友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

女はどういう欲望があるのだろう

2021年08月31日 18時03分36秒 | Weblog

 気温はまだ高かったけど、風が少し爽やかだった。カミさんは早朝からゴルフに出かけて行った。暑いのに元気がある。私はひとりで早めに昼食をとり、いつも通り1時間昼寝をしてから、『はがき絵』がまだ渡してなかった市内の家を回った。

 カミさんがゴルフの時は一日中車が使えるので、今日は伸び伸びになっていた配布をするつもりだった。午後になっても思ったほど暑くなかったから、車で回るのもそれほど辛くは無かった。私が地域新聞を始めたのは1985年、街中の隅々まで知っているつもりだった。

 いざ、行ってみると目当ての家が見つからない。確かにこの辺りなのにと思うが、様子がすっかり変わってしまっている。古い地域ほど土地が整理され、新しい家が建っており、記憶違いかと思うくらい分からない。夏のせいなのか、人もいないから訊ねることも出来ない。

 それでもなんとか配り終えることが出来た。ホッとした気持ちになり、久しぶりに喫茶店に入ってみた。午後4時過ぎの喫茶店は人が少ない。ひとりで喫茶店に入ったのは随分前になる。人の目を気にせずに、中高年向きの週刊誌を手にしてみた。

 男はどうして女の裸が好きなんだろう。イヤ、好きでなければ、男女の営みも出来ない。それでは子孫が残せない。これは神様からの男への贈り物だろう。それとも神様も、女の裸が好きなのだろうか。女はどういう欲望があるのだろう。

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こうなっては無視する以外無かった

2021年08月30日 18時36分08秒 | Weblog

 猛暑が続いている。近くの公園から聞こえる子どもたちの声も無い。孫たちとのLINEも途絶えたままだ。夏休みが終わっているのか分からないが、子どもたちものんびりとしてはいられないのかも知れない。

 「最新のWindows更新プログラムをインストールするには、再起動してください」という表示が頻繁に出てくる。以前、無料ならいいかと思って「今すぐ再稼働」を押してしまい、大変な目に遇ったので無視しているが、毎回現れて来るので鬱陶しい。

 私はFacebookは見ているだけだが、最近、やたらと「知り合いかも」が出てくる。確かに知っている人もいれば全く知らない人もいるので、放ってある。知っている人には何か失礼をしているようで申し訳ない気がする。

 いつだったか、私のケイタイに福山雅治さんからメールが届いたことがあった。ニセモノに決まっていると思ったが、削除することなく、毎回全文をノートに書き写しておいた。演奏会の様子やその時の気持ちなど綴ってあって、今見ても懐かしい。

 どこでどうやって他人のアドレスを知るのだろう。先日も「スケジュールなどを確認したいと思い連絡させて頂きました」というメールが届いた。仕事が出来なくては困るだろうと思い、「間違ってメールが届きましたのでご確認ください」と返信した。

 すると、「本人と連絡が取れました。本当に本当に助かりました。親切な方という印象が強く、もしかして女性の方ですか?」とお礼のメールが来た。こうなっては無視する以外無かった。

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どこで、どう絶えるのか、草花たちにも定めはある

2021年08月29日 17時29分39秒 | Weblog

 朝の涼しいうちに、ルーフバルコニーに出て水遣りをする。水遣りをしながら花を見ていると、植えたことの無い花が咲いている。昨年の春に花の苗を買ったが、今年は余り買わずに我慢した。自分がどれだけ世話ができるのか不安があった。

 1年草だと思っていたペチュニアは年を越し、新しい子孫を増やしていた。八重のペチュニアが生まれていたのにはビックリした。たまたま良い所に落ちた種は親以上に成長するが、日陰だったり土が悪かったりすると、可愛そうなくらい痩せ細い。

 午後は甲子園の決勝戦を観た。多くの人の期待に応えて、和歌山と奈良との智弁の兄弟校対決になった。これもクジ運が悪ければ、優勝決定戦での対決にはならないし、いくら強力なチームでもミスが出たり、ケガ人が出たりすれば勝機を逃すこともある。

 「繰り返しやって来たことは良い結果を生む」と解説者は言う。試合を観ていると、そうだろうなと納得できる。スポーツが好きな人は、繰り返し練習ができる人なのだろう。どうも私にはそう言う真面目に努力する力が備わっていないようだ。

 マンションのひとり暮らしの高齢者の話から、もし自分たちがひとりになったならどうするかという話になった。私は「即、施設に入る」と答える。長くは生きたくないけれど、ひとりで居ることも耐えられない。どこで、どう絶えるか、草花たちにも定めがある。

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コロナは無差別に感染を広げている

2021年08月28日 17時45分19秒 | Weblog

 午後5時、室温は33.6度、湿度40%ある。我が家はマンションの高層階にあるから、風はよく通るが異常な暑さだ。「暑くない?」とカミさんに訊くと、「風があって涼しいじゃない」と言う。どうやらエアコンを点けるつもりは無いようだ。

 歳を取ったからか、それとも以前からそうだったのか、暑さ寒さの感じ方も、味付けの好みも、興味を持つものも、かなり違う。カミさんは毎朝、市のコロナ感染者数を細かくチェックし、メモしている。何のためなのかよく分からない。

 昨日、東京都は4227人、愛知県も2347人の感染者だったが、今日は土曜日だから昨日ほどではないだろう。「どこで感染したのか分かるといいのに」とカミさんは言うが、分かればどうしても差別が生まれてしまう気がする。

 パラリンピック大会の映像を見ると、凄いなと思い、あんな身体でとジーンとくる。でも、この気持ちは障害者を下に見ている差別意識ではないだろうか。自分では差別しているつもりはなくても、意識下でそんな目で見てしまっているようでテレビは観たくない。

 長女は医療従事者なので、現場は疲労困憊していると話す。保育園も学童保育も閉鎖され、子どもが預けられない看護師が休めば、職場は更に労働密度が高くなる。「私が感染したらみんなに迷惑がかかる」と神経過敏になっている。ダンナや娘に八つ当たりしなければいいがと心配になる。

 感じ方や考え方は誰もが同じでは無いのに、コロナは無差別に感染を広げている。

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スポーツと恋愛と

2021年08月27日 17時57分07秒 | Weblog

 実は次女のダンナの親戚に、神戸国際大付属チームの選手で活躍する子がいたので、ついつい応援に熱が入った。何しろハラハラドキドキの試合ばかりで、昨日の準々決勝も8回まで6対2で負けていて、ここまでかという9回の表、一気に4点を入れ同点となった。裏を抑えれば延長戦だ。

 しかし、勝利の女神は微笑まなかった。近江が裏に1点を挙げ、神戸は負けた。勝者がいれば敗者もいる。努力すれば必ず報われる訳では無いが、努力しなければ得られるものは無い。負けた選手たちは泣いていたが、親戚という子には笑顔があった。

 「ウン、よくやった」と思うと、涙が流れてしまった。彼はこれからどうするのか、大学に進学し野球に打ち込むのか、それともプロ野球に進むのか、幸運を祈りたい。スポーツは結末がハッキリしている。けれど恋愛はそういう訳にはいかないようだ。

 強く求めれば、与えられるのか。強く求めることが愛なのか。与えられないことに悩むことが恋愛なのか。答えが出てこない。私の中学からの友だちは、15歳年下の女性と10年以上も付き合っていて、その様子を小説風にブログで書いていた。

 しかし最近のブログに、彼女は全く登場してこない。「淡い恋」のブログは抒情詩のようだったのに、あれは恋愛物語では無かったのか。男は高齢になれば性的機能は衰える。松井久子さんの小説『疼くひと』は、70歳の女性が心も身体も歓喜する年下の男との出会いの物語だ。羨ましいと男は思うだけでいいのか。

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巣ごもり生活が拍車をかける

2021年08月26日 17時46分38秒 | Weblog

 猛暑が再びやって来た。甲子園で高校野球は私が望むチームが勝ち進んでいるからいいけど、そうでなければ、誰にも会わない巣ごもり生活のストレスに負けそうだ。こんな時は妄想の世界へも辿り着けない。

 「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら、猫を救って欲しい。自分にとって必要のない命は、僕にはどうでもいい」と発言したユーチューバーが批判を受けて、「無知でした。勉強します」と謝罪していた。

 どういう人物か私は知らないが、大学を卒業して「知らなかった」という弁明よりも、「自分にとって必要のない命はどうでもいい」という発想が怖い。必要でない命があるはずがない。彼はどのようにして収入を得ているのか知らないが、他人がいなければ私たちの生活は成り立たない。

 でも、こういう発想の人が増えているのかも知れない。私が愛読している中日新聞の『スットン経』の著者、諏訪哲史さんが「『滅菌族』の台頭」と題して書いていた。「10年前からじわり台頭し始め、僕の感覚では今の20歳の人の3割まで増えた一群の潔癖者たち、それを僕は滅菌族と呼んでいます」と。

 「不純な雑菌の生き方を許せない滅菌族」は、「欲情を抱く」者や「公序良俗を逸脱する」者を「不潔」とか「気持ち悪い」と非難し、排除する傾向にあると指摘する。「猥談さえ罰せられる狭量で超潔癖な粛清社会、正義の厳罰社会を慮る今日この頃です」と結ぶ。巣ごもり生活が拍車をかけているかも。

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高校野球に涙する

2021年08月25日 17時34分42秒 | Weblog

 高校野球は見ていても疲れる。ヒイキのチームという訳でもないが、懸命にプレイする姿を見れば自然に力が入ってしまう。「もう、これで決まったな」と思った試合が、トンデモ無い展開になって逆転されたり、「ダメだ」と思ったチームが最期の土壇場で勝利したり、見ているだけで疲れてしまう。

 昨日の京都国際と二松学舎の試合がそうだった。初回に二松学舎が1点を先取したので、やっぱり東東京代表だけあって強いと思った。互いに0が続き、5回に京都国際がホームランで1点を取ったが、まだ互角だと思っていた。次の6回に京都国際は2者連続ホームランで3点取り、決まったなと思った。ところが9回の裏に二松学舎はホームランで3点加え同点とした。こうなれば勢いのある二松学舎かと思われたのに、延長10回に京都国際が2点をあげ、その裏を抑えて勝利した。

 驚いたのはそれだけでは無かった。京都国際の栄誉を称えて歌われた校歌は韓国語だったのだ。高校野球で活躍する選手に、外国人が多く見られるようになったが、校歌が韓国語なのにはビックリした。オリンピックもパラリンピックも、国籍など関係ないようになるといい。国歌では無く、選手のあるいはチームの好きな歌を流せばいい。

 身内なのか、親族なのか、母校なのか、とにかく知り合いが選手で出場しているとなれば、もっと応援に力が入り、ガンバレって見入ってしまう。今日の同じ国際が付く神戸国際の試合もハラハラドキドキだった。延長10回裏に逆転となるヒットを、主将が打って勝利した。選手でも関係者でもないのに、涙が流れてしまった。

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そして気が付いた

2021年08月24日 17時21分31秒 | Weblog

 昨日の夕方のことだ。私はブログのネタは横浜市長選挙と決めていた。ネタが決まれば原稿書きはすぐ出来る。5時前には書き上げ、居間を覗くとカミさんが熱心に読書している。余り本など読まない人なのに、気に入った本にはとことん集中するようだ。

 6時になっても一向に夕飯の準備にかかる気配が無い。「今晩の予定は?」と訊ねると、「あなた、やって。冷蔵庫にあるもの何でも使っていいから」と、本から目を離すことなく言う。私が「これ面白いよ」と紹介した東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』に夢中なのだ。

 東野圭吾さんは大阪の大学を卒業し、愛知県のデンソーに技術者として入社した。この『白鳥とコウモリ』は愛知県の地名がよく出てくる。私はその地名を見ると情景まで浮かんでくる。物凄く分厚い量の本だけれど、推理小説なのでドンドン読める。だからカミさんも夢中なのだ。

 私は冷蔵庫を開け、食べられそうなものを探し、料理を始める。メインはサーモンと豆のサラダ、鳥肝の煮たものを水菜で包みすりごまをかけた小鉢、タマネギとマイタケとベーコンのスープ、既成の口とり1品小鉢に入れ、「こうなればワインだね」とワイングラスを並べた。

 「美味しそうに出来たじゃないの」とカミさんに褒めてもらう。きれいに見せる盛り付けは得意だ。ワインを飲みながら、NHKの『ファミリーヒストリー』で館ひろしさんを見て、途中からテレビ愛知の内田康夫氏のサスペンスドラマを観る。そして気が付いた。ブログに原稿をアップしていなかったことを。

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横浜市長選挙に思う

2021年08月23日 22時15分05秒 | Weblog

 遅く成りました。

 横浜市長選挙の結果が、開票が行われる前なのに、「山中竹春氏当選確実」と報じられた。山中氏は立候補した8人の中で一番若い48歳、元横浜市大の教授で「コロナの専門家」とアピールしていた。立憲民主が擁立し、共産・社民が支援し、神奈川連合が推薦した。

 争点は何といっても、安倍前首相や菅首相が推進したいカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致だった。立候補者の6人が「反対」を表明し、賛成が現職と元内閣府副大臣の2人だったことからも分かる。菅内閣の国家公安委員長だった小此木氏がIRに反対していたが、なぜだったのだろう。

 よく分からなかったが、「横浜」ではダメという誠に勝手な主張のようだ。IRを推進してきた菅首相も「わかった」と理解を示したいうのもヘンだ。政治家らしいと言えばそうなのかも知れないが、そんな政治家では信頼は生まれない。

 IRに加えてコロナが争点となり、現政府への不満が票に結び付いたようだ。IR賛成の票は25万9381票なのに、IR反対の票は124万8173票ある。ただ、自民票と思われる小此木氏、林氏、福田氏を合わせると58万5328票で、山中氏の50万6392票を上回る。

 コロナだカジノだと騒がれた選挙だったのに、投票率は49.05%しかない。これでも前回より11.84%高いとある。いったい、有権者は何を考えているのだろう。山中氏は投票総数の4分1以上の得票があり、当選は確定されたが、なぜこんなにも投票者が少ないのだろう。「どうでもいいじゃん」と思っているのだろうか。

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忘れてしまわないかと心配

2021年08月22日 17時24分43秒 | Weblog

 まだまだ天候不順が続いている。夕方になって、西の空が暗くなり、雷鳴が響くようになった。いつからスッキリしない天気が続いているのかと、思い出そうとしてみる。猛暑の夏だったのはいつのことだろう。人は忘れやすいのか、私が忘れてしまうのか。

 同僚に暴力を振るった中田選手を、日本ハムは野球協約に基づき1・2軍全ての試合で出場停止の処分を科した。巨人の原監督がどう考えたのか分からないが、中田選手を無償トレードで巨人軍に受け入れ、昨日は代打で起用した。

 1度過ちを犯したら2度と陽の当たる場所に出られない厳しさには反対だが、何か納得のいかない感じがした。名古屋市の河村市長の金メダルを咬んだ事件も、本人の減給でことが終わってしまっているし、愛知県知事のリコール署名運動の責任もあいまいなままだ。

 嫌なことは水に流して、早く忘れてしまう方が良いのかも知れない。日本人はそうやって暮らしてきた。他人の責任をとやかく言う人は、「嫌な奴」と嫌われてきた。ウヤムヤになんとなく、「あれは」と思い起こすことの無いうちに、次に向かって歩き始めてきた。

 コロナ禍は広がっており、緊急事態宣言が発出され、人の流れは制限され、飲食店の酒の提供は禁止されている。これを機に強力な権限を政府に持たせようという動きもある。何時収まるのか分からないが、「そんなこともあった」と忘れてしまわないかと心配になる。

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