美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「魔性の女」を踊りつくす

2012年06月28日 06時32分05秒 | バレエ
梅雨の蒸し暑さが戻りそう、島岡美延です。
夢やおとぎ話もいいけれど、「大人の愛」を踊るマクミラン振付のバレエを堪能してきました。
新国立劇場バレエ団『マノン』(今週土日に別キャスト)です。
私が観たのは、ヒューストン・バレエ団のプリンシパルをゲストに迎えた舞台。
小説からオペラ、バレエ、映画に描かれてきたマノン。その美貌ゆえ、多くの男たちに言い寄られ、お金のために相手を選ぶことも。
最期まで、本当に愛していたのは、若い学生デ・グリュー。
マノンのサラ・ウェッブは、周りの日本人より小柄で、踊りだすと、はかなげな愛の表現そのもの。
誠実で丹念な踊りだったデ・グリューのコナー・ウォルシュ。サラより後輩の彼が、「捧げる愛」を体現します。
互いの身体が吸い寄せられるようなパ・ド・ドゥは、オフバランスが多く、相手がいないと成立しないギリギリの振付。独特なアクロバティックなリフトの数々・・・。
ピーター・ファーマーの舞台装置と衣裳もあって、退廃した18世紀フランス社会の女と男が見えました。
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