美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

えっ、教えてあげなくては!

2011年06月10日 07時12分39秒 | 姿勢&見た目
まだエアコン使わずに過ごす日々、島岡美延です。今日は少し蒸し暑くなりそう。
東京駅の地下街を歩いていたときのこと。早くもお店に「セール」の文字など、様々な光景が見えます。
さらに気づくのは、車が来ない安心感からか、携帯の画面を操作しながら、通路の真ん中を歩く人が実に多いこと! そんな人の首や頭は、「前を向く」という姿勢をすっかり忘れてしまったのでは。
地上に出ようと階段を上り始めたとき、目を疑うような状況が。私の前方に「スカートがヘン」になっている女性。おそらくトイレにいった際でしょうか、長いスカートの裾が、「下着の中に入って」しまっていたのです。裾が「めくれている」どころか、完全に太ももが全部見えている! 
追いかけて階段を駆け上がり、すでに地上を歩き始めていた彼女に声をかけました。その後ろに立って、周りの視線をしばしさえぎりながら。
感謝されましたが、どれくらい、あれで歩いていたのかしら。トイレを出る時は、くれぐれも気をつけて。メイクを直すだけでなく、後ろ姿も鏡で見ましょうね。
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「テンペスト」誕生400年

2011年06月09日 07時20分00秒 | 姿勢&見た目
知人から「先週の福島」の写真を見せてもらいました、島岡美延です。
津波の「境い目(届いた地点)」の様子を詳しく聴いて、人々の運命を翻弄したその威力に、改めて震える思いでした。
嵐に巻き込まれる船、その嵐を操る者・・・、映画「テンペスト(11日公開)」をご紹介します。
今年は、シェイクスピアが最後の作品である「テンペスト」を執筆して400年という節目。世界中のどこかで、毎日のように上演されているシェイクスピア作品。このところ、バレエでも「ロミオとジュリエット」の上演が相次いでいます。
肉親の陰謀により、国を追われるミラノ大公プロスペローを女性にするという演出。以前、エリザベス女王を演じたヘレン・ミレン、貫禄です。流れ着いた島で魔術を極めるプロスペラは、娘と暮らしながら復讐を目論む。エアリエルという空気の妖精を使って、空も海も人をも操る。魔法のような映像が、舞台とは全く違った魅力を放ちます。
物語が終わっても、けして席を立たないで下さい。エンドロールがこんなに美しく、意義深い映画も久しぶりでした。
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改めて、復興にスピード感を

2011年06月08日 07時12分13秒 | 日記、その他
雨は昼ごろには上がりそう、島岡美延です。
近所の某企業のビルがぐるりと「よしず」に囲まれているのを見ました。窓も開いています。もちろん、こんな光景は今年が初めて。節電対策の行動が本格化してきました。
東日本大震災から、まもなく3ヶ月。被災された方も、もう少し「メド」がたっていると期待していた頃でしょう。ほとんどの地域で電気は通ってTVは見られる状況になっているとすると、より「取り残されていく感覚」が大きくならないかと心配です。
例えば、東京スカイツリーのニュース。来年5月22日開業、450mの第二展望台へは、大人3000円! 家族でいくらかかるのか、その費用があれば、今すぐ夏の服を買いたいと被災者の方は考えたかも。
例えば、リニア中央新幹線のニュース。何十年も先の東京より西への「時間短縮」より、目の前の鉄道を復旧させてほしい、きれいな道路を走りたい、と思うのでは。
誰がリーダーなら、復興のスピードが早まるのかわかりません。本気で「猶予なし」と覚悟を持っている政治家、いるのでしょうか?
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「奇跡」、信じてみませんか?

2011年06月07日 08時12分29秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
少し蒸し暑い曇り空、島岡美延です。
ドイツが2022年までに17基ある原発の廃止を閣議決定しました。総理退陣は、とか東電の発表数値が大きく違っていた、とか・・・、どうするニッポン。
11日から「JR東日本パス」が使えます。期間限定ですが、1万円で新幹線も含めて、全線1日乗り放題というもの。旅は、自分の「力」になり、お金を使うことで誰かの役に立つ。ちょっと利用してみたい!
さて、目を少し西に向けて、九州新幹線をテーマにした映画「奇跡(11日公開)」をご紹介します。「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。
両親が離婚、鹿児島で母(大塚寧々)と暮らす小6の航一(前田航基)と、福岡で父(オダギリジョー)と暮らす小4の龍之介(前田旺志郎)。時折、連絡を取り合い、また家族揃って暮らしたいと策を練る。
航一は「九州新幹線が全線開通する朝の一番列車がすれ違うとき、奇跡が起こる」と聞き、その瞬間を見ようと熊本を目指す。子どもたちの純粋な願いが、周りの大人を巻き込んで・・・。
「信じる力」、忘れていませんか?
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「一緒に生きる」価値観

2011年06月06日 07時32分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨夜の雨が上がって、気持ちのいい晴れ、島岡美延です。湿度も低めで梅雨も一休み。
被災地で起きている少し切ない混乱を知りました。仮設住宅に当選した人の多くが入居せず。避難所を出ると食料配給がなくなり生活できない、というのが主な理由で、抽選にもれた人から不満が上がり、自治体も1週間以内に移らない場合、権利を譲るよう指示を出しました。
義援金を公平に配る難しさも表面化しています。被害を「はかる」物差しは、どうしたら納得いくものになるのでしょう。
震災後に結婚願望が高まっている、と話題になっている一方、実は「離婚」も増えているとか。それまでの伏線ももちろんあるでしょう。震災をきっかけに「こんなヒトだったんだ!」と気づいたことで、一気に離婚へ踏み切る、など。中には「自分が大切なのは、不倫相手のほう」と気づく場合も。「一緒に生きていく価値観」、あなたは見つめなおしてみましたか?
中国では「試離婚」サービスが増加。別居生活のサポート会社による「冷静になり、離婚を思いとどまる」お手伝いって・・・!
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横浜美術館のがんばり

2011年06月05日 08時14分51秒 | オススメ
汗ばむ陽気の中、横浜みなとみらい地区へ行ってきました、島岡美延です。
横浜美術館で開催予定だった「プーシキン美術館展」のペアチケットを早々と買って、母と出かけるはずが、大震災の影響で企画展は中止、払い戻しに。その後、急遽開催となった「生誕120年記念 長谷川潔展(26日まで)」を見てきたのです。
横浜で生まれ、27歳で渡仏、89歳で亡くなるまでパリで活躍した版画家。横浜美術館は660点以上の版画を所蔵し、今回は貴重な銅原版や道具なども含め200点余りを展示。正直なところ、想像以上の満足感!
わずかに油絵などもありますが、ほとんどがモノクロの版画。特に銅版画のメゾチントといわれる技法に惹かれました。「漆黒の闇」の中に浮かぶような花や魚の細密画に深い精神性があり、リアルで、かつ幻想的な世界。日常、自然の中にこそ、宇宙の神秘があるという長谷川潔作品を一つ見るたび、一つ心が洗われていくようでした。
おそらく、何年もかけて準備したであろう企画展の中止から、所蔵品による見事な新企画。美術館の底力に感謝!
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男の真心を試されたら

2011年06月04日 07時37分27秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
この週末はジューンブライドにも嬉しい晴れになりそう、島岡美延です。ただ、紫外線対策は怠りなく!
昨夜は、座・高円寺で花組芝居「番町皿屋敷(7日まで)」を鑑賞、このところ、歌舞伎に出かけていなかった私としては、岡本綺堂作品を遊び心満載の演出にて、十二分に楽しみました。
花組ヌーベルシリーズは、本公演に比べて少人数でフル回転。ファンにはたまらないネタも随所にちりばめられています。これが劇団の歴史のなせるワザでしょう。
旗本・青山播磨(小林大介)は、腰元・お菊(加納幸和)を心から愛していて、持ち込まれる良縁を断り、独身を通している。そんな折、いよいよ嫁を取るのかとのうわさに、動揺するお菊。本当に自分は愛されているのか、播磨の愛を確かめるため、家宝の皿をわざと割って・・・。
自分の真心を疑われた男は、一体どんな行動に出たのか!?
男と女のすれ違い、女同士の嫉妬・・・、実によく出来た物語です。
大震災復興の寄付ができる「うちわ」を私も購入。終演後に役者(日替わり)のサイン会が開かれています。
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キラキラなパラダイスへ!

2011年06月03日 06時33分56秒 | 姿勢&見た目
晴れて久々の夏日になりそう、島岡美延です。政治は雨のち晴れ、とはならないのか、国会議員と国民の感覚の乖離に気が遠くなりそうです。
今の閉塞感を少しでも忘れさせてくれそうな映画「パラダイス・キス(4日公開)」をご紹介します。矢沢あい原作、14言語に翻訳され、世界中で読まれている人気漫画の実写化です。
有名進学校3年の早坂紫(北川景子)は、ファッション業界を目指す専門学校生から、学園祭のモデルに「強引に」スカウトされる。そんなヒマはない、と一蹴していたものの、次第にリーダーのジョージ(向井理)の「ありえない」言動に心を動かされていく。
天才肌のデザイナーで、高級マンションで一人暮らしのジョージ。専門学校の個性的な学生たち。地味な受験生からモデルの才能に目覚めていく紫。その「マンガらしさ」をよくぞここまでキラキラ感たっぷりの映像にしてくれました!
協力ブランド約130という、ニッポン発のホンキの「ファッション映画」。ショーのシーンはもちろん、「服を着る=生きる」という輝きをぜひ体感して!
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「トーハク」ではしご!

2011年06月02日 08時14分55秒 | オススメ
スーパークールビズでは涼しすぎ? 島岡美延です。節電になぜ赤いアロハが必要なのか、よくわかりません。
現在、東京国立博物館(トーハク)で開催中の二つの企画展に出かけてきました。
「特別展 写楽(平成館12日まで)」は、活動期間わずか10ヶ月の写楽作品といわれる140余りのうち、約140図170枚を展示するという空前の規模。
嬉しいのは、同じ役者を他の浮世絵師はどう描いたかを並べてみたり、保存状態によって刷りの色が相当違うことがわかる展示があったり。やはり人気なのは初期の「大首絵」。それにしても1年足らずでここまで画風が変わるとは、謎は増すばかり!
「手塚治虫のブッダ展(本館26日まで)」は、仏像と「ブッダ」の原画を並べるという、映画公開にあわせての企画。個人的にはガンダーラの仏像(彫が深くてイケメン)を見ることが出来て幸せでした。
ここまできたら、やはり立ち寄りたい「法隆寺宝物館(無料)」。暗く静かな展示室に、ずらりと並んだ仏像(一部「ブッダ展」に貸出中)。仏像好きには至福の時です。
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雨の季節に楽しく歩く

2011年06月01日 08時11分09秒 | 姿勢&見た目
涼しいくらいの6月のスタート、島岡美延です。周りでも体調を崩している人が増えています。皆さん、気をつけましょうね(私の風邪はだいぶよくなりました)。
さて、今月の姿勢テーマは、「雨の季節に楽しく歩く」です。普段から、足元ばかり見て歩いているという方、梅雨時にはその傾向がさらに強くなるかもしれません。そこで、顔を上げてみるのです。
傘の持ち方も確認しましょう。前から風も吹いてくる、という場合は、前かがみもやむをえないかもしれませんが、通常の雨であれば、傘の柄はまっすぐ立てて持ちます。肩にかけて斜めにさしたりしないように。
雨の時の足の運び方は、いつもより大胆に。一歩を大きめにとって歩きます。これは泥はねを防ぐため(かかとが跳ね上げた泥が、もう一方の足のふくらはぎあたりに飛んでくるため)です。
リズムよく、歩幅をとって歩いたら、上半身もしっかり立てて、顔は前を向いて。
アジサイの美しさなどにも気づくことができそうです。くれぐれも傘を持ちながら、携帯電話の画面を見る、なんてことのないように! 
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