友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

友好の礎

2021年08月10日 17時23分57秒 | Weblog

 未だに強い風が吹き荒れている。南風が北風に代わったけれど、猛烈な勢いに変化は無い。朝、窓ガラスを開けると、熱風では無く乾いた涼しげな風だった。カミさんは「こんな風なら冷房は要らないわね」と言う。北と西の窓ガラスを少し開け、南は全開にして「気持ちがいいわ」と満足そうだ。

 私はこの温度変化に弱い。鼻水が落ち、クシャミを連発する。風が入り込む西の窓ガラスをもう少し閉めようとするが、風の力で窓ガラスが動かない。風が止むのを待つより他ない。青い夏の空が広がっているのに、台風のような風だけは勢いよく暴れまわっている。

 オリンピックは終わった。閉会式は開会式以上に詰らなかった。あれでは大竹しのぶさんが可愛そうだ。閉会式のフィールドでは緊張から解放された選手らが、抱き合ったり、記念写真を撮ったり、いつもの光景が見られた。映像には無かった気がするが、バッハ会長のあいさつが始まると選手たちは次々と退場していったという。

 今朝の新聞に、ポロシャツ姿で銀座を歩くバッハ会長が載っていた。多くの選手が昨日、帰国する様子が報道されたが、せっかく日本まで来たのに、選手村と競技場の往き来だけでは寂し過ぎる。みんなバッハ会長のように日本を見て回りたかっただろう。

 私も外国へ行った時は、人々がどんな風に暮らしているのか見たくて、街中をよく歩いた。もし、私が外国語に堪能なら、その土地に友だちも出来ただろう。人々の暮らしを眺め、愛着をたくさん持ちたい。それが友好の礎となるはずだ。

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