音楽を聴く、作品を解釈する

高速道路の渋滞は、より大変そうですね、島岡美延です。GWに車を利用しない私は、この時期に海外へ行くこともありません。ただ、インフルエンザの件で、例年の出国・帰国ラッシュとは違うニュース映像になりそうです。
さて、目前に迫った、バレエ「ジゼル」の発表会。つい先日、先生から「音楽だけを聴いたことある？」と言われました。スタジオのレッスン以外で、頭の中で、振付を復習するためかと思ったら、そうではありません。
第一幕の収穫を祝う村人の楽しげな雰囲気、そこから一転、恋人の裏切りにショックを受け、息を引き取るジゼル。第二幕の深い森の中の情景、未婚のまま亡くなった女性の精霊たち・・・。音楽からそのイメージを膨らませ、それを解釈した上で、舞台に立つことの大切さに、ハッとしました。
ヴォーカリストの友人からは「生徒ではなく、表現者になって」というアドバイスも。「間違えないように」から「なりきろう」へ、頭を切り替えてみます！