美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

メダルラッシュに涙、涙

2022年02月18日 07時22分24秒 | 日記、その他

フィギュア女子のメダル授与式は今夜、島岡美延です。昨夜から感涙、感涙。疑問渦巻く北京五輪でやっと喜びに浸れた感じ。

まだメダルじゃないけど、カーリングの準決勝進出にも涙。インタビュアから聞かされて驚いたロコ・ソラーレ。今日もスイス戦、頑張れ!

高木美帆選手の1000㍍、五輪新記録直後のガッツポーズと眼差し、カッコよすぎで見とれた金メダル。5種目7レースって、陸上なら100㍍も800㍍もマイルリレーもやる感じ? 天才中学生と注目されて以来、自らハードルを上げ続けた12年、もう超人!

ノルディック複合団体も見事につないで銅メダル。24歳アンカー山本選手は、30代の先輩たちを表彰台に上げたかった、という28年ぶりの快挙。迎えた渡部暁斗選手は個人の銅メダルより嬉しそう。

5本の4回転を決めた選手の直後の坂本花織選手、自己最高の完璧な演技で本人も驚いたという3位を手繰り寄せました。どうぞ今夜、表彰台で跳びはねて!

 

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ロシアオリンピック委員会って

2022年02月17日 07時21分04秒 | 日記、その他

ロシアが鍵を握る2022年2月、島岡美延です。五輪開催中に報じられる緊張状態。バレエの先生がウクライナのバレエ団で毎日舞台に立った数年前、芸術が日常的な国だと感じたそう。

ロシアもバレエ大国。そのフィギュアスケート選手も優雅さと高い技術で、北京五輪の表彰台独占かと言われていたロシアオリンピック委員会の女子選手。それがSP開始前に「女子フィギュアは表彰式なし」と宣告された異常事態。

フリーは通常の24人+ワリエワ選手。米テレビ局は彼女のSPを解説しない、という沈黙で抗議表明。「禁止薬物は出たけど、世界最高得点」となって本当にいい? 五輪で戦う資格を与えている15歳を「疑惑の例外」として保護する矛盾。

そもそもフィギュア団体に「個人資格の集合体ROC」の出場自体が矛盾だったのでは。東京五輪でも「国旗・国歌はないロシア選手」が当たり前、ロシア選手が出ないとつまらない、というIOCの思惑か。北京五輪の団体メダル、どんな形で日本選手に届くのでしょう。

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名画泥棒、その動機とは

2022年02月16日 07時18分34秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

号泣や疑惑に一喜一憂、コロナ第6波は深刻化、島岡美延です。昨日はコロナの死者236人と過去最多。高齢者や重症化リスクの高い人をどう守る?

制度に疑問を感じて驚きの行動に出たら・・・。映画『ゴヤの名画と優しい泥棒(25日公開)』をご紹介します。1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難という前代未聞の大事件の実話。

60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)は、年金暮らしの高齢者の生活を楽にするため、盗んだ絵画の身代金で公共放送BBCの受信料を肩代わりさせようと考える。何も知らない妻(ヘレン・ミレン)、父親と一緒に絵画を部屋に隠す息子(フィオン・ホワイトヘッド)。事件に秘められた驚きの真実とは? 

『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督の遺作。泣いて笑って、優しい嘘って悪くないです。

 

 

 

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鼻の防御機能を信じて

2022年02月15日 07時31分07秒 | 姿勢&見た目

彼女もまた、最初で最後の五輪になるのか、島岡美延です。ROCのワリエワ選手がSP出場へ。ロシアから毎シーズン出てくる10代前半の才能、でもその多くが数年後に引退状態に。何を犠牲にしたら15歳であの完成度を身につけられるのか・・・。

さて、今月の姿勢テーマ『舌の位置も意識して鼻呼吸』を実践していますか。いよいよ花粉も本格的に飛び始める時期を迎えます。マスクも花粉などをブロックしてくれますが、「鼻の粘膜」自体が外敵から身体を守る強い味方。ここを活用しないなんて残念。

口呼吸をしていると、防御機能のある鼻を通さずに、ノーチェックでウィルスも花粉もホコリも身体に取り込んでしまっているようなもの。舌を上あごの正しいポジションにつけておくと口は開きにくいので、鼻づまりがなければ、自然と鼻から呼吸するしかありませんね。

自律神経を整えたい時も「深い呼吸」が大事。これももちろん鼻から大きく吸って。口から吸うのとは感覚が違うはず。

 

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テレビと新聞、このままでいい?

2022年02月14日 07時41分18秒 | 日記、その他

雪は降らなかったバレンタインデー、島岡美延です。

今日もジャンプ団体など楽しみだけど、小松原組がフリーダンスに進めず、アイスダンス中継がなくなって残念。特に民放の五輪中継は「日本の注目選手」がすべて。日本のスポーツ番組、このままでいい?

『自壊するメディア(講談社+α新書)』を読んで、あらためてそう感じました。東京新聞の望月衣塑子記者と、テレビ局にいて多数の富山県議の不正問題を追及した映画『はりぼて』を撮った五百旗頭幸男監督の共著。現政権が誕生前の本ですが、国会で首相が嘘をつくことを許しているのは、メディアのチェック機能放棄もある、と。

「歌舞伎のような劇団記者クラブ」という望月氏。東京五輪組織委員会元会長を担当していた女性記者は、例の「女性蔑視発言」に触れない、訊かない、だったとか。

「日本のテレビドキュメンタリーは自らの取材成果の強調」「スポーツは応援一色、密着取材は選手との仲の良さ自慢」って、悲しいほど納得。

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永瀬正敏が挑む、倒錯の愛

2022年02月13日 07時28分30秒 | 姿勢&見た目

藤井聡太竜王が渡辺明王将に4連勝で最年少五冠に、島岡美延です。将棋もかなり体力を使うよう。想像も出来ない頭の回転!

頭脳戦といえば、昨日のカーリング女子の2連勝、逆転劇の展開にかなり興奮しました。この物語も何が起きているのか、じっくりご覧下さい。映画『ホテルアイリス(18日公開)』をご紹介します。

小川洋子が禁断のエロスを描写した同名小説を奥原浩志監督が映画化。謎めいた中年男を演じたのは永瀬正敏。公開中の『再会の奈良』にしても、近年、寡黙な職人のような役が多かった彼が、リゾート地で出会う若い女性との「倒錯の愛」を創り上げました。

寂れた海沿いの街。台湾人の父を亡くし、日本人の母(菜葉菜)が経営する小さなホテルを手伝っているマリは、客のロシア文学の翻訳家(永瀬)が女性に暴力を振るう姿を目撃する。孤島で暮らす男に興味を持った彼女は、いつしか愛と死の香りに満ちた時間の淵に堕ちて・・・。

マリ役の台湾の陸夏(ルシア)が、まぶしい輝き。

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決まり文句、コロナでも

2022年02月12日 07時21分00秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

4年前より回る回る回る、島岡美延です。平野歩夢選手のトリプルコーク1440の感覚って? 最終滑走で圧巻の金メダル! 

スノーボードもフィギュアスケートも人類の限界に挑む北京。一方、ROCの15歳、異次元金メダル候補にドーピング疑惑。毎日、競技以外のモヤモヤ多すぎ。

期待の決まり文句が選手を追いつめる、と昨日書きましたが、コロナ療養していた知人の体験にハッとしました。

家族の陽性で「濃厚接触者」になったと職場に告げた時、「あなたは陽性にならないよう祈ってます」との言葉。悪気はないだろうし、誰でも言ってしまいそう。でも当人は「やっぱりコロナはそんなに悪いことなんだ」と感じ、陽性判定を報告する時、本当に恐怖だったと。

第6波は次々と知人が陽性に。軽症でも電話がどこにもつながらない不安があったようで、せめてその大変さに寄り添いたいもの。「申し訳ないとか言わないで、どんなに対策しても感染することあるし」と言葉をかけたりしますが、難しいです。

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悲願の金メダル、逆転の表彰台って

2022年02月11日 07時12分41秒 | 日記、その他

雪はなく青空の建国記念の日、島岡美延です。日本代表選手たちにとって「国」って?

五輪報道の決まり文句、「悲願の金メダル」「逆転の表彰台」・・・、悪気はなく応援の意味だろうけど、それが選手を追い込んでいるのでは。メダルを取った時より自分が変化していることを本人が一番わかっていても、五輪前には期待に応える言葉を語るのみ。北京五輪を見ながらどうしてもそんなことを考えてしまいます。

なぜ選手が見知らぬ人のために反省したり、謝罪したりするのか。それを強いているのは一体、何? アスリートの100分の1も努力することなく、SNSで好き勝手いう人々に振り回される選手。人種差別など競技以外の点で攻撃にさらされることも。

フィギュアスケート男子はSP順位のまま、と私が予想した通り。金のネイサン、銀の鍵山、銅の宇野、3選手それぞれが到達した輝きは見事。各々がこれまでの「自分の成長」に集中した結果のメダル。絶対王者だった羽生選手の「挑戦」も彼にしか成しえない境地。

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イランの女性監督、自国では上映中止

2022年02月10日 05時51分34秒 | 姿勢&見た目

三連休前に首都圏でも大雪の予報、島岡美延です。フィギュア男子フリー、楽しんで、選手誰もが力を出しきれますように。

重圧は想像を絶するけど、五輪で「取り返しがつかない」人生になるわけではありません。これは死刑執行数世界2位のイランから届いた問題作。映画『白い牛のバラッド(18日公開)』をご紹介します。最愛の人を冤罪で失う主人公を演じたのは気鋭の女性監督マリヤム・モガッダム。ペタシュ・サナイハとの共同監督。

愛する夫を死刑で失い、ろうあの娘を育てながら必死で生きるミナ。1年後に突然、夫の無実が明かされ、彼女は賠償金より判事に謝罪を求める。ある日、夫の古い友人というレザが現れ、親切な彼に徐々に心を開いていくミナ。しかし二人を結びつける「ある秘密」に気づいた時、彼女が下した決断とは・・・。

罪と償いの深い闇。理不尽な社会に立ち向かう女性の姿を巧みに表現。女優・監督として得難い才能なのに、イランでは上映中止となっています。

 

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ポンペイの人々は何を思ったか

2022年02月09日 07時20分01秒 | 日記、その他

リンクにまさかの「落とし穴」、島岡美延です。高梨選手は「みんなの人生を変えてしまった」とコメント。かの地で何が起きている?

人生が変わるほどの出来事は色々あれど、紀元79年、動こうとした次の瞬間、すべてが分厚い火砕流に・・・。東京国立博物館の『特別展 ポンペイ』を見てきました(~4月3日)。

久々すぎる上野駅。公園口改札前の信号がなくなった素敵な改修。動物園はまん延防止で休園中。交番近くに、すいているPCR検査テント。

ナポリ国立考古学博物館からやってきた2000年前の人々の「暮らし」。1万人が暮らしたローマ帝国の都市。大邸宅のモザイクは気が遠くなるほどの贅沢さ。炭化したパンや干しブドウ。指輪、イヤリング、腕輪の金や石の輝き、細工の見事さ。巨大なフレスコ画の数々、よくぞお越し下さいました。

毎日眺めていた美しい山に人生が奪われるなんて、ポンペイの人たちは知らなかったはず。まさか富士山が・・・、あらゆることを想像してしまいました。

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