保健福祉の現場から

感じるままに

病院汚職事件

2024年05月10日 | Weblog
R6.4.19読売「東京労災病院の整形外科副部長を収賄容疑で逮捕-医療機器の選定巡り50万円賄賂受け取ったか」(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20240419-OYT1T50090/20240419-249-oyt1i50077-l-jpg/)に続き、R6.5.10時事「整形外科副部長を再逮捕 ほかにも20万円収賄容疑―東京労災病院の汚職事件・警視庁」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2024051000793&g=soc)が目に止まった。最近の公的病院贈収賄事件では、関東地方だけでもR4.5.13朝日「見過ごされた接待、機構は「ノーマーク」 独法病院汚職事件」(https://www.asahi.com/articles/ASQ644G4CQ64UTIL007.html)、R5.6.2NHK「東金市の病院の汚職事件元職員が起訴内容認める千葉地裁」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230602/1080020791.html)、R4.6.4朝日「4千万円以上の受注に便宜か 収賄容疑の国立医療研究センター係長」(https://www.asahi.com/articles/ASQ5D672CQ5DUTIL018.html)、R4.7.21読売「国立病院汚職、「下志津病院」元課長と贈賄業者が起訴事実認める…初公判」(https://www.yomiuri.co.jp/national/20220721-OYT1T50148/)、R4.10.5朝日「国立がん研究センター中央病院の放射線技術部長を逮捕 収賄の疑いで」(https://www.asahi.com/articles/ASQB567G7QB5ULOB00Q.html)、R5.3.7読売「千葉の病院の元総務課長を収賄容疑で逮捕、委託契約で便宜の見返りに2700万円」(https://www.yomiuri.co.jp/national/20230307-OYT1T50339/)、R5.10.12東京新聞「国立がん研元医長を再逮捕へ 20年にも150万円収賄容疑」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/283240)などが報じられている。医道審議会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-idou_127786.html)のH31.1.30「医師及び歯科医師に対する行政処分の考え方について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000475756.pdf)では「贈収賄は、医師、歯科医師としての業務に直接関わる事犯ではないが、医師、歯科 医師としての品位を損ない、信頼感を喪失せしめることから、行政処分に付することとし、行政処分の程度は、基本的には、司法処分の量刑などを参考に決定する。なお、特に医師としての地位や立場を利用した事犯など悪質と認められる事案は、重めの処分とする」は常識としたい。医療機器、薬剤のほか、「立入検査要綱」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/230626_4.pdf)(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/230626_5.pdf)に示すように、医療廃棄物、検査、給食、清掃、保守管理など、病院には業者との様々な契約が伴うが、贈収賄が一掃される必要がある。
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