美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

その訴え、届いたか

2011年04月10日 07時22分59秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
統一地方選挙の投票日、島岡美延です。私は、期日前投票を済ませました。
昨日、横浜に出かけたらさすがに選挙運動最終日、様々な候補者をみかけました。東日本大震災を受けて、どんな選挙戦をすべきか、手探りだった各陣営もやはり「訴えてこそ選挙」の原点に立ち返り、街頭演説などに力を入れたよう。
ポスターやビラに「防災」を訴える言葉が増えたのも今回の特徴でした。でも震災前から本当に防災を重点課題にしてきた候補がどれだけいるかは、正直言って疑問も。
選挙期間中「マイクを使用できる時間」は、午前8時~午後8時までと決まっています。そこで各候補は時計をにらみながら最後の訴えを行うわけです。丁度、7時45分に人だかりのそばを通ったので、しばし見ていました。国会議員の訴え、候補者の訴え、妻の訴え、そして最後にこぶしを突き上げて・・・。
かすれた声、下げた頭、握手し続けた手、候補者の誰もが全力で訴えたことでしょう。その「やりたい政策」は有権者にどう受け止められたのか、あと12時間あまりで答えが出ます。
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吉田都のNew「シンデレラ」

2011年04月09日 07時17分41秒 | バレエ
昨日の強風に桜は耐えられたかしら、島岡美延です。今日は雨でお花見は苦労しそう。
昨夜は久しぶりにバレエ鑑賞に出かけました。大震災以来、「劇場」に行くこと自体が初めて。すべての主催者が悩み、「芸術にできること」を模索する日々が続いています。
テアトロ・ジーリオ・ショウワ(昭和音楽大学)で行われたスターダンサーズ・バレエ団「シンデレラ」。ゲスト主演は、吉田都とヴァレリー・ヒリストフ(英国ロイヤル・バレエ団)。このリハーサルで渡英していた彼女は、東日本大震災を知り、急遽、現地でチャリティー公演を開催しました。
私にとって、映像ではない吉田都は初体験。彼女を称える言葉は数限りなくあるでしょう。その中でも強く感じたのは、「これほどまで指先、つま先、足の角度・・・すべてにおいて神経が行き届いているダンサーを見たことがない」でした!
王子と踊るシンデレラの笑顔は、お姫様とは違うのです。恥じらい、戸惑い、そして心が通いだす輝き・・・。技術も表現力もまだ進化している! 鈴木稔の演出・振付も彼女にぴったりでした。
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選挙に行かなきゃ!

2011年04月08日 06時51分44秒 | 日記、その他
昨夜の地震に驚きました、島岡美延です。東日本大震災から4週間。宮城県で震度6強など、「余震」はあまりに大きく、神奈川でもずいぶん長く揺れが続きました。東北でまた停電など、復興に向けたところに、容赦なしの自然の力です。
昨日、被災地に「戻って」きたプロ野球・楽天の星野監督は、「耐え抜こう」という言葉を使いました。そして「耐え抜いた人間は必ず強くなる」と。監督就任の年にこの試練、強い東北の星になってくれるでしょう。
首都圏では、暗い公園でお花見をするグループも見かけます。彼らの「経済行動」もニッポンの元気につながるはず。持ち込んだ自前の照明(防災用?)のもと、ささやかな宴会をしていました。そのすぐそばに「都知事選挙」のポスター掲示板があったけれど、彼らは果たして選挙に行くかしら。
川崎では10日に、県知事、県議、市議の選挙の投開票があります。選挙公報がいつもより早く届いて助かりました。私は期日前投票に行く予定です。
政治に文句を言ったり、あきらめたりしているあなた、自分の一票を行使していますか!?
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モーツァルトの姉、とは

2011年04月07日 07時03分11秒 | オススメ
暖かくなってきました、島岡美延です。でも昨日、照明を落としたスーパーで、「冷房」による寒さを強く感じました。えっ、暗いけど節電になっていない? 
節電に協力するライブも増えています。「アンプラグド」、楽器の生の音にじっくり耳を傾けるのもいいですね。
まだ「エレキ楽器」のない遥か昔、あの天才が生まれた時代・・・、映画「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路(9日公開)」は、常に弟の陰でしか存在できなかった、姉の物語です。
父により3歳から音楽の手ほどきを受けたマリア・アンナ・モーツァルト、愛称ナンネル。才能を発揮して14歳の頃、11歳の弟ヴォルフガングとともに一家で演奏旅行を続けていた。ヨーロッパ各地で「神童」と絶賛される弟を父は溺愛し、いつしかナンネルにはヴァイオリンに触れることも禁じる。
女性の作曲家など許されない18世紀。ナンネルは大きな決意を固めた・・・。
モーツァルト実姉を演じた、ルネ・フェレ監督の10代の娘マリー・フェレの美しく聡明なこと! 身分違いの初恋に悩む姿も素敵です。 
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「疑わしき」は罰した?

2011年04月06日 06時55分00秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
入学式日和ですね、島岡美延です。気温も上がり、桜も応援してくれそう。被災した小学生に、古いランドセルが磨き直されて贈られたというニュースがありました。「またランドセルが入学できて嬉しい」という卒業生の言葉もなんだかいい。「モノと想い」のリレーです。
「新弟子」の響きに大きな未来を描いていたであろう、身体の大きな男子たち。相撲界で、勝負の結果が生活に直結することをいやというほど見せられ、いつしか「勝ち星を融通しあう」ことを覚えたのか。大相撲八百長問題は関与認定された23人のうち、22人が処分を「受け入れて」引退、退職届を提出し、一人が処分を拒否しました。
不満を訴えていた力士が処分に従ったのは、引退に応じないと退職金も受け取れないため、と伝えられています。
警察、検察の取調室で「認めてラクになれ」と、どれだけ冤罪が生まれてきたか。今回、「クロ」とされたお相撲さんの「やってない」を証明するのは難しいでしょう。なんだか後味の悪さは否めません。
大相撲再生のためにふるった大鉈、どんな成果をもたらす?
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「人を信じる力」を持った人

2011年04月05日 07時28分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
お近くの桜の様子はいかがですか、島岡美延です。
昨日のラジオに「津軽百年食堂」公開中の大森一樹監督が出演。3月10日に行った八戸の風景が、翌日、失われた衝撃。「当たり前と思っていた『映画が公開される』ありがたさを感じた」とも。映像の中にあふれる桜、その弘前桜祭りは今年も開催決定(23日~5月5日)です!
町の8割もが津波の被害を受けた陸前高田市出身の村上弘明氏が、一昨日、避難所などを訪れて「生涯かけて復興に努めたい」と語ったそうです。彼が主演した「大地の詩(うた)留岡幸助物語(9日公開)」は、まさに「人を育てる」ことに全人生をかけた、社会福祉の先駆者の物語。
岡山出身で、丹波で牧師をしていた幸助は明治24年、妻(工藤夕貴)と子を連れ、北海道空知の監獄の教誨師に就任。囚人の待遇改善と更正に乗り出した彼は「犯罪の芽は幼少期にあり」と気づく。欧米の監獄事情を学んで帰国、感化を要する少年の「家庭学校」を巣鴨に作り、さらに大自然を求め、北海道にも学校を設立。
「つながる大切さ」を実践した人がここに!
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実践的な出発で「伸びる」

2011年04月04日 06時51分31秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
列車ダイヤも戻りつつある4月最初の月曜日、島岡美延です。
東日本大震災で被災された方々はもちろん、「いつもとは違う出発」をした人が多い平成23年度となりました。全国から集まるはずだった入社式が中止や延期になった会社。校庭の桜は咲いているけど、入学式のない学校。
そんな特別なスタートをきった人たちは「いきなり実践」の厳しさを感じることになるでしょう。でも、きっと大きな成長につながるはず。
被災地市町村の役場の新人職員は「もっとも大変な現場」で社会人として歩き始めています。研修なしで仕事に出た「平成23年入社組」が、どの企業でも「あの時の新人はがんばった」と言われるようになってほしいです。
研修がない、というのは、新入社員にとってだけでなく、先輩社員からも「余裕」を奪うかもしれません。「学生のまま」の新人を実践でどう鍛えるか、先輩や上司たちも試されています。
そう、自分の立場でいま何を優先すべきか、自分の頭で考えること。それも「私たちにできること」であり、やらなくてはならないことです。
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「自粛の要請」って

2011年04月03日 07時27分36秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日の暖かさから一転、昼間のお花見も寒そう、島岡美延です。桜もじっくり咲く覚悟でしょうか。
この頃、本当に着るものに困ります。スーツだけでコートなしの人たちは朝晩寒そうだし、今日など最高気温がヒト桁(!)予報だとダウンが恋しいし。首まわりで体感温度を調整できるストール類は手放せません。
どんなに花冷えにも負けず、毎年、桜の下で宴会をしてきた方々、この春どうします? 上野や井の頭公園など、代表的な名所では「花見の自粛への協力要請」が出されています。ご近所の名所でも同じような雰囲気になるのかしら。
何のための「自粛」か、ということがわからない空気が世の中に漂っています。「やって非難されるより、止めたほうが無難」が増えることに疑問を感じています。本来、「自分で自分の行いを慎む」はずの自粛です。要請されれば、それは勧告? 命令?
新聞に寄せられた詩人の言葉に「被災地の感情に勝手に同調すべきでない」とありました。「自粛要請」という「勝手な」同調は、いったい誰のため? 「ひとつになる」ってそうではないはず。
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前を向き始めた新年度

2011年04月02日 07時14分53秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
首都圏の桜が咲き進む暖かさになりそう、島岡美延です。週末の「まつり」は中止でも、花を愛で、買い物をして、誰かと一緒の時間をすごす、などしたいものです。
繰り返し流れる「一人じゃない」、「つながっている」、「日本が一つになって」といった言葉を聞くたびに、一番そうじゃない場所が政治の世界・・・、などと思ってしまう日々。
地方議員選挙の告示もあり、候補者も国会議員も「自分の場所」のために走り出す中、「オールジャパン」というのは現実的ではないのか。震災で液状化の復旧を急ぎたい浦安市では、選挙の準備ができない中での告示。
選挙戦略も手探りとなりそうですが、有権者の私たちの「見極める力」が問われる今年の統一地方選挙です。
新年度を迎えた昨日、上野動物園では、待望のパンダが公開されました。その前で、きっと誰もが笑顔になったことでしょう。
施設が無事だった大洗水族館も再開。避難所に園芸科の高校生から届けられた鉢植えは、多くの人に期待され、見守られることに。動物や花の力を借りる時がきたようです。
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「胸をふさがない」姿勢で

2011年04月01日 07時07分51秒 | 姿勢&見た目
4月、2011年度のスタート、島岡美延です。春の日差し一杯の日本列島になりそう。新入社員のまぶしいスーツ姿に負けないよう、この4月を過ごしたいもの。
今日で東日本大震災から3週間。「これからどうしよう」の気持ちに押しつぶされそうな被災者の方々へ簡単に言葉をかけられるとは思いません。ただ、こんな時、「まず身体から気持ちを作る」ことも実は大切だったりします。
今月の姿勢テーマは、「胸をふさがない姿勢で、気持ちを整える」です。泣く、ため息をつく、考え込む・・・、これらの身体表現の際、「背筋を伸ばして胸を張って、顔を上げて」行うことはないですね。
「胸がふさがる」といえば、心配で胸がつまるような感じ。文字通り「胸をふさいで」しまう姿勢を取ると、どうしても「明るい気持ち」を作ることは難しいのです。
逆に言えば、まず「うつむいてばかりいた顔」を上げてみる、「胸をふさがず」背筋を伸ばしてみる、その姿勢こそが「気持ちを前向き」にするのです。
顔を上げたら、咲こうとする桜やどこまでも広がる青い空が見えてくるはず。
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