友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

スポーツと恋愛と

2021年08月27日 17時57分07秒 | Weblog

 実は次女のダンナの親戚に、神戸国際大付属チームの選手で活躍する子がいたので、ついつい応援に熱が入った。何しろハラハラドキドキの試合ばかりで、昨日の準々決勝も8回まで6対2で負けていて、ここまでかという9回の表、一気に4点を入れ同点となった。裏を抑えれば延長戦だ。

 しかし、勝利の女神は微笑まなかった。近江が裏に1点を挙げ、神戸は負けた。勝者がいれば敗者もいる。努力すれば必ず報われる訳では無いが、努力しなければ得られるものは無い。負けた選手たちは泣いていたが、親戚という子には笑顔があった。

 「ウン、よくやった」と思うと、涙が流れてしまった。彼はこれからどうするのか、大学に進学し野球に打ち込むのか、それともプロ野球に進むのか、幸運を祈りたい。スポーツは結末がハッキリしている。けれど恋愛はそういう訳にはいかないようだ。

 強く求めれば、与えられるのか。強く求めることが愛なのか。与えられないことに悩むことが恋愛なのか。答えが出てこない。私の中学からの友だちは、15歳年下の女性と10年以上も付き合っていて、その様子を小説風にブログで書いていた。

 しかし最近のブログに、彼女は全く登場してこない。「淡い恋」のブログは抒情詩のようだったのに、あれは恋愛物語では無かったのか。男は高齢になれば性的機能は衰える。松井久子さんの小説『疼くひと』は、70歳の女性が心も身体も歓喜する年下の男との出会いの物語だ。羨ましいと男は思うだけでいいのか。

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