美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

東京に眠る過去の記憶

2022年02月08日 07時05分59秒 | 姿勢&見た目

フィギュア団体銅メダルの笑顔、ジャンプ混合団体の涙、島岡美延です。

全員ノーミスのフィギュア、号泣のあとに飛んだ高梨沙羅選手。想定外が起きる五輪、アスリートって本当に凄い。

自分がいま見ているものが現実か夢か。映画『リング・ワンダリング(19日公開)』をご紹介します。先週のラジオに金子雅和監督と長谷川初範さんが登場。凍てつく山奥での撮影秘話がアツかった!

監督の初長編『アルビノの木』でマタギを演じた長谷川さん、今回は「漫画の中の」昔の猟師。草鞋に火薬箱と重い鉄砲を担いで雪の山道、滝の斜面へ。

漫画家を目指す草介(笠松将)は絶滅したニホンオオカミを題材に漫画を描くも模索中。ある日、バイト先の工事現場で逃げ出した犬を探す不思議な娘ミドリ(阿部純子)と出会う。怪我をした彼女を家に送り届けるとそこは古い写真館。いつも見る東京の、この土地で過去に起きたことを知る・・・。

ラスト、瞬きできない幻想譚。

 

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ノルウェーから少年少女のロック愛

2022年02月07日 07時27分40秒 | 姿勢&見た目

選手の言葉に切なくなる日々、島岡美延です。

冬の競技とはいえ、零下20度を超える地で戦う孤独。メダルを期待される人、マスコミに持ち上げられた人。五輪はやはり、違うよう。一方、小林陵侑選手の次しか見ていないようなノーマルヒル金メダルのコメント。圧巻のジャンプでした。

北欧ノルウェーから届いた愛らしい青春音楽ロードムービーをどうぞ。映画『ロスバンド(11日公開)』をご紹介します。フィヨルドの美しい海岸線、北極圏の雄大な山並みの美しいこと!

両親の不仲に心を痛めるドラム担当のグリム、思い込みが激しすぎる音痴のギター兼ボーカル、アクセル。二人の「ロスバンド・イモターレ」がノルウェー・ロック大会に出場するため、追加したメンバーは9歳のチェロ少女ティルダ。近所の名ドライバー、マッティンに頼んで北の果ての町トロムソを目指す。はたして、無事に演奏の舞台に立てるのか?

危なっかしい旅だけど、ロックへの愛だけは譲れない!

 

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岸惠子の人生に、驚き

2022年02月06日 07時22分45秒 | 日記、その他

今日は母の誕生日、島岡美延です。12月の父の誕生日のちょうど6週間後ですが、生まれ年をきくと、1歳違う感じ。

今は父の介護で大変だけど、おしゃれ大好きな母。「岸惠子に似ている」と言われるのが若い頃から一番嬉しいみたい。もっとも似ているのは顔立ちの雰囲気で、波瀾万丈すぎる人生とは全く違うけど。

『岸惠子自伝(岩波書店)』を読みました。1932年生まれ、今年8月で90歳。横浜空襲で自宅に直撃弾、近所の大人の指示を振り切り、防空壕から逃げて命拾い。「もう大人の言うことは聴かない。12歳、今日で子供はやめよう」と決意。高校生で大船松竹撮影所を見学したことから映画の世界へ。

スターになるもフランスへ。イヴ・シャンピ監督との結婚生活が終わるのは40代。国際ジャーナリストとしてアフリカやイランなど、たびたび命の危機。60代から文筆業にも磨きがかかり、エッセイ、小説多数。コロナ禍の88歳でこの自伝を出版。

平成生まれにもぜひ読んでほしい一冊。

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洞窟救出作戦、奇跡の決断

2022年02月05日 07時18分31秒 | 姿勢&見た目

夜空に向けられた盛大な花火と雪の結晶に灯された聖火、島岡美延です。なんだか中国の複雑な外交内政問題の象徴のよう。

国を背負う覚悟の選手たちに五輪は特別な場所。こちらは人命がかかった国際的ミッションの記録。映画『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち(11日公開)』をご紹介します。

2018年6月23日、タイのタムルアン洞窟で地元のサッカー少年12人とコーチ、13人が豪雨で浸水した洞窟内に閉じ込められ、連日報道された事故を覚えてますよね。レスキューチームの救助活動を克明にとらえた映像、VFXを使った洞窟内の詳細に驚愕。監督は『フリーソロ』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン。

洞窟入口から5キロ。タイ海軍、米軍に加え、世界から集められた民間人の洞窟ダイバーたちに次々と襲い掛かる危機。麻酔を使って運ぶという仰天の手段、ダイバーに注射を指導する医師。想像を絶する決断の重さの連続、やはり奇跡!

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ある1日だけを遡って綴られた物語

2022年02月04日 07時01分22秒 | 姿勢&見た目

立春の朝からフィギュアスケート団体開始、島岡美延です。コロナ超厳戒態勢、どんな北京五輪になるのやら。

東京五輪2020さなかのコロナ第5波の頃、世界は半年後これほどの第6波を想像できた? 過去をどんな思いで見つめるか。誰にも「あの日を振り返る」瞬間、ありますよね。

映画『ちょっと思い出しただけ(11日公開)』をご紹介します。『くれなずめ』などの松居大悟監督が、本作の主題歌となるクリープハイプの尾崎世界観の「ナイトオンザプラネット」を受けて、初の完全オリジナルラブストーリーに挑戦。

「ある1日」だけを遡って綴られる、ふたりの6年間。なんでもないけど、二度と戻れない愛おしい日々。画面いっぱいに、過ごしてきた時間の重み。初共演の池松壮亮と伊藤沙莉の相性は抜群、「ダンス」がキーワード。

あなたも大切な人との「出会った瞬間」までの時間をちょっと遡ってみませんか。積み重ねてきた日々の切ないほどの輝き、思い出すかも。

 

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映画で描かれる世界の「格差」

2022年02月03日 07時17分27秒 | 日記、その他

日差しが力を増す節分、島岡美延です。豪華な恵方巻が毎年食品ロスになる国で、コロナは検査できずカウントされない人が急増中。今夜の食事は大丈夫?

格差をテーマにしたエンターテインメント作品、ご覧になりますか? 映画評論家・町山智浩氏の著作『それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)』を読みました。『万引き家族』だけでなく『天気の子』も格差の視点から解説。もちろん『パラサイト 半地下の家族』や複数のケン・ローチ監督作品も。名監督の原点から最新作に至るまでの社会の変化、彼らの一貫した映画作りの動機。

本も充実していますが、毎週木曜22時30分~のBS朝日『町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association  With CNN』もおすすめ。先週は1年前のアメリカの議事堂襲撃事件のその後(事件をなかったことにしようとする議員が増加中!?)、今夜はアルメニア移民についての取材。

映画はいつの時代も、世界の今と未来を見せてくれます。

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あの国会議員が、答えてくれた

2022年02月02日 07時25分33秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

鶴岡八幡宮に「豆拾い中止」の掲示、島岡美延です。大河ドラマで賑わっているかと思いきや、ゆったりしていた鎌倉。東京よりも外出自粛の観光地。

今日は衆議院予算委員会、聞くより「かわす力」ばかりが目立つ国会中継で何が示される?

生活に直結しているはずなのに、なぜ政治は遠くにあると思うのか。ドキュメンタリー映画『香川1区』の小川淳也氏が、相撲・音楽ライターの和田靜香氏の取材に答えた本を読んでみました。『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた(左右社)』。

「女性のいない民主主義」(衆議院の女性議員は1割)を憤る和田氏は未婚・50代・フリーランス、コロナ禍でバイトはクビに。男女雇用機会均等法はあれど、結婚・出産への圧力、セクハラ・パワハラに耐え続けた世代。

この国の理想の未来を語りながら涙を流す小川氏。「自分を考える=政治を考える」、私の不安=国の不安をそのままにしない、それが政治。

 

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舌の位置を意識して鼻呼吸

2022年02月01日 07時36分12秒 | 姿勢&見た目

冷たい空気を鼻からいっぱい吸い込んで2月スタート、島岡美延です。

花粉に敏感な人はすでに「飛び始め」を感じているよう。コロナも拡大中だし、まもなく花粉情報も天気予報に登場します。いずれにせよ、まだまだマスクを外せそうにない世の中。

今月の姿勢テーマは『舌の位置も意識して鼻呼吸』です。鼻から吸うことが大事だとわかっていても、マスクの中で口呼吸になっている人が多そう。もし、マスクがなかったら、空気中のほこり、ウイルス、花粉などが、のどに向かって障害物なく入ってきてしまいます。

コロナ急拡大の今、特に意識したいのが「舌の位置を正しいポジション」にしておくこと。舌の先端が上の前歯の付け根(スポット)にあって舌全体が上あごの天井にピッタリついている状態で、自然と鼻呼吸になります。のどの手前に舌=防御壁があるイメージ。

ウイルスから身を守るため、マスクを二重にしたいと思うなら、舌で作るのどへの防御壁をぜひ習慣に。

 

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