美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

モンスターは誰?

2011年06月20日 07時41分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
蒸し暑い朝、このあと雨の予報、島岡美延です。
先日、学校を脅したとして、生徒の母親と知人の男が逮捕されるという事件がありました。学校に理不尽な要求を突きつけ、「権利」のみ主張して「義務」について知らんぷり。こんなモンスターペアレンツに対し、学校も弁護士と提携するなどの動きが増えています。
ところで、最近は国会もモンスターだらけ? 西岡参院議長の振る舞いについては、モンスターペアレンツ並みの強引さを感じます。議長という権限を持つ者の主張、態度とは思えないことを次々行っているような気がするのですが、ご本人はまだまだ貫くおつもりでしょうね。それにしても「総理が辞めないなら、審議拒否」って。野党の議員じゃないんです、議長は。
いつ辞めるのか、いまだに明言しない菅総理もモンスターの仲間入り? 政治のゴタゴタが復興の一番の妨げになっていることをわかっていない国会自体がモンスター、と思っている人も多いはず。
人間関係でよくいう「他人を変えるより、自分が変わらなきゃ」のアドバイスも虚しい、モンスター問題です。
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姿が見えないものは

2011年06月19日 07時56分43秒 | 日記、その他
全米オープンゴルフを見ながら書いているところ・・・、島岡美延です。
どの選手も他の試合との違いを感じながらのラウンドなのでしょう。コースの難しさ以前の問題として、自分の中の見えない敵と戦っているような。
東日本大震災から100日が過ぎました。そうして日数を数え、区切りをつけることで前に進もうという人もいれば、何日たとうが、関係ない、区切りなんてつけたくないという人だっているかもしれません。
がれき撤去や仮設住宅建設など「目に見える変化」より、心に降り積もる「目に見えない変化」が人々にもたらすものも大きそう。それは想像することしかできないけれど。
当たり前の日常を大切にしたい、最近は、映画や演劇など見ていても、そう思うことが多くなりました。制作する側の意図以上に、人々はそこに大きな意味を見い出し、受け止め方が変わってきているように感じます。
ささやかな日常、今日こそ花を植えなくては。寄せ植え用の鉢の砂を散らかす犯人に悩まされています。どうやら「砂浴び」をする鳥が、姿の見えない敵?
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探してみます? 初恋の人

2011年06月18日 08時21分18秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
涼しいのは今日まで? 島岡美延です。電車では「除湿機能を使っています」というアナウンスも。これから蒸し暑さの日々が本格化しそうです。
韓国のちょっとかわいい映画をご紹介します。「あなたの初恋探します(本日公開)」は、30代、仕事に夢中、プライベートはさっぱり、という日本にも多そうな女子?の物語。
ミュージカルの舞台監督として忙しい日々を送るジウ(イム・スジョン)は、父親が薦める見合い相手との交際も今ひとつ。33歳の彼女の心に引っかかっているのは、10年前に旅先のインドで出会った「初恋の人」。ならばその人を探そう、と父親がジウを連れてきたのは「初恋探し株式会社」。
生真面目なギジュン(コン・ユ)が起業したばかりのその会社。依頼者の協力なしには、成り立たない「捜索」のため、仕事場にも押しかけてくるギジュン。小さな手がかりを頼りに、「初恋探し」が始まった・・・。
あなたが「結婚」に踏み出せないのは、もしかして初恋の人のせい!? それは「理想の人」だったかも知れないけれど、「今」に目を向けてみませんか?
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発明は「罪」、だったのか

2011年06月17日 08時17分39秒 | オススメ
雨が降り続いて、少し肌寒い朝、島岡美延です。
新聞で宇宙飛行士の1日の被曝量が地上の150倍、という数値を知りました。マイクロシーベルトという単位を毎日、目にする今の日本で、5年ぶりに再演されたこの芝居。その意味は、より深く重くなりました。
紀伊國屋ホールで上演中の劇団扉座「アトムへの伝言(19日まで)」。作・演出の横内謙介氏によるサイエンス人情物(SN)という新ジャンル!
エリート研究者たちが開発した、世界初のコメディアン・ヒューマノイド、カッパ(山中崇史)。完全自立型ロボットで、「ツッコミ」もかなり習得。さらなる完成度を求め、研究者たちも笑いを勉強するため、伝説の漫才師、海老乃家ラッパ(六角精児)にカッパ共々「弟子入り」。
客席を爆笑の渦に巻き込みながら、物語は、思わぬ方向に・・・。
原発もロボットも「人類の明るい未来」のために、開発されたはず。でも時に、人の手に負えない結果を招く存在にも。
「解体」を命じられたカッパに作られた最後の「花道」とは!? 涙、涙の人情劇です。
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たった一人、どうする!?

2011年06月16日 07時08分47秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
6月分の電気料金を見て考えました、島岡美延です。エアコンはどれほど使う? 冷蔵庫は詰め込みしてないし、買い換えたテレビの省エネぶりは? 昨年比15%減、簡単ではなさそうです。
自分の力ではどうにもできないことがある。それでも、どうにかしないと命は尽きる・・・。究極の決断をした青年の奇跡の実話を元に、映画「127時間(18日公開)」を撮ったのは、「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督。
金曜の夜、ロッククライミンングに出かけたアーロン(ジェームズ・フランコ)。いつものように一人、誰にも行き先を告げず。広大なブルー・ジョン・キャニオンは、馴染みの渓谷だった。落石に右腕をはさまれ、全く身動き出来なくなるまでは。
道具と身体と頭をフル回転させ、脱出を試みるもびくともしない岩。徐々に「死」を意識し、勝手に生きてきたことへの激しい後悔。思い浮かぶ、両親、友人、恋人の顔・・・。「生き直したい」との執念から衰弱する身体で、ついに127時間後、大きな決断をする。
この男のすべてから、目が離せません!
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「機能重視の足元」元年?

2011年06月15日 06時45分28秒 | 姿勢&見た目
少し涼しさを感じる曇り空、島岡美延です。
さて、今月の姿勢テーマ「雨の季節に楽しく歩く」を実践していますか? 
地面ばかり見ないで、周りを見渡してみると、傘、レインコート、靴・・・、その色彩の多様さに嬉しくなります。
雨靴の常識が変わってきていますね。雨じゃなくても履ける雨靴?とでもいうのでしょうか。防水性はあるけど、晴れの日でも通気性が保たれて快適なタイプも人気だとか。いわゆる「バレエシューズ」タイプで雨に強い靴も豊富です。
バレエシューズ人気といえば、大震災後に急激に売り上げを伸ばしているそう。あの日、「歩いて帰ろう」とした人たちを悩ませた「足の痛み」。
ハイヒールなど、見た目はカッコいいけど足に優しくない靴より、普段から「歩きやすさ」「心地よさ」重視で靴を選ぶ傾向が増えてきたというのです。
かかとが低い=歩きやすい、とも限らないのでご注意を。足底にクッション性のあるウォーキングシューズのデザインも良くなって、若い人にも愛用者増加中。しっかり地面を蹴って歩きましょう。


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あの「怪人」の少年時代

2011年06月14日 07時40分36秒 | オススメ
昨夜は劇場の外に月が出ていて、舞台の続きのような心地よさを味わいました、島岡美延です。
シアターサンモールで上演中のスタジオライフ「ファントム 語られざりし物語(27日まで)」は、ロンドンの小劇場のような興奮をもたらしてくれます。
オペラ座に棲む謎の怪人、エリックの出生から少年時代を描く物語。「異形の顔」を仮面で覆って暮らす彼は、ずば抜けた頭脳を持ち、建築学、音楽と才能を発揮していく。ただ、母はこの息子との生活で精神を病んでいく。12歳で家を飛び出し、ジプシーたちに捕らえられ、「見世物」として生きた彼は、15歳でそこを逃げ出す。石工の親方に見出され、ようやく居場所ができたと思われたが・・・。
見たこともないほど、全体に抑えられた照明(節電のためでは、もちろんありません!)。「暗さ」を生かせるのもこの劇場の広さならでは。
世界的人気の美術&映像デザイナー、マット・キンリー(日本初登場)による「魔法のような映像づかい」が、想像力を刺激します。
人間とはどんな存在かを考え、濃密な芝居に酔う3時間! 
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ボーダレスの時代とはいえ

2011年06月13日 07時37分05秒 | 姿勢&見た目
激しい朝の雨は上がったでしょうか、島岡美延です。夜はまた傘の出番もありそうです。
昨日は、あるバレエ団付属スクールの発表会を見ました。将来プロになることを目指している人たちがキラキラと輝きを放つ舞台に、大いにエネルギーをもらいました。最近は、バレエを習いたい男の子がとても増えています。
○○は女の子、△△は男の子、そんな「分類」はずいぶんなくなりました。それ自体は歓迎すべきことだと思いますが、やはり「違い」があってほしい、と思うことも。例えば、言葉遣い。また、しぐさ、身のこなし・・・。
最近はやりの短いワンピース、スカート。せっかく「女子」ならではのファッションです、「歩き方」、特に「膝の使い方」に気をつけてほしいもの。女性の歩き方レッスンでは、「後ろの足を前に送る際に、膝を一瞬こすりあわせるイメージで」と伝えています。「膝が並行」のまま歩いてみせると皆さん笑うのですが、そうやって歩いている人、多すぎます!
一方で、増殖中なのが、つま先が内側に向いている男性。「女形」の歩き方みたい!?
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陽気な?イタリアから

2011年06月12日 07時42分24秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
蒸し暑い日曜日、熱中症にもご注意を、島岡美延です。
昨日は、日本各地で、また世界中でも脱原発デモが行われました。
イタリアでは、原発(既に全5基閉鎖)を今後開発するか否かの国民投票が行われています。これは、この震災前から決まっていたもの。日本には54基の原発(現在35基停止中)。この夏、日本の本気度が試されそうです。
イタリア人といえば、つい「陽気な」とつけたくなりますが、驚くほど寡黙な映画「プッチーニの愛人(18日公開)」をご紹介します。
「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」「トゥーランドット」と大人気オペラを発表し続けたジャコモ・プッチーニ。彼が50歳の時、メイドとして働いていた10代のドーリア。夫との関係を疑った妻から責め立てられ、ドーリアは服毒自殺。のちに嫌疑は晴れるものの、映画はその実際の事件の真実に迫ります。
「台詞」がほとんどなく、登場人物たちの「手紙」の朗読による構成という斬新な手法。プッチーニ役は、俳優ではなく作曲家が演じていて、画面に独特の説得力と雰囲気が!
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想像力を持ち続けること

2011年06月11日 08時09分10秒 | 日記、その他
雨の土曜日、島岡美延です。東日本大震災から、丸3ヶ月たちました。
この時間は、確実に次の季節に移るだけの長さです。関東地方より早く、真夏日を記録した東北の被災地で、毛布を使う人々、蝿たたきとマスクを手放せない日常・・・。
仮設住宅というプライバシーが確保される「空間」はできたものの、そこへ行くと「食べる」という生きる基本が難しくなるなんて。仮にお金がある被災者であっても、仮設住宅周辺に、買い物できる場所がなくて生活が難しいことも。
首都圏で暮らす私たちにできることって・・・、改めて考えます。
節電は、自分たち自身の生活を「ダウンさせないため」。もし、被災された方のためにできることがあるとしたら、それは「想像力を持ち続けること」かもしれません。
空調のきいていない電車や建物で暑い、と思ったら、夏の体育館で生活せざるを得ない人々を想う。
冷蔵庫から、好きな飲み物、食べ物を取り出すとき、いまだに、電気・ガス・水道が使えない人々がいることを想う。
その想像力を忘れずに、この夏と向き合いたいです。
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