友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

良いお年をお迎えください

2023年12月30日 17時10分36秒 | Weblog

 いよいよ今年も明日で終る。一日飾りは神様に対する誠意に欠ける行為なので、飾りつけは今日までに終わらせなくてはならない。28日に孫たちが来て、昨日帰って行ったので、今日は朝から正月を迎える準備にかかった。

 玄関の扉の表にしめ縄飾りを取り付け、玄関を入った靴箱の上に鏡餅と正月花を飾る。「我が家はズーと、ここに飾って来たけど、ここに飾らない家も多いみたいね」と、カミさんが心配そうに言う。

 「鏡餅は神様にお供えするものだから、神棚に置くのが正しいのだろうけれど、我が家には神棚は無いから、神様が入って来て、最初に目に入るここがいいとボクは思うけど」と答える。リビングと応接間にも飾るが、白い紙を富士山の形に折って下敷きにしている。

 信仰ではなく、慣習として行っているから、それぞれの家のしきたりがあっても良いだろう。新年を迎えた厳かな気持ちになるようにと、娘たちが子どもの頃は、元旦には新しい下着を着せていた。多分これは、母たちが私たちにやっていたことだったのだろう。

 私の母は、元旦の朝日を拝むのが通例だった。私も一緒に拝むように言われたが、何となく清々しい気持ちになったことを覚えている。なのに、何時からか、朝日を拝む習慣は無くなってしまった。

 マンションに入居し、友だちが出来て、大晦日の夜は我が家で酒を飲み、除夜の鐘を打つためにみんなで出かけ、その足で村神様を祭る神社に参拝するのが恒例だった。信仰と言うよりも、民の行事として続けていた。

 そんな友だちも何人か欠け、大晦日に集まることも無くなった。明日の夜は紅白歌合戦を見るのだろうか。もう、歌われる歌曲も知らないものが多いし、興味も沸いて来ない。大晦日にワインは合わない気がするから、日本酒になるのかな。

 明日から1月7日までブログを休みます。3日は我が家の新年会、5日から7日まで次女の住む茨城へ長女一家と出かける予定です。4日は何も無いけれど、ズル休みさせていただきます。1年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

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アドバイスのつもりだったが‥

2023年12月29日 17時18分16秒 | Weblog

 今朝、次女と小3の孫娘を西春駅まで送って行った。昨日で仕事納めなのか、人の通りが少ない。次女たちは大阪でダンナと落ち合い、兵庫県のダンナの実家へ行く計画だ。無事に到着するようにと祈る。

 次女たちがやって来るのを、カミさんは心待ちにして、食事は何を食べさせようかと計画を立てて頑張っていた。翌日の28日に、長女の上の娘が、私にとっては曾孫にになるふたりの息子と、中2の孫娘を連れて来てくれた。

 小3の孫娘はすっかりお姉さんになってしまい、世話をしたくて仕方ないようだった。中2の孫娘は年上らしく、小3の従姉妹を見守っていた。大人になったんだと思ったけれど、それだけでは無かった。

 クリスマスの日に、同じ中学校の男子生徒と「初デートした」と言う。ふたりで映画を観て、撮影ボックスで写真を撮ったと、加工された写真を見せてくれた。小3の孫娘が「付き合ってるの?」と聞けば、「まだ、これから」と答える。

 彼女たちの世界では、3回デート出来て初めて「付き合う」ことになるらしい。「凄いね」と次女が感心すると、「パパとママには内緒だよ。あの人たちはすぐ怒るから」と言う。「キスした子もいるよ」と赤裸々に言う。

 「キスしてしまうと、その先へ行きたくなるから、止めておいた方がいいよ」と私が言ったので、「そういうことを言わないで!」とカミさんに叱られてしまった。「その男の子はどういう子?」と次女が尋ねる。

 「優しくていい子だよ。成績もとってもいいの。私の方から告白した」と答える。彼のことが刺激になって、勉強するようになってくれれば有難いことだ。冬休みの宿題という国語の問題集を見せてもらったが、難しいので驚いた。

 以前は漫画家になりたいと言っていたが、今は美容師を目指しているようで、「専門学校へ行った方がいいかな?」と言うので、「とりあえずは普通高校へ行き、そこで考えてみたら」と話す。アドバイスのつもりだったが、時代が全く違うので、よかったのかと不安になる。

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戦争の無い世界に到達できる?

2023年12月26日 17時02分35秒 | Weblog

 昨日の私のブログに「Unknown」さんから、厳しいコメントをいただいた。「たまにこのブログで戦争(人殺し)反対を言われているのであれば、赤ワインとチキンロースト云々の話はちょっと???今、ガザで行われていることは決して他人事ではないはず。かのベツレヘムでも自粛とのこと。」

 「Unknown」さんは、誠実な人なのだと思う。イスラエルとパレスチナとの争いや、ロシアとウクライナとの戦争に心を痛めてみえるのだろう。私も絶対に、人殺しである戦争に反対だ。けれど私に何が出来るのだろう。平和を願って祈るしかない。ガザで行われていることは、残虐な悲劇だけれど、私には他人事でしかない。

 自分の事と捉えるには、どうすればいいのだろう。ベツレヘムはキリストが誕生した土地なのに、なぜ誕生を祝い、キリストの教えを守れていない現実を悔い、罪を償おうとしないのだろう。ユダヤ教は厳しい戒律を守ってきたが、他者に対しては「目には目、歯には歯」のハムラビ法典の世界だ。イスラム教にもその思想が受け継がれている。

 土地を巡って古代から争いが絶えないのはなぜなのか、世界がキリストの教えに従えば、戦争は無くなるはずなのに。きっと神は人間を試されているのだろう。しかし、神は虐殺を他人事と思わずに、清貧な生活をするようにと求めているのだろか。そんな見せかけを喜ばれるとは思えない。

 世界中に戦争があり、残虐な殺し合いが行われているから、「決して他人事ではない」と受け止めるのは崇高だが、まるで戦前の日本のように、一丸となるようにと言われているようで怖い。人が皆、自分に正直に生きるなら、戦争の無い世界に到達できるかも知れないと私は思う。

 明日は茨城の次女と小3の孫娘がやって来る。従って、29日まではブログを休みます。年末年始のブログはどうしようかと思案している。

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今晩は赤ワインでチキンローストレッグ

2023年12月25日 17時05分24秒 | Weblog

 マンションの友だち家族の忘年会は、久しぶりだったこともあり、大いに盛り上がった。6家族で始まった持ち回りの誕生日会だったが、今では3家族に減ってしまった。それでも昨夜は友だちの娘さん、と言っても40代だが、参加してくれたのでとても華やいだ。

 彼女がまだ結婚していなかった時、結婚に反対する父親のことで相談されたことがあった。今度は息子が、気に入らない家庭の女性と結婚してしまい、母親である友だちはその不満話を延々と語った。結婚は本人同士がよければ、たとえ親でも受け入れるしかない。

 私たちの宴席に、先輩の孫家族も参加してきて、さらに話が広がっていった。孫娘のダンナは宮崎県の人で、東北生まれの友だちは「九州の人はどうしてそんなに明るいの?みんな優しいのはなぜ?」と問う。彼にしてみれば、そんな風にみられることが理解できない。「いや、みんな、普通ですよ」と答えるしかなかった。

 やはり新しい人が参加すると、今までにない話が出来て面白い。料理は美味しくて、私は生ビールを2杯、白ワインを2杯、赤ワインを1杯いただいた。「飲み過ぎよ」と注意されることもなく、気持ちよく飲んだ。先輩が「どんなに健康に注意し、長生きしたところでたかが知れている。楽しく食事をするのが一番」と言う。

 女性たちは健康に気を遣っているようだが、私も先輩と同意見だ。しかし、先輩は耳が遠いので余り会話に参加できない。口数は少なくなり、酒の量もかなり減った。何よりも歩く姿がぎこちない。望んでいたフグの刺身が出たのに、これも余り食べることが無かった。それでもこうして、みんなと酒を酌み交わすことが出来て満足そうだった。

 人は人とのつながりの中で生きているというが、つながりが断ち切れたおしまいだろう。店の亭主に、「クリスマスプレゼントにカミさんをもらって行っていいか?」と冗談を言うと、「ええよ、持って行って。金かかるよ」と笑う。曾孫が作ったクリスマスケーキもいただき、楽しい忘年会だった。今晩はクリスマス、「赤ワインでチキンローストレッグよ」とカミさんは言う。

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サンタのいないクリスマス

2023年12月24日 15時59分10秒 | Weblog

 明日はクリスマス、キリスト教の信者でもないのに、クリスマスを祝うのは日本人の良いところかも知れない。娘たちがまだ、サンタさんを信じていた頃、プレゼントを用意して枕元に置く時は、なぜか浮き浮きした。朝、娘たちが起きて、どんな顔をするのか楽しみだった。

 日本人には、「和をもって貴しとなす」の心が生き続けているのか、仏教の教えが何かは知らなくても寺参りに行くし、神道について考えることも無いのに神社を参拝する。キリスト教は知らないが、クリスマスを祝ってケーキを食べ、プレゼント交換をする。きっと、楽しいことは多い方がいいというのが本音ではないだろうか。

 クリスマスプレゼントを用意する相手は、めっきり減ってしまった。中2と小3の孫娘と3歳と5ケ月の曾孫の4人で、カミさんに尋ねると「物よりもお金」で済ましているようだ。クリスマスプレゼントを贈るのはジジババで、受け取るのは孫がほとんど、しかもゲーム機が多いというから味気ない。

 クリスマスにちょっとおしゃれな店でデートする、若いカップルはいないのだろうか。以前、私の携帯電話に「○○さん、会場が変わりましたので、お知らせします」というメールが届いた。せっかく連絡したのに、間違っていては気の毒だと思い、「○○ではありません」と返信すると、「ごめんなさい。これもご縁なので少し話しませんか」とメールが来た。

 26歳の若い女性で、「あなたのような親切な人に出逢えてよかった。私の悩みを聞いてください」と続けて来た。どう見ても、見ず知らずの相手に可笑しいと思い、連絡しなかったが、今に思えば「いただき女子」だったかも知れない。せっかくの出会いだったのに残念なことをしてしまった。

 今はスマホの時代だから、スマホが駆使出来なければ全く連絡の取りようが無い。デーサービスを受けている友だちが、「先輩は元気ですか」とメールしてきた。「元気だよ」と答えると、「一度会いたいね」とメールが来たのでセッティングをしたのに、「元気なら結構」のメール。サンタに会うのは年が改まってからのようだ。

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こういう社会だから息抜きが必要

2023年12月23日 17時09分34秒 | Weblog

 カミさんは友だちと一緒に、ピアノコンサートへ出かけて行った。「コンサートの前にランチするから、お昼はひとりでね」と言うが、「まだ、時間があるからスパゲッティを作るので食べて」と料理にかかる。おかげで、吉本新喜劇を2時間も観てしまった。

 いつも通りのストーリーで、格別なものでは無かったけれど、いろいろ工夫しているなと思った。観客が期待している笑いの場面を、見事に作り出している。マンネリ化を逆手にとって、なお笑わせるのだから凄い演出と演技だ。

 凄いと言えば、中日新聞の31面に、「海保職員、パワハラ自殺」とある。海保は海軍と変わりない、指揮命令に絶対服従の組織である。記事によると、ヘルメットの上からたたかれ、大勢の同僚の前で厳しく叱られ、「遺書を書け」とまで言われ、自殺したようだとある。

 もう1つの「暴言で将補2階級降任」の方は陸上自衛隊で、仕事の内容が階級に見合っていないとして、複数の部下に「階級章を外せ」と威圧的な言動をし、5人がうつ病などを発症した。また大声で指導を受けた全員が休職した。さらに業務中に胸を殴るなどのパワハラがあったというものだった。

 上官に絶対服従の組織でも、パワハラ・セクハラが問題になって来ている。「オレたちはそうやって育てられてきた」は、もう通用しない。スポーツの世界でも、厳しく叱るのは「お前のため」などと言ってきたが、それが間違っていたと認めている。

 学校の教師は、もっと厳しい目で見られている。頭に触ったら、暴力だと訴える親もいる。提出した日記に、「見ました」というサインの「花丸」を点けたら、「子どもがいじめを伝えているのに」と怒り出す親もいる。

 もちろん教師は、子どもたちの動向に注意を払い、子どもたちとの会話を欠かしてはならないが、授業をし採点をし、提出物に全部目を通すには時間が足りない。若い教師が自殺したり、退職してしまうケースもある。

 吉本新喜劇を観て、涙を流している場合かと思う。いや、こういう社会だからこそ息抜きが必要なんだろう。

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クリスマスイヴと忘年会、どっちにする

2023年12月22日 17時54分56秒 | Weblog

 冬至はやっぱり、日の暮れるのが早いから、寒さがいっそう厳しい。午前中、ひとりだったので卒業生に手紙を書いた。だんだん文字が歪んでしまうのは、万年筆を持つ手が痛くなるからだ。時間をおけばいいのに、一気に書こうとしてしまった。

 投函しようと外に出ると、学校から帰る小学生の子どもたちに出会った。そういえば、茨城の次女の小3の娘も、今日が終業式だと言っていた。ダンナは一足先に単身で、大阪に転勤しているので、娘が3年を終了するのを待って、ふたりも大阪に引っ越す予定だと言う。そのために、家探しを年末にしたいようだ。

 ダンナの実家は兵庫県だから、定年を迎えたら実家を継ぐことになるだろうから、丁度よい転勤だったのだろう。小3の娘に転校は気の毒だが、誰とでも仲良くなれる子だから上手くやっていくだろう。ただ、茨城の田舎から来たというだけで、子どもはいじめるから心配になる。

 母親は学校での様子を、何でも「そうね、そうね」と聞いてやって欲しい。「それは違う」とか、「それはこうじゃーない」と、娘が話し終える前に口を挟んで欲しくない。どこかの先生が、「叱ることは慣れるだけ、褒められたことは蓄積される」と言っていた。いじめやいたずらは子どもにはよくあることだ。

 聞いてくれる大人がいるだけで、子どもは救われる。次女も養護教諭として、問題を抱えた子どもたちと接触してきたから、その点は大丈夫だと思うけれど、自分の子となると冷静な判断が出来なくなることもある。まあー、頑張ってやってもらうしかない。年末と年始には会えるから、楽しみに待っていよう。

 明後日はクリスマスイヴ、先輩がこの日に、「忘年会をする」と言う。家族が揃って過ごす日なのに、「みんな揃うの?」と聞けば、「大丈夫」と言う。クリスマスイヴは、家族で行う行事では無くなってきたのだろうか。マンションの友だち家族で行って来た忘年会だが、コロナ禍でしばらく出来なかった。また、楽しみが出来た。

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クリスマスになる前に手紙を書こう

2023年12月21日 17時07分56秒 | Weblog

 強烈な寒波の到来でとても寒いので、北の部屋にいる私はエアコンの暖房を入れた。猛暑で外に出られなかったが、今度は寒波で外に出られない。暑さは我慢できないのか、それとも寒さが我慢できないのか、どっちだったのかと思ってしまう。

 暑さもダメ、寒さもダメ、となると春と秋がいいのだろうが、春も秋も短くなってしまった。新聞や折り込みのチラシに、温泉地の案内が出ている。Facebooksなどにも旅行の記事が載っている。閉じ籠り生活が続いていると、車で隣町の喫茶店に行くだけでもいい気分転換になる。旅行か!どこか行けるかな?

 そう思っていたら長女が、5・6・7日は茨城の次女のところへ行こうと提案してきた。新幹線で東京まで行き、茨城から千葉の方へレンタカーで回るという計画らしい。野田の古い街道や史跡巡り、余裕があれば成田闘争の跡地も見たいというから、長女のダンナの希望だと理解できた。

 5日の歯科検診をキャンセルしなくてはと思ったが、今日は木曜日で休診日。慌てることは無い、月末までに時間はある。そう思ってカレンダーを見ると、今年も残るは10日しかない。歳を取ると時間の流れが速くなるというが、こんなに暇な時間を持て余しているのに、不思議な気がする。

 私が教員になって、長屋の1室で暮らしていた時、学校帰りに毎日のように家に来た生徒と、以来ズーと付き合いが続いている。私も彼の家に行き、彼が持っていたマンガ本に教えられたことがあった。また、彼が結婚して箱根町に居た時は、家族4人で押しかけた。そんな彼から転居を知らせるハガキが届いたのに、返信に迷って書けないでいる。

 卒業生たちも皆、古希を迎えたかその手前だ。華々しい人生を歩んだ子もいれば、恵まれない子もいる。なんだかんだと言っても、こうして生きているのだから、喜び合っていいだろう。クリスマスになる前に、手紙を書こうと思っている。

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「現実は小説よりも奇なり」というが‥

2023年12月20日 17時51分19秒 | Weblog

 カミさんが「買い物に付き合って」と言うので、それなら「もう一度行ってみたい喫茶店でランチにしない?」と聞いてみた。カミさんも覚えていた喫茶店だが、どこにあるのか分からなかったので、パソコンで調べてみた。店名と電話番号が分かったので、車のナビに打ち込んで出かけた。

 およそ見当していたとおりだったが、近くに来てまた道に迷ってしまった。それでも午後1時過ぎ、無事に到着できた。ランチメニューを尋ねると、「今日は玉子とハムのサンドイッチです」と言うので注文した。サンドイッチの玉子は半熟でとても美味しかった。この店は昔風で、広くゆったりしていてのんびりできる。中央にピアノが置かれ、傍にクリスマスツリーが飾られている。

 カミさんは食後に女性週刊誌を読み出したが、いつ終わるのだろうと思うほど熱心に見ている。「何をそんなに熱心に読んでいるの?」と訊くと、「羽生結弦の結婚と離婚の記事」と言う。そんなことに関心があるとは思わなかったのでビックリした。「それで、どうして離婚したの?」と訊くと、「よく分からないけど、マザコンかな」と答える。

 彼は子どもの頃から身体が弱く、母親が一生懸命に育てて来たようだ。スケジュールから食事のことまで、とにかく母親任せだった。結婚したのに、生活はこれまで通りで、結婚相手は何も手を出すことが出来なかった。「そんな生活を不憫に思って、離婚を決意したようね」と彼の優しさを強調する。

 他人の結婚や離婚に、私は興味は無いけれど、NHKの朝の連続ドラマ『ブギブギ』に出ている笠置シヅ子の恋人のことを思い出した。10歳下の大学生は病弱で、母親に大事に育てられてきたところなどそっくりだ。笠置シヅ子さんは身ごもり、女の子を出産するが恋人は病死してしまう。

 羽生結弦さんは離婚したから、恋人が出産することは無いのかも知れないが、もし子どもが出来ていたなら、どうなっていくのだろう。「現実は小説よりも奇なり」というが‥。

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真面目に働いている人が報われる社会に

2023年12月19日 17時30分41秒 | Weblog

 一段と寒くなって来た。でも、外に出てみると、空は曇っているが、そんなに寒い感じがしない。テレビは東京地検特捜部が、安倍派と二階派の事務所に捜査に入る様子を映していた。そして、この問題をリードしてきたのは朝日新聞とNHKだが、どのようなルートで情報を掴んだのかと話題にしていた。

 私にはよく分からないので勝手な憶測だが、検察を応援する国民の声は大きくなっているのに、秘書や事務方が責任を負う形で終わるような気がする。それでは国民の、政治不信を払拭できないだろうに。いや、もっと根本的な政治改革が必要だと思うけれど、今ウミを出してもまた次の手立てを自民党は考えるだろう。

 腹立たしいなと思いながら、今朝の朝日新聞を読んでいて、異色な記事だと思うものがあった。扱っている内容が変わっているのではなく、記事の書き方がまるで新聞記事らしくないからだ。新聞は報道することで読者に問題を提起するのだから、この記事が間違っている訳ではない。

 その記事は、神戸の病院に勤めていた医師の、亡くなる直前の時間外労働が、月200時間を超えていたというものだった。同僚の医師は「いつも周囲を助けてくれた」と語り、患者は「朝も夕も会いに来て、困ったことは無いかと声をかけてくれた」と話す。病院側は「過重労働をさせた認識はない」と言う。

 記事の主人公は亡くなった医師の兄で、別の病院に勤めている医師である。「医師は頑張るのが当たり前」と思い込んで来たが、病院側の会見を聞き、「医師の過重労働は医療安全の問題」と位置づけ、健康的に働ける環境づくりをめざして、「医師の過労死家族会」を立ち上げたというものだった。

 今年の漢字は『税』である。真面目に働いている人が報われる社会にするには、どうすればいいのだろう。

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