愛の証

今日は、仲人をやさせてもらう若き二人、両家の結納兼食事会にお招きをいただいた。
前途幸多かれと祈りつつ、婚約指輪の贈呈の瞬間をカメラに納めた。

愛の証を一つの品物で象徴することは、結婚式から一週間で結婚指輪を外した(そうしないと数珠がうまくすれないのです)私は、この歳になってとてもいい習慣だと思う。
夫婦喧嘩をしたら「ほら、これっ!」と指輪を見せればいいのである。それですぐに仲直りができるとは思わないが、何もないよりずっと仲直りの時間が短縮される。犬も食わぬ「お互いのご都合のぶつかり合い」の夫婦喧嘩で息詰まるような時間を持続させるのは時間の浪費である。なるべく早く納めたほうがいいのだ。
喧嘩をしてまで守りたいもの、失いたくないものなど、そうたくさんはあるまい--そう気づくまで、今日の若き二人も、たくさんの「犬も食わぬ喧嘩」をしてもらいたいと思う。あはははは。おめでとう。
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