友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

そう思えば気楽なものだ

2021年08月12日 17時21分01秒 | Weblog

 甲子園で行われている全国高校野球大会。今日の第1試合は秋田の「明桜」と北海道の「帯広農」だったが、雨降りのためにノーゲームとなった。あんな雨の中でやらせるのは気の毒だったので、中止は的確な判断だったと思う。

 けれど、押していた「明桜」に、再試合が「吉」となるかは分からない。昨日の第2試合、「広島新庄」と「横浜」は圧巻だった。野球の醍醐味を充分に味合わせてくれた。「新庄」の1番手の投手に7回まで「横浜」は無得点で、2番手投手からも点が取れなかった。

 強打の「横浜」はどうしても得点できない。9回表に「新庄」は1点を追加し、これで決まったと思った。9回裏、「横浜」に無死から連打がうまれたが、2者が凡退し、2アウト1・3塁で1番打者に回った。1年生ながら1番を務めるが、166センチ63キロと小柄だ。

 ホームランが出ない限り「横浜」は勝てない。無理だなと思った瞬間、打球はグングン伸びてレフト側のスタンドに飛び込んだ。奇跡としか思えない、9回裏2死2ストライク(?)からの逆転3ラン。長嶋茂雄さんが「野球は筋書きのないドラマ」と言ったけれど、本当に凄い試合だった。

 第4試合は、愛知の「名電工」と宮城の「東北学院」だった。当然、名電工が勝つと思っていた。ところが1番手の投手が3回に3点を先取され、5回にも2番手の投手が2点取られた。いや、まだまだ逆転劇はあり得ると見守った。

 名電工は4回と7回・8回に1点ずつ取ったもののここまでだった。運が味方する時もあれば、運に見放される時もある。信じて努力することだと言うけれど、人生もスポーツもいろいろだ。そう思えば気楽なものだ。

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