山域山名:北アルプス・立山三山、黒部川下ノ廊下(富山県)
期 日:2013年9月22日(日)~24日(火)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:
9/23 内蔵助平1700m(4:45)→ハシゴ谷乗越2035m(6:20/6:40)→剱沢南股1700m(7:40)→剱沢二股1580m(8:15/8:50)→仙人峠2150m(10:40)→仙人池ヒュッテ2080m(10:55/11:50)→仙人温泉1540m(13:25/13:40)→仙人谷ダム880m(16:20)→阿曽原温泉800m(17:20)<テント泊>
<天候:晴れ>
星空だった割には、朝もそれほど冷え込まなかった。
今日は阿曽原温泉まで、昨日歩き残した分も合わせてエアリアコースタイムで約13時間もの長丁場、しかも重たいザックで歩き通さなければならない。
当然ながら夜明け前に出発する。
内蔵助平の夜明け。
ハシゴ谷乗越からの剣岳の勇姿。岩と雪の殿堂の名にふさわしい。
まだ残雪で埋め尽くされたままの剣沢。
剣沢への下りはハシゴが続く急降下の道。
内蔵助平経由でダムに向かうクライマー達とたくさんすれ違った。
剣沢と南仙人山。
三ノ窓をバックに。2009年GWに山スキーで滑ったが、また来てみたい。
http://kumatrek.jpn.org/mt_ski/09/turugi.htm
晴れてポカポカだったので、濡れたテントフライを乾かした。
三ノ窓雪渓を挟んでチンネと小窓ノ王。
昨日は雪渓上で白骨死体が発見されたらしい。
この剣沢を下っていくと、あの剱大滝と十字峡に行きつく。
八ツ峰と三ノ窓雪渓の絶景。この景色が見たかった。
小窓雪渓と池ノ平山。三ノ窓とこの小窓は数年前に氷河が確認された。
仙人峠からの裏剱。
暑さと重荷の急登でヘロヘロ~、やっとヒュッテが見えた。早く昼食が食べたい。
仙人池ヒュッテ。昨日はほぼ定員の30名が泊まって賑やかだったらしい。
でも、今日の予約はゼロとのこと。
これほど豪快な記念スタンプは見たことがない。
去年から小屋をまかされている3代目の青年。
山小屋では珍しいナポリタンを注文。冷たい麦茶もがぶ飲み。
小屋の隣りにある仙人池にて。
仙人池をあとに仙人谷を下る。
秘湯マニアの聖地、仙人池温泉。今日は残念ながら通過。
源泉下には熱い温泉が流れていた。
坊主山の懐にある仙人温泉。雪がなくなるのは6月末だろうか。
雲切新道も、急坂が延々と続き、ハシゴ、鎖、ロープとまったく気を抜けない。
やっと遙か下に黒部川が見えた。
仙人谷ダムまでも急な坂が続く。
最後も長いハシゴ。
ダム上が雲切新道と日電歩道の分岐。
阿曽原までは管理道を進む。
まずは管理道のトンネル。
黒四発電所作業員を運ぶトロッコが黒部川を渡る水路橋。30分に1本くらいでトロッコが走る音がしていた。
地熱で熱かったトンネル。
こんな山奥に鉄筋の建物があるとは。
阿曽原温泉までは地獄の登り返しがあった。
阿曽原温泉のテン場へ到着。ふ~長かった~。
着いてすぐに乾杯したビールは極旨でした。
テントを張っていざ。
次は極楽の露天風呂へ~。まったり~、最高だ~、幸せやな~。
温泉で疲れた体を癒して、さぁ、明日は下ノ廊下へ。