友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

若者といると気分まで若くなる

2017年06月30日 18時06分43秒 | Weblog

 10代の若者たちといると気分まで若くなっていく。私が高校の教師になったのは22歳の時だった。高1なら15歳、高3でも17歳だからわずか5歳しか違いがない。ところが留年制度があったので19歳の生徒もいた。私は背も高くないし顔も大人っぽくなかったから、生徒からすれば、ちょっと上のお兄ちゃんというところだっただろう。そのせいなのか、この時の高3のクラス会に今も呼ばれることが多い。

 大学生たちは18・19歳だが、私はあの時よりも50年も年老いている。初めのうちは私自身も緊張していたが、学生たちも「ヘンなジイさん」と思ったのか、それとも眼中になかったのか、そのうちワイワイとしゃべり始めた。「面白そうだね」と声をかけると、ひとりが「コイツ、ヘンなんですよ。AVばかり見てるんです」と隣の学生を指して言う。「そりゃー、年頃だもの。それともAV男優をめざしているのかな」と、私が言ったので大笑いになった。

 「それじゃーAV問題から、数学の文章問題にいくよ。文章問題で一番肝心なことは何?」とAV男優志望(?)の学生に質問する。分かっていることを羅列し、何と何が等しいのかを考えてみようと例題を見ながら解説する。2枠、休憩時間も入れて3時間、やっていけるかなの不安も吹っ飛び、よくしゃべった。嬉しかったのは授業が終わったのに、ひとり残った学生がいて、「これでいいでしょうか?」と答え合わせを求めてきた。

 大学生は男の子も女の子も短パンが多い。どこの大学にも美男子も美女子もいる。大学って「キャンパス」なんだと実感する。私が学生の時もこんな風に華やかだったのに気が付かなかったのかと振り返ってみるが、なかなか共通点が見つからない。そりゃ―そうか、50年余の月日が流れたのだから大学の有様も違って当然だ。

 電車に乗ると緊張が解けたのか、色の白い女性だなとか、左利きかとか、膝がきれいとか、ジロジロと観察出来た。

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数学が出来ない私が数学を教える

2017年06月29日 18時05分49秒 | Weblog

 何の因果か、巡り合わせか、明日は大学生に数学を教えに行かなくてはならない。「それは無理だ」と言うと、「数学ではなく、算数ですから」と言われ、引き受けることになった。天才棋士の藤井聡太君は「答えのない美術よりも数学を解くのが好き」と言うが、私は逆で、「答えの分っているものを解くこと」に興味が湧かなかった。

 算数も数学も面白いと思って勉強したことがない。中学までは試験の範囲が決まっていたから、何度か繰り返してやっていけば、試験ではよい点が取れた。しかし、高校は「理屈が分からない」から覚えられない。それでも、やはり範囲はあったから1・2問くらいは回答出来、追試を受けなくてもよい最低点は取れた。

 進学校だったので、「文系に進む者は数学は捨ててもよい」風習はあった。それでは、高校は大学入試のための予備校である。「数学の楽しさを教えて欲しい」と数学の先生に訊ねた。その時、先生から「数学は、仮定や条件のもとに推理していく論理学」と言われ、妙に納得してしまったがやはり興味は持てなかった。

 そんな数学出来ない人間の私が果たして教えられるのかと不安だったので、数学教室を開いている知人に教えるコツを聞いた。「文章問題は整理が重要。何が分かっているのか、どういう関係なのか、何と何が等しいのか、これが理解できていないと解けない」。なるほど、そんな風に考えずに計算し答えを出していたことに気が付いた。

 さて明日、私の理解を越えた質問が出たらどうしようと考え、「それは次回の課題にしておこう」とセリフまで用意した。それにしても今の大学生は、小学校の高学年から中学校で学んだことをもう一度学習するのか、親切と言うべきか、可哀想と言うべきか、と思う。なんだこう考えればよいのかと、彼らにも私と同じように思ってもらえるような授業をしなくては‥。

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高学歴は何も役に立たない

2017年06月28日 18時55分35秒 | Weblog

 朝はまだ雨が降っていたのに、夕方になって太陽が出てきた。昨日の朝刊の一面は藤井聡太君の快挙だったが、今朝の一面は稲田防衛大臣の発言だった。都議会議員選挙の応援の集会で「防衛省・自衛隊、防衛大臣として」投票を依頼している。これを聞いた記者が取り囲んで発言について尋ねると、「覚えていない」と言う。問題発言という認識が全くない。

 自分は防衛大臣で、防衛省や自衛隊は自分のもの、そんなレベルの認識でしかない。公務員は投票権はあっても特定の政党に肩入れすることは出来ない。ましてや自衛隊は厳しく制限されている存在であることを弁護士でありながら認識していない。野党が「即刻辞任すべき」と批判するのは当然のことだが、安倍首相としては「可愛がって」きたし、都議会議員選挙の最中では間が悪すぎるから先延ばしにするだろう。

 高学歴は何も役に立たないようで、秘書に暴言を吐いた豊田真由子議員は東大卒のエリートである。稲田朋美防衛大臣も早稲田大学を卒業し弁護士となった。政治に関心のなかった彼女が超保守派になったのは『南京事件の百人切り』の裁判がきっかけらしい。「百人切り」はでっち上げで、日本人が屈辱を受けていると考えるようになったと。彼女の父親は高校の校長で、日の丸掲揚に反対する組合と激しく対立した人だから、超保守派の基盤はあったようだ。

 家庭環境とか親の価値観や躾は、子どもに大きく影響する。親が金に囚われた生活をしていると、子どもは自然に金が大事なものになる。親が他人に親切で何でも上げてしまうと、子どもは親切な人になるか逆に反発してケチになる。子どもは親から独立した存在だから、当然、親とは別の価値観や生き方をするが、プラスであってもマイナスであっても、親の影響からは逃れられない。

 果たして私はどんな親だったのか、ふとそんな思いが走る。

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藤井聡太君の新記録を喜ぶ

2017年06月27日 17時44分20秒 | Weblog

 プロになってから無敗を続けている将棋の最年少棋士、藤井聡太4段が歴代最多の新記録を達成した。まだ、中学3年生なのに大勢の報道陣に取り囲まれても淡々と話していた。連勝の感想を聞かれて「嬉しい」と言いつつ、「連勝はいつか必ず途切れてしまうので、意識せずに一局一局全力でさしていきたい」と大人顔負けの話しぶりだ。

 日本ハムの大谷翔平選手に似て、童顔で優しい雰囲気なのに、どうしてあんなに強いのだろう。試合になると顔つきが変わるのかと思ったが、ニコニコ顔こそないが険しい様子は見えない。中学3年生で大人相手に堂々と話すことが出来るなんて驚く。私だったら、ドキマキしてしまい、うまく話せない気がする。

 バラが2度目の花盛りを迎えている。曇り空だからと水やりを怠るとすぐ元気がなくなる。咲き終わった花ガラを掃除しながら15鉢のバラを見て回る。春先のバラのような大輪ではないが、それでも一生懸命に咲こうとしている。古い葉が行く手を邪魔している時もあるし、大きな葉が若い葉の成長を妨げている時もあるから、そんな時は「ご苦労様でした」と切り取っていく。

 絵本『葉っぱのフレディ』にあるように、役目を終えるのは次の世代に引き継ぐためだ。「人生に無駄はない」か「無駄な人生はない」か、定かではないが、全てのものに意味はあり価値がある。葉も茂り過ぎれば陽が当たらなくなるし、枯れた花がいつまでもとどまっていれば葉を痛める。

 サルビアを見ていても、花を咲かせるために膨大なエネルギーを使っていることが分かる。元気のないサルビアは花を一度切ってやると葉が大きくなり、再び立派な花を咲かせてくれる。世代交代がうまくいけば、花たちはいつまでも咲き続けてくれる。それでも時期が来れば、命を終わる。花を見ているとなるほどと思う。ガンバレ、藤井聡太!

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中国では賄賂、日本では忖度

2017年06月26日 18時01分30秒 | Weblog

 中国では現金を持たずに、スマホで決算するという。もちろんお金持のある裕福な人たちなのだろう。「社会主義国家」でありながら、貧富の差はますます大きくなっているようだ。スマホによる決算がどういうものなのか私は分からないが、それだけIT化が進んでいるということだろう。

 そういえば、喫茶店で30代と20代の男がふたり、「これからは電子マネーの時代」と話していた。「まだ、一般的でない時だから、出来るだけ投資しておいたら確実に儲かる」と30代の男が言えば、「全財産を投入しておいた方がいいですか」と20代の男が訪ねていた。「全財産って?」と男が聞くと、若い男が「400万くらいしかないですけど」と答え、「そのくらいがいいんじゃ―ない」と男は言う。

 確実に儲かる話ならみんなやっていると思う。私のところにメールを送ってきた若い主婦は「インターネットで儲かって困っている」と前置きして、「2千9百万円を受け取って欲しい」というものだった。お金を儲けたい人は儲ければいい、それで誰かにプレゼントしたいなら『国境なき医師団』のように、困っている人々のために働いている団体に寄付すればいい。

 お金がなければ生活はできないが、お金、お金と求めれば、お金に支配されることになる。井戸掘り仲間の先輩は石原慎太郎や安倍首相の信奉者で、「加計学園のどこに問題がある。安倍さんは手続きに瑕疵はないと言っているのに、野党やマスコミが騒ぎ過ぎだ」と言って憚らない。「政治に不公平があってはいかんでしょう」と言えば、「不公平はダメだが、忖度するのが日本人だ」と言う。

 「こうして元気に井戸掘りが出来る。それだけで充分だ」。「その通りですが、同じように働いているのに、一方にだけ金を渡し、一方に渡さなければ不公平でしょう。そんなことが続けば信頼が崩れます」。中国では賄賂が当たり前だと聞くが、日本では忖度が当然のようだ。変わらないのはどうしてなのだろう。

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地震と女子ゴルフ

2017年06月25日 17時08分17秒 | Weblog

 今朝、「いただきます」と牛乳に手を伸ばした時、グラッと揺れた。地震だ。揺れが大きくなれば安全を確保しなければならない。ジッと様子をみる。テレビに発生と同時くらいに地震情報が流れた。揺れは次第に小さくなり治まった。我が家はマンションの12階にあるから、地震の時はかなり大きく揺れる。それでも、何かが落ちるとか倒れるとかはなかった。

 3・11の東北大震災を思い出す。私は名古屋にいたが、静岡か長野か北陸か、近いところの地震だろうと思った。揺れは長く続いたから、その次が来るかと備えたくらいだ。東南海沖地震が起きてもおかしくないと言われ続けているが、その時は慌てないことだ。地震を防ぐことは出来ないから、被害を最小にするために落ち着いて迎える以外にない。地震騒ぎのおかげでカミさんは、仙台に住む次女に誕生日メールを送るのを忘れてしまった。

 午後、女子ゴルフを見ていた時に教えてあげればよかったが、私はNPOの提出書類作りでそのうちすっかり忘れてしまった。NPOは法人だから毎年きちんと報告書を出すのは当然とは思うが、昨年のように売り上げは3万円しかないと、作る気力も無くなる。「いつも外国選手が上位を占めていたのに、今回は5位まで日本人選手だった」と、わざわざカミさんは伝えにくる。

 私はゴルフに関心はないが、時にはカミさんが観ているテレビを見ることもある。ゴルフに関心はなくても、韓国の美人ゴルファーのアン・シネさんなら見たいと思う。「セクシークイーン」と呼ばれるだけあって、身体の線はキレイで足が美しい。韓国のゴルファーはどうして美人が多いのだろう。北朝鮮の女性はさらに美人が多いそうだが、その源流はどこなのだろう。

 次女の方がしびれを切らしたのか、「ママちゃん、産んでくれてありがとう」とメールが届き、カミさんは慌てて返信している。まあ、それもウチの親子らしいじゃーないか。今晩は友だちのところに、義理の息子がくるというので、「来ませんか」と誘われている。我が家のバラを持って行こう。

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小さな子どもたちの為にも

2017年06月24日 18時35分13秒 | Weblog

 長女から小2の娘を迎えに行って欲しいと連絡がきた。カミさんは早速カレーライスを作り出し、私がひとりで学童クラブに迎えに行った。ガラス越しに部屋を覗くと、4人の女の子がいた。4人ともよく似た格好なので、さて孫娘はと目を凝らすと、向こうから「パパちゃん」と飛んできた。「仲良し4人組?」と聞くと、「ウウン、ヘンな4人組なの」と教えてくれる。

 小2になって、ちょっと大人びてきた。「ママとママの妹はどんな子だった?」と関心を寄せる。「ママはあなたと一緒で何でもやりたがるけど、妹は慎重でお姉ちゃんの後ばかりついていた」と答えると、「怖がりなんだ」と言い、叔母の子どもと自分は「似ている?」と聞く。「ふたりはよく似ているよ」と答え、小2の孫娘は長女にそっくりで、3歳になった孫娘は次女にそっくりと伝えると、「そりゃー、いとこ同士だもん」と誇らしく言う。

 テレビで『沖縄全戦没者追悼式』を見た。翁長知事が「普天間飛行場の辺野古移設は、民意を顧みず工事を強行しており、容認できない。辺野古に新たな基地を造らせないため、県民と一体で不退転の決意で取り組む」と述べた。式に参列した安倍諸相は「わが国は戦後一貫し、平和を重んじる国として歩んできた。(略)昨年、本土復帰後最大の返還が実現した。基地の跡地利用を最大限支援していく。出来ることは全て行う」とあいさつ。

 「沖縄県と本土の思いは同じ」とは余りにも白々しい。追悼式の中で高校3年の上原さんが『平和の詩』を朗読したが、思わず涙が込み上げてきた。今朝の中日新聞に全文が掲載されていたが、力強いし誠実だ。若い人たちが皆、この詩のように行動してくれたらと願う。SPEEDのボーカルで今は参議院議員の今井絵里子さんは沖縄の出身。彼女が政治家になると聞いて、きっと障害のある息子がバネになっていると期待したが、空降りだった。

 自民党議員の彼女は、東京都議会議員選挙の応援に駆け付け、「批判なき選挙、批判なき政治を目指す」と演説した。自民党に批判が集中していることを意識してだろうが、批判は民主主義の根幹である。もう少し勉強して欲しい。沖縄から基地を無くす、障碍者も差別されない、平和で温かい社会をどのように創り出すのか、ぜひ、考えて欲しい。小さな子どもたちの為にも。

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秘書は議員の下僕ではないのに

2017年06月23日 17時29分40秒 | Weblog

 自民党の豊田真由子衆議院議員が離党届を提出した。理由は秘書への暴力が明らかにされ、「党に迷惑をかけないため」らしい。責任を取るなら「離党」ではなく「議員辞職」なのに、不祥事をしでかした議員で辞職した人はいただろうか。どんなに批判を浴びても議員に留まりたいのは、それだけ魅力があるためか、それとも見栄のためか、いずれにしても有権者のことは判断にない。

 私も国会議員の秘書を務めていたので、議員と秘書の関係はよく分かる。アメリカ人の友人からは、議員と秘書は仲間で、ともに政治に取り組む政策集団と聞いた。しかし日本では、秘書は議員の身の回りを世話する人、下僕と言った方がふさわしい。秘書を務めることで政治家を見習い、奉公を務めたらのれん分けのように地方議員に推薦してもらい、「出世」していく仕組みが出来ている。

 議員は絶対者で、議員の指示を完璧にこなしてこそ秘書と言える。私の「先生」は無所属で当選したが、自民党から1本釣りに合って所信を変えた。「それはマズイですよ」と注意した時から感情的な対応になり、「自民党での秘書は国から受け取る給与をいったん事務所に寄付し、事務所から給与をもらっている」と言い出した。「そんなことをしたらマスコミの餌食です」と答えたら、それからしばらくして、「辞めてもらう」と宣告された。

 自民党の河村元官房長官が「男性の議員なら、あんなのはいっぱいいる」と言ったが、確かに議員の中には常識のない人が多い。元維新の上西小百合議員がツイッターで「秘書に暴力というなら、維新の足立康史議員の方が壮絶。女性秘書にペットボトルを投げつけるなど日常」と暴露している。議員になると「先生」と呼ばれ、知恵も能力もないことを忘れて、エライ人になったように錯覚するようだ。

 当選することが最優先となるので、有権者にはペコペコと頭を下げる。その分、ストレスが溜まるのか秘書に怒鳴り散らす。全く国の将来を考える政治家はどこにいるのだろう。高学歴、高収入、高生活と恵まれているのに、どうして人間味のない人が政治家に多いのか、不思議だ。

 

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将棋と助平と女たらし

2017年06月22日 18時30分24秒 | Weblog

 愛知県瀬戸市の中学生、藤井聡太君は今や超有名人だ。昨日の対局で公式戦の連勝記録を歴代最多タイの28とした。30年間並ぶ者がなかった大記録に街の人々まで歓喜し、さらに記録を伸ばすのではないかと期待されている。彼は6歳の時、将来の夢を「しょうぎのめいじん」と決めていたというから驚くばかりだ。

 私も子どもの頃に将棋をしたことはあるが、そんなに面白いとは思わなかった。彼は「負けると大泣きして席から離れなかった」というから、幼い時から将棋の虜だった。藤井君は名古屋大学付属中学校の3年生、得意科目は数学で「答えがハッキリしているのを解くのは楽しい」と言う。私とは全く正反対だが、考えてみれば、頭のいい奴は藤井君のような数学好きだった。

 藤井君を評して「ひらめきがいい」と先輩の棋士が言っていたが、数学の得意の者は「ひらめき」がある。持って生まれた才能だから、「ひらめき」のない私は羨ましいと思う他ない。人はそれぞれだ。スポーツに興じる人もいれば、音楽が好きな人もいる。人の才能を認め、いくら妬ましく思ってもそれを否定してはならない。

 先輩の2人が、「助平と女たらしは違う」と真剣に論議していた。「助平は女性を尊重するが、女たらしは泣かせる」。「女性のことが好きでどうしようもないのが助平で、女たらしは女性を食い物にするタイプ」。「助平は女性に尽くすが、女たらしは女性に尽くさせる」。「私は根っから助平だが、決して女たらしではない」。「助平は女性にもてないが、女たらしは女性にもてる」。

 こんなに議論してどういう意味があるのだろう。「ところで、数学は好きでしたか?」と訊ねると、ひとりは「好きだったね」と言い、もうひとりは「嫌いではなかったね」と言う。どうやら数学と助平は関連しないようだ。当たり前か‥。

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東京新聞の女性記者に「あっぱれ」

2017年06月21日 18時47分51秒 | Weblog

 梅雨前線の影響で、激しい雨や雷雨になると予報されていた。今日は姉を見舞いに行く日なので、昨夜から天候が心配だった。大雨で道路が冠水し交通止めになるとか、前が見えないくらいの雨で車が運転できないとか、想像していた。けれども激しい雨に見舞われることもなく、ちょっと拍子抜けな気さえした。豪雨で被害が出ているところもあるだろうに、全く不謹慎な自己中心的考えである。

 『とくダネ』のキャスター・小倉智昭さんが大手新聞社の美人社員と、月に4回ほど会っていると、明日の22日に販売される『週刊文春』に記事が載るそうだ。小倉さんはなかなか面白いことを言うキャスターで、私は気に入っている。彼は、「親友ですよ。すごく好きな人。友だちだから1週間に1回会ったり、メシ食ったりしますよ。2人でいたっていいでしょう」と答えているそうだ。

 民主主義の国の形が変わろうとしている時に、『週刊文春』はホンマにヒマだ。たとえ、小倉さんが不倫であっても、2人が合意しているならいいじゃーないか。今朝のNHKテレビが「性暴力」を取り上げていたが、合意のないSEXのどこが楽しいのか私には分からないが、たとえ既婚者であっても好きになることは抑えられないことで、好きと欲望とは別のものだろう。気の合う異性と一緒にいることで気持ちが高揚すると思う。

 東京新聞の女性記者の菅官房長官への質問は「あっぱれ」だった。野党議員もそして記者たちも、答えに対して次の質問を用意していない。ところがこの女性記者は、菅官房長官が怪文書のたぐいと決めつけた文書だから「再調査の必要はない」と言い切ったのを受けて、「なぜ、必要ないのか、その理由は」と食い下がった。記者たちの多くが政府の強い対応に抑え込まれていただけに、骨のあるいい記者が出てきた。

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