美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

ある女優のための戯曲

2010年11月23日 07時15分47秒 | オススメ
勤労感謝の日の朝、天気の回復が待ち遠しい、島岡美延です。これから紅葉狩りの予定!
昨夜は、下北沢ザ・スズナリで「アジアン スイーツ(28日まで)」を観劇。6年前の初演以来、2度目です。鄭義信氏が3ヶ月間で、女優・金久美子(キム・クミジャ)さんに書き、劇場を決め、上演した舞台。その半年後、彼女は胃癌のため45歳の若さで亡くなりました。病気を知った脚本家、舞台女優として最後をまっとうした彼女・・・、今年は七回忌。脚本・演出家の新たな決意は、「金久美子を思い出してほしい」という、再演。
鶴田真由は、そのプレッシャーを乗り越えていました。婦人服の仕立て屋を営む千代子(鶴田)は、足が不自由、結婚せず、店を守っている。詐欺にあい会社もクビになった弟、3度目の離婚をした母(根岸季衣)、さらに千代子の幼なじみで妻と別居中の男まで同居。年末に集まった、とんでもない、不思議な「家族」の物語。
金久美子が「最後に言いたかったこと」で、舞台は幕を閉じます。天国でもスポットライトを浴びている?、そんなことを思う夜でした。
コメント
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