手紙のつながりの温かさ

連休明け、また冷え込みました、島岡美延です。鏡開きをして、まだなかなか減らない体重との闘いが本格的に始まる？
各地で「タイガーマスクの伊達直人」が現れているよう。今までの匿名の寄付に比べ、恐らく別人が同じ「固有名詞」を名乗ることで、大きく広がったのでしょう。いいですね、こんなニッポン。
フィンランドから、こちらも「静かなつながり」が沁みてくるような映画「ヤコブへの手紙（15日公開）」をご紹介します。
12年間、刑務所にいたレイラ。恩赦を受けても身寄りがない彼女は、住込みで働くことに。片田舎の古い家、一人で暮らす年老いた盲目のヤコブ牧師。彼に届く、悩みを相談する人々からの手紙を読み上げ、指示通りに返事を書くことがレイラの仕事となる。心を閉ざす彼女は、そんな日々を嫌々送る。感じの悪いレイラに郵便配達人は不信感を抱く。
ある日、ヤコブに届く手紙がぷつりと途絶え、ふさぎ込んで体調を崩す牧師。その時、レイラと配達人は・・・。そしてレイラの罪とは！？
「手紙」がもたらす大きな時間、思い出してみませんか。

成人の日、おめでとう

厳しく冷え込んだ成人の日、島岡美延です。晴れ着の皆さんも強い北風に困りそう。
私が振袖を着なかった成人式からずいぶん時間がたったものです。バブル時代に就職した私たち世代に、成人式を迎える子どもがいても不思議ではないなんて！　いわゆる「生まれた時からいい時代の日本を知らない」といわれる新成人。先日、TVのインタビューで「今よりよくなるとも思えない」と答えていたのを聞いて切なくなりました。
確かにバブルを経験した大人たちが、「若者よ、もっと意欲的に。夢を持って」というのは無責任かもしれない。でも、例えば海外留学の急な減少、女子学生の専業主婦志向の高まりなど見ていると、やはり心配になります。
若い女性に「化粧をしない」人が増えているとか。バレンタインデーが「女子同士」イベントになっていることと関連している気も。草食系男子と対になる現象でしょうか。
携帯がないことが考えられない新成人世代に、もっと「人間対人間」のコミュニケーション（恋愛も！）に挑んでほしい。声をかける、その最初の一歩、勇気を出して。

肩甲骨に存在感を

久しぶりにヨガのクラスを受けました、島岡美延です。インストラクターの美しい肩甲骨に釘付け！　あなたの背中、肩甲骨の存在感はいかが？
そもそも裸の後ろ姿なんて、何年も見たことないという方も。背中を鏡で見ようとしたら、ひねってどこか痛くなりそう？　
十代ではクッキリしていた肩甲骨も、猫背になったり贅肉がついたりして、哀しいかな「どこ？」という状態に。これが背中は年齢を隠せないということにもつながるわけですが、逆にいえば「存在感ある肩甲骨」が、あなたをイキイキさせる鍵を握っています。
「見た目」の美しさだけでなく、肩甲骨まわりの筋肉がほぐれると肩こりの大きな原因から解放され、全身の血行も良くなります。ちょっと動かしてみましょう。
両肩をグッと上げ、左右の肩甲骨の間を寄せるように、肩をゆっくり後ろへ回しておろします。これなら場所も取らずどこでも可能。もう少し空間を使えるなら、肩甲骨を「翼の付け根」のように意識して、腕を動かして肩甲骨を開いたり閉じたり。
今年こそ「背中すっきり」美人を目指しませんか？

「妻」が変わると・・・？

思わず縮こまってしまう寒さ、島岡美延です。三連休の方もいらっしゃいますね。寒さは少しやわらぐようです。
昨日の「女の一生」の踊りの舞台に続いて、今日は「専業主婦が変わるとき」を描いた映画をご紹介します。
主演のカトリーヌ・ドヌーヴも来日、本日公開の「しあわせの雨傘」は、1960～70年代のフランスを舞台にしつつ、現代の女性にも強いメッセージを残します。
スザンヌは、優雅な主婦。日課は朝のジョギング（カトリーヌのジャージ姿が見事！）、ポエムを作ったり、お茶を飲んだり。夫は雨傘工場の経営者、妻は仕事も家事もせず美しく着飾って、夫の言うことを聞いていろというタイプ。娘はそんな「お飾り妻」に反発し、夫とは離婚しそう。息子は芸術家志望で、工場には興味なし。
こんなバラバラのブルジョア家族に起きた大事件、夫が倒れた！　突如、経営に乗り出すスザンヌ。
ストの従業員との交渉が最初の仕事。そして経営は軌道に乗り、すっかり「彼女の工場」に。そんな時、夫が戻ってきて、さあスザンヌは！？　あなたならどうする？

「女の一生」を踊る舞台

今朝は本当に冷え込みました、島岡美延です。昨日が小寒、風邪など気をつけて！
野田聖子議員が、壮絶な不妊治療を経て、50歳で男児を出産しました。第三者の卵子提供など、日本の出産環境や法整備への問題提起にもなりそう。母子ともに健康だそうでひとまず安心です。
「母」と三人の娘の物語、ABC・FACTORY公演「崩壊～女たちの生涯（8日まで）」を東京芸術劇場小ホールに観にいきました。シェイクスピアの「リア王」の哀しみを「女」のものとし、娘の夫や恋人たちも絡んで、様々な思惑に翻弄される母・朝子の生涯。
バレエ表現を軸に、時には歌やセリフもダンサー自らが、という演出も多いABC。今回は狂言回しの役者以外は、ほぼ踊りに徹しています。
古典バレエより「伝える」演技力も必要で、母・朝子は車椅子の老いた姿で登場。時間は遡って、輝いていた日々、娘達の裏切り、さらに幼子に戻ったような心の時間。それが伝わったことを確実に感じた、客席のすすり泣く声。
トウシューズでも裸足でも踊らずにはいられない者たちの舞台です！

我が家に来た、来た！

1本3249万円のクロマグロに驚きました、島岡美延です。食べに行った人が確実にいる・・・、景気のよいことで！　福袋の売り上げも各所で好調だったよう。「跳ねた」ニュースはいいですね。
「タイガーマスク」の主人公・伊達直人の名前で、またランドセルのプレゼントがあったとか。クリスマスの群馬の出来事に触発されて、今度は小田原の人の行動でしょうか。こういう「伝染」もなんかいいです。
昨日は朝から、大きな荷物の配達。ついに、地デジ対応テレビが我が家にやってきました。ここまで引っ張ったんだから、とブルーレイなどの録画一体タイプ（使いこなさなきゃ！）。いい感じで「テレビ位置」に落ち着きました。別れを惜しむ間もなく、引き取られていったブラウン管テレビ。もちろん壊れてなんかいないし、残ったリモコンに一抹の寂しさも。
そしてようやく初詣へ。来ました、「大吉」！　そこに書いてあった言葉を要約すると「過去を思い悩んだり、将来を思い煩ったりするのは、役に立たない。今日は唯、今日の事を楽しく」。そう、今を一生懸命すごしべし！

「明るい言葉」で語りたい

本格的に新年が動き出しました、島岡美延です。ただ、大雪の影響で年末年始を停電の中で暮らした方もいる日本列島。地方が限定される雪の問題、忘れたくないです。
うさぎ年の「新年の言葉」が語られています。跳躍、飛躍の年に、という表現が多く、やはり「躍」の文字からは、明るいパワーを感じます。年初の思い通り、「今年の漢字」に選ばれるといいですね。
政治、経済・・・、明るい言葉、展望とは縁遠い感がありますが、「ダメだ」と言い続けていると良くなることがどんどん難しくなり、諦めムードにつながりそう。
「言葉」には魂が宿るもの。リーダーこそ「元気が出る言葉」の引き出しを多く持っているべきです。政治家、経営者の言葉に、もう少し「血流」を感じたい。マスコミも「足を引っ張る」ボキャブラリーだけでは、哀しいです。
サッカー日本代表のザッケローニ監督は、アジア杯に向けて「結果とともに成長が大切」と語っていました。海外組選手の自信に満ちた言葉は、それに呼応するもの。
熱い言葉は「強くなるため」に不可欠、スポーツに限らず！

今年こそ会いましょう

今年最大値の体重をレッスンまでに戻さなくては、島岡美延です。実家から帰って、冷蔵庫もお菓子も満載状態の我が家・・・、食べなきゃ、痩せなきゃは両立困難！
たくさんいただいた年賀状、皆さん、本当にありがとうございます。多くの報告がつまっていたり、全面版画の力作だったり、毎年ほぼ同じデザインゆえに特徴的だったり、様々な年賀状を昨夜遅く、あらためて眺めていました。
学生時代の友人やかつての同僚など、ほぼ年賀状のやりとりだけが絆になっている人たち。遠くに行ってしまって会うことは難しいけど、その変化を見守りたくなります。
ラジオの仕事で出会ったミュージシャン、役者、文筆業の方々など、年賀状にも○○周年などの文字があったり、各種の告知事項など、その活躍に励まされます。
「今年は会いたいですね」と添え書きのある年賀状。そのすべての人と「今年こそ会って」みようかしら。子育て中の友人も一段落かもしれないし、ご無沙汰続きの仕事仲間とも語り合ってみたい。ぼやぼやしているとすぐに2012年になってしまう！？

お正月の必須行事は？

三が日、食べることとしゃべることで過ごしている島岡美延です。日常に戻るのが少々こわいような・・・。ただ、年末年始にずっと働き続けている方も多いということを買い物をしながら改めて思いました。実家で過ごせる幸せに感謝しなくては！
箱根駅伝は、復路のレースが始まりました。往路は目立つ場面は少なかったけど、それなりに堅実な成績だった、わが母校。去年よりはいい成績で大手町に帰ってきてくれることを祈っています。
ほんの一握りの選ばれしランナーたち、最後までがんばって。彼らにとっては、のんびりしたお正月とはあってはならないもの。皆さんのお正月の「あるべき姿」はどんなものですか？
このところは、三が日を過ぎてから行くことにしている初詣。おみくじは必須で、大吉が出ることもけっこうあるのですが、今年は果たして？
今年も家族そろってよかったね、というのが一番。それにしても、みかんやお菓子、なんで、お腹に入っちゃうんだろう・・・。出されたものを食べることも親孝行と信じて！？

「量」より「質」で勝負

元日の散歩で嬉しい発見をしました、島岡美延です。家から数分のところに、東京タワーとスカイツリーを同時に見ることの出来る場所が！　はるか遠くに建設中のスカイツリー、今年のお正月限定の光景です。
さて、今年も様々な「姿勢」に関するテーマなど、提案していきます。
新年最初は「歩き方は、量より質の良さを心がけよう」です。運動のために歩くことをノルマにしている方ならなおさら、その「質」に注目。爪先は上がっていますか、かかとから着地して、地面をけっていますか。膝から下の動きというより「腰から脚」を出す意識で歩いていますか。
ペタペタ歩きでは、カロリー消費や美しい筋力強化は望めません。お腹を引っ込めて、上半身を引き上げるように保ちます。視線は足元ではなく、しっかり前方を見据えて！
実に多くの筋肉を使う歩き方とそうでない歩き方があることに気付きますよね。せっかくなら「身体が目覚める歩き方」を日常的に行いましょう。
時々行うキツい運動より、確実に身体の変化をもたらす鍵は、日々の歩き方にあり！