼを見上げる。
2370mで傾斜がきつくなり雪面が硬くなったのでアイゼン装着。気温-2℃。
日光湯元から登ってきた坪足の単独若者が抜いていった。
視界は約30mのホワイトアウト。
急斜面を直登する。
冬山登山の領域へ。
今日は南西風なので、東面は意外なほど穏やか。この斜面で吹かれたらたまらないだろう。
日光白根山の頂きへ。三角点は100mほど先だが今日はここまで。
やった~。
山頂をあとに下山。
登路より南側を迂回するルートを取る。
スキー板デポ地から見下ろす。
いざ、滑降へ。いいぞ~!!
オープンバーンは濃密パックパウダー。
樹林帯は軽快に滑降。
避難小屋と3名パーティのテント。
学生時代の12月に、確かブロック作りだった昔の避難小屋に泊まったことがあった。
五色沼に滑り込む。
イエ~イ。
バンザ~イ。
沼は完全に凍り付いていた。
座禅山に日が差す。
座禅山まで上がろう。
この景色が見られるから。
至仏山も見えた。尾瀬ヶ原は雨だったろう。
このルートは波打つ斜面多し。ターンにはパワーとテクが必要。
見上げる空は一気に快晴へ。
夕陽に照らされて、
その勇姿を見せてくれました。感動です。
お疲れさま。皆、満足です。
最後に日が暮れたゲレンデを滑る。
悪天のなか、厳冬期の日光白根山の頂きに立てて最高でした。