やります、「４分運動」

雨の朝ですね、島岡美延です。
昨日はマリインスキー・バレエの話を書きましたが、来月のボリショイ・バレエ団の来日も楽しみ。
短距離走のような瞬発力、筋力などが求められるバレエが大変なのは、踊り終わっても「息を切らさず、笑顔のままで」身体をコントロールし続けるところ。
ダンサーは毎日のレッスンと本番の舞台を繰り返して、そんな肉体を維持します。
バレエが趣味の私たちも、上達のために腹筋トレーニングなどが欠かせません。
先日、持久力の必要性を痛感していたら、NHKで紹介していたのが「4分運動」。
独立行政法人国立健康・栄養研究所の田端泉博士による「タバタ式トレーニング」は、海外アスリートにすでに人気だとか。
「20秒運動して10秒休む（合計30秒）」を8セット、すなわち4分間の運動です。
運動の種類は何でもよく、「休息」を入れることで血流がアップし、長時間の運動と同様の効果で筋力・持久力を鍛えられる、という理論。
家にあったダンベル（！）を久々に活用して4分運動、確かによさそう！

ロシアの至宝「白鳥の湖」

久々のバレエ鑑賞へ、島岡美延です。
リハーサル続きの日曜日は先週の発表会で終わり、牧阿佐美バレヱ団『白鳥の湖』を観てきました。
今回の主役は、ロシアのマリインスキー・バレエ団からのゲスト。
バレエ団でも白鳥＆黒鳥を踊っていて、まさに旬のダンサー、エカテリーナ・コンダウーロワ。
八頭身のバランスより頭が小さくて（！）、手足も長いプロポーション。
小さな顔に大きな目、高い鼻・・・、完璧な美しさ。
王子は長身のコンダウーロワとのバランスも美しい、すらりとしたティムール・アスケロフ。
立っているだけで絵になる二人が踊りだしたら、もう、ため息・・・！
牧阿佐美バレヱ団の主役級ダンサーたちが、脇を固めるので、贅沢な配役。
二枚看板の青山季可・伊藤友季子と、王子役が定着してきた若手の清瀧千晴によるパ・ド・トロワはさすが。
そして、白鳥の群舞は、新鮮な振付も含め、よく鍛えられていて、白いチュチュのバレエを堪能しました。　
目の保養をしたところで、私も次の目標に向けて頑張らなくては！

体感型のヨガ・ムービー

今日も気持ちの良い秋晴れ、島岡美延です。
夜にはダウンを着ている人も。体調管理に気をつけたいです。
空気がひんやりしている朝は「鼻からゆっくり息を吸って」みるのがオススメ。
映画『シャンティデイズ　365日、幸せな呼吸（25日公開）』をご紹介します。
青森から上京してきた海空（みく）は、テレビで見たトップモデルでヨガインストラクターのKUMIに憧れ、彼女のレッスンに通い始める。
ストーカーのようにつきまとう海空にペースを乱されるも、その屈託のなさに次第に心を許していくKUMI。
いつしか2人はかけがえのない友達に。
しかし、モデルとして、人気インストラクターとして、頑張り過ぎていたKUMIが倒れてしまう・・・。
海空を演じるのは、東京ガスのCMでバレエを披露していた門脇麦。
KUMIには、これが映画デビューとなるトップモデルの道端ジェシカ。
実際に熱心なヨガ愛好者で、その美しいポーズに釘付けになります。
映画の最後に日本初、ヒーリングヨガの「瞑想」を体感できる時間あり！

かみ合わせ、大丈夫ですか

お出かけ日和の週末、島岡美延です。
先日、バレエの発表会が無事に終わりましたが、たまたまその直前に、歯医者さんの定期検診に行きました。
この日は、かみ合わせのチェックもあったのです。
赤い薄い検査紙をカチカチかんだり、歯軋りのようにして、かみ合わせがズレている部分に色がつく仕組み。
その時、先生に言われたのが「右は大丈夫ですが、左だけ少し調整しましょう。何か思い当たることはありますか？」
はい、思い当たりました！
この何ヶ月もの期間、発表会のために、時計回りの大きな円を描きながら、回転するピケターンという技のため、ひたすら練習をしていたのです。
つまり、左側に大きな遠心力がかかって歯を食いしばっていたよう・・・。
私が通っている歯医者さんでは、海外で活躍する某有名バレエダンサーが、帰国するたび、かみ合わせの調整に来ているとか。
プロダンサーは回転の身体のキレで、かみ合わせの具合がわかるそう。
私が舞台で回りきれたのも調整のおかげ！？
何ミクロンという調整、あなどれません。

プロレスラーが「ヘラクレス」

今週末は安定した秋晴れに、島岡美延です。
アクション映画のために肉体改造をする俳優の話を聞きますが、圧倒的強さを誇るプロレスラー“ザ・ロック”は、今やハリウッドで稼ぎまくるスター。
米フォーブス誌が発表した「2013年最も興行収入を稼いだ俳優」となったドウェイン・ジョンソン。彼が演じたのは半神の英雄！
映画『ヘラクレス（24日公開）』をご紹介します。
全能の神ゼウスと人間の間に生まれたヘラクレスは、怪力の持ち主。
ギリシャ神話に名高い12の難業を壮絶な戦いの末にクリアする。
その後も傭兵仲間を率いて戦いの中に生きる彼は、ある王国の危機を救うため、戦闘に身を投じるが、想定外の事態が待ち受けていた・・・！
これ以上の配役はないと思われるドウェインの迫力のヘラクレス。
自らの肉体と棍棒のみで魔物たちに対峙するのは、わが子を殺してしまった罪から、救いを求めて挑む試練・・・。
ヘラクレスと5人の腕の立つ傭兵たちが、とにかく強くて個性的。
紅一点の弓矢の使い手が美しいです。

おかげさまで、７周年！

この秋一番の冷え込み、島岡美延です。
空気が引き締まった朝、ブログ『美しい姿勢で話し方レッスン』が７周年を迎えました。
お立ち寄りの皆様、本当にいつもありがとうございます！
何かのきっかけで、読み続けて下さっている方の中には、お会いしたことのない人も多く、街角ですれ違っても気づかない・・・、インターネットの面白さですね。
7年の間には、ツイッター、フェイスブックなど、様々なツールへのお誘いもいただきましたが、私には「毎日更新、コラム風？ブログ」が向いているよう。
毎月1日と15日は「今月の姿勢テーマ」の記事をお届けしています。
「ラジオのトークを聴いているよう」と言われることも多いのですが、自分の中で、これはまさにラジオ。
写真もリンクもない文章だけの記事をのぞきに来て下さっている皆様に、ただただ、感謝。
これからもどうぞよろしくお願いします。
もう一つ、「記事の更新は朝」と決めています。
心の中で「おはようございます」とご挨拶。
今日も良い一日となりますように！

「表情」が伝える意味合い

秋晴れ続かず雨の気配、島岡美延です。
昨日から、発表会後のレッスンを再開。
観に来てくれた仲間が「いい表情だった」と声をかけてくれて、嬉しかったです。
今月の姿勢テーマ「上半身の姿勢があなたの印象を変える」を意識していますか？
発表会では、本番前に「笑顔、笑顔、笑顔」と呪文のように唱えました。
技術的なことが出来ていても、表情が固く、不安そうに踊っていると、観ている人にも「不安感」を与えてしまいます。
逆に、笑顔一杯で踊る人からは、楽しさが伝わり、踊り自体が華やかに見えます。
もちろん、技術と表情がともに完璧なら言うことありませんが、私たちが目指すのは「せめて、表情豊かに表現したい」ということ。
実は、これは普段の生活にもいえること。
例えば、相手が自信のなさそうな姿勢、表情だと「この人に話して大丈夫かな」と感じてしまったりします。
はつらつとした姿勢・上半身の動き、笑顔や相手の話に応じて変わる様々な表情・・・、そういう表現が出来る人に、私たちはひきつけられるのです。

フランス発、「ムシの世界」

三連休明けの朝は青空、島岡美延です。
台風19号は、夜中のうちに一気に北上していきました。
雨や風が強い時、ムシたちの世界もさぞ大変でしょう。
映画『ミニスキュル～森の小さな仲間たち～（18日公開）』をご紹介します。
世界100ヶ国以上で愛され、Eテレで今年3月まで放送されていたCGアニメの劇場版。
手つかずの自然が残る南フランス自然保護区の実在する国立公園を舞台に、数々の困難に遭遇しながら冒険をするムシたちの物語。
人間のカップルが残していった砂糖の入った箱を働き者の黒アリたちが巣に運ぼうとしていると、恐ろしい赤アリたちが、横取りしようと襲い掛かってくる。
家族とはぐれた一匹のテントウ虫は、黒アリと出会って彼らに味方し、アリたちの戦いに巻き込まれる。
険しい岩山、川の急流、車の走る道路・・・、危険だらけのリアルな風景の中、展開されるムシの攻防。
フランス流のシュールな感覚も満載。
セリフは一切なし。
鳴き声と身振りだけで、想像力をかきたてられる世界をぜひ！

発表会、無事終了！

発表会が無事に終了、島岡美延です。
約5ヵ月、先生方のご指導のもと、仲間と作り上げてきた『コッペリア全幕』は、思い出深い舞台となりました。
春に人生初の肉離れで、不安な状態でリハーサル突入。
本番の約2週間前、足の指に怪我（レッスン中ではなく、家の中こそ危険？）。
いつも本番前にピンチに陥る習性は、なんとかせねば。
今回も「照明の当たる舞台、素敵な衣装の力」を借りて、アドレナリンが身体を駆け巡っている感覚の中、最後まで笑顔で踊りきることができました。
思いがけないほど多くのお花、お菓子などのプレゼントをいただき、見守られているからこそ頑張れることに、あらためて感謝！
打ち上げに参加したら、先生、生徒の全員スピーチ。
そこでもまた、涙、涙。
実は、フィナーレを迎える瞬間、すでに舞台の上で涙・・・。
1ヵ月以上、お酒とデザート我慢だった自分を少し甘やかして、次の目標に向かいます。
仕事や日常がバレエに支えられていることも再認識。
今日からまた、頑張れそう！

女優だった公妃の「大芝居」

晴れそうな日曜日、島岡美延です。
バレエの発表会・・・、がんばらねば！
人気絶頂でハリウッドを去り、モナコ公妃となった伝説の女優グレース・ケリー。
20世紀のおとぎ話には、知られざる歴史の1ページがありました。
映画『グレース・オブ・モナコ　公妃の切り札（18日公開）』をご紹介します。
主演は、美しさと気高さの人、ニコール・キッドマン。
“世紀の結婚”から6年たった1962年、グレースはいまだに宮殿のしきたりになじめずにいた。
政治に意見すれば「アメリカ流」と皮肉られ、夫レーニエ3世からも控え目にするよう望まれる。
そんな折、ヒッチコックから、ハリウッド復帰の誘いが。
彼女が心を動かされた時、フランスのド・ゴール大統領が過酷な課税をモナコに強要し、夫は窮地に陥る。
「モナコが仏領にされる」危機に、グレースは外交儀礼の特訓を受け、完璧な公妃の役作りに励む。
各国の指導者を招いた“舞台”で、自ら書いた“脚本”のクライマックス、国の命運をかけたスピーチとは・・・！？