山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

立山~阿曽原温泉~下ノ廊下~黒部ダム周回9/22

2013-10-03 | 2013山登り

山域山名:北アルプス・立山三山、黒部川下ノ廊下(富山県)
期  日:2013年9月22日(日)~24日(火)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:
9/22 北本(3:15)=扇沢(7:00/7:30)=室堂2420m(8:50/9:20)→一ノ越2705m(10:00/10:10)→雄山2991m(10:55)→大汝山3003m(11:15/11:25)→真砂岳2861m(12:00/12:25)→内蔵助カール(12:40/12:50)→内蔵助平1700m(15:30)<テント泊>

<天候:くもりのち時々晴れ>
9月は週末ごとに雨で、山行きのタイミングが合わず…前半3連休も含めてすべてキャンセル…だったが、やっといい天気に巡り会えそうだ。
しかも、狙っていた黒部下ノ廊下がやっと「開通」との情報ゲット!。

ダムから廊下を下り歩くだけではつまらないので、テント泊で立山から内蔵助平、仙人池を経由して阿曽原温泉まで下って、下ノ廊下をダムまで登る周回ルートを取った。

連休2日目とあって、いつもの無料Pはおろか、駅近くの駐車場はすべて満杯。
遙か下の臨時駐車場に案内された。扇沢駅までダッシュで始発に間に合った。

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意外や始発便の乗客はツアー客がいた程度で空いていた。(昨日の朝はパニックだったらしいが)

室堂まで順調に到着。でもすごい人人。
ちょうど草紅葉がきれい。

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一ノ越もご覧のとおり。雄山の稜線も列ができていて、ほとんと動いていない。
時間もかかりそうでまずい。

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案の定、渋滞に巻き込まれてノロノロ。ルートを外れて登ったりもしたが、石を落としてトラブルになるのも嫌なので、自重気味に登りました。
それにしてもすごい人だ。立山は登山ブームのメッカか。

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雄山ではザックも下ろさず、神社もパス。

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雪のない雄山は20年振り?サル又のカールには、秋になってもしっかり雪と氷河もある。

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立山三山稜線。

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大汝山もご覧のとおり。

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この春にも滑った富士ノ折立南東シュート。
http://kumatrek.jpn.org/mt_ski/13/tateyama_525.html

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真砂岳稜線を目指す。

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後立山連峰と内蔵助山荘。

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内蔵助カールも秋色へ。11月初滑りでまた飛び込むよ~。

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富士ノ折立をバックに。

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カール底の雪渓。青い場所は氷化?

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赤い実をつけたナナカマド。

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今年の紅葉は美しくなる予感。

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富士ノ折立支尾根を乗り越えると、一気に700mダウンの壁。
この壁は日本で屈指のバーン、2011年GWに豪快な滑降をした。
http://kumatrek.jpn.org/mt_ski/11/2011gw_a.html


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急な下りで悪路の連続。稜線の混雑が嘘のように、誰にも会わず。

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岩壁と残雪と紅葉。

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赤色の内蔵助平。まだまだ遠い、

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古い看板。

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秋の雪渓横断は滑落に要注意。

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下りてきた斜面は壁のよう。もうヘロヘロ。

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時間はすでに15:30。真砂沢まで行くと真っ暗になるので、ビバークとする。
春は大雪原だったが夏はブッシュだらけで、分岐からハシゴ谷乗越に向かったところにテントを張れるスペースがあった。

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水場も近くにあって、ビールもスコッチも持っていたので、なんの不自由もない快適なビバークでした。