“ロックの父”、29年の生涯

晴れ間も出そうな日曜日、島岡美延です。
今日はバレエの発表会。
舞台の上のスポットライトには、ある種の“中毒性”があります。
スターと呼ばれるようになった人間は、その光を浴び、また影が濃くなることも。
映画『アイ・ソー・ザ・ライト（10月1日公開）』をご紹介します。
“ロックの父”と称される伝説のシンガー、ハンク・ウィリアムス。
その音楽は、プレスリーやザ・ビートルズなどに受け継がれたといいます。
デビューから6年、29歳の若さでこの世を去ったハンク。
主演は、歌声も吹替えなしで披露したトム・ヒドルストン。
『アベンジャーズ』のロキ役とは、全く違う挑戦が見事です。
1944年、アラバマ州。
愛する女性オードリー（エリザベス・オルセン）と結婚し、シンガーとしても成功したハンク。
ただ、妻も歌手になる夢を持っていて、息子が生まれるも、次第に夫婦には溝が。
アルコールに溺れるようになったハンクが、ありのままの自分でいたいと、歌に想いを込める…。