友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

言論・表現の自由は絶対に崩してはならない

2021年08月18日 17時44分01秒 | Weblog

 結局、小6の孫からの昨日のラインは、あの子の悪戯だった。「私、今日が命日かも」とメールが届いて、ジジババも姉も叔母もビックリしてしまった。何が起きたのか分からないが、大変なことになっていると思った。姉が「どうしたの?」と聞き出して、友だちとのラインのやり取りで、「殺してやる」と相手を怒らせてしまったようだと理解した。

 姉が「すぐ、謝りなさい」と指示したが、「マジでやばいよ。殺しに来るよ」とおびえている。何とか姉のメールで事態は収まったように思えた。写真を撮って送ったようなことを会話していたので、「写真のやり取りはダメ。トラブルになるよ」と注意した。夜になって、小6の孫から「ごめんなさい」のメールが届いた。

 姉や叔母からいろいろ聞いた母親は、父親と一緒に「何があったのか」と問い質したのだろう。ただの遊びのつもりで送ったメールが、両親からこっぴどく叱られることになって、きっと彼女は戯言の怖さを知っただろう。悪戯心から、ビックリさせるつもりが、思わぬ事態になってしまい、本人の方がビックリなのかも知れない。

 みんなが自分を本気で守ろうとしたことも理解しただろう。人を傷つけないと絶対に守って欲しい。面白がって行ってしまう言動を今一度考える人になって欲しい。人は傷つきやすい。何がきっかけでとんでもない事態になるかも知れない。そうならないためには、考えることの出来る人になることだ。

 SNSは凄いツールだ。誰でも世間に向かって発信できる。放送局しか持っていなかった機能をたった小さな道具で、言いたい放題発信できるから言論の平民化と言える。けれど、顔が見えないから、どうしてそう発信するのかが分からない。規制ができれば機能は低下してしまう。言論・表現の自由は絶対に崩してはならない。

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