美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

この悲劇は、今もどこかで

2013年08月26日 05時57分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
過ごしやすかった夜の空気、島岡美延です。
8月も最後の一週間になりました。
2010年の夏、親の年金で生活をしていた長女が、父親の死後も年金や給付金を不正に受給していたという事件がありました。覚えていますか?
それに衝撃を受けた小林政広監督は「遺書を書くような気持ち」でこの脚本を書き上げたそう。
映画『日本の悲劇(31日公開)』をご紹介します。
大病を患い、残り少ない命を悟った不二男(仲代達矢)は、自室を封鎖し、食事も水も摂ることをやめる。目の前には妻(大森暁美)の遺骨。
そんな父の狂気に混乱し、怒り、悲しみ、呆然とする義男(北村一輝)。
心を病んで、妻・とも子(寺島しのぶ)と娘に去られ、失業中の義男はなかなか生活を立て直せず、父親の年金を頼りに暮らしていた。
そんな息子を残し、扉を固く閉ざした不二男の真意とは・・・!?
すべて「家の中」のシーン。お互いに姿が見えない中、叫び、泣き、諭す、親子。
全編、ほぼモノクロ、音楽なし。
「無縁社会」の圧倒的な闇が突きつけられます。
コメント
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