後期高齢者医療健康診査を受けて来た。以前は、毎月1回、かかりつけ医院で診察を受け、2ケ月に1回は血液を採取され、半年に1回か1年に1回か覚えが無いが、胃カメラや肛門からの内視鏡検査を受けていたので、市で行う健康診査は不要と言い続けて来た。
けれども、カミさんの「一緒に受けましょう」に押し切られ、毎年受診して来た。ところが、昨年7月にかかりつけ医院から中村日赤病院に救急車で運ばれ、十二指腸潰瘍で手術を受けて以来、かかりつけ医院には通っていないし、高血圧のための薬(ノルバスク錠)も飲んでいない。
それでも毎日、朝の血圧は145-85、夜は必ず酒を飲むので120-60くらいだったので、何も気にしなかった。日赤の医師も私が精密検査を受ける気が無いと伝えると、「それは生き方ですから」と受け入れてくれた。けれど、朝は140だったのに、どういう訳か診査で測ると160もある。
若い看護師さんが「私のせいで緊張しちゃった?」と茶化す。もう一度測り直すと162になってしまった。その看護師は昨年までのデーターを見ながら、「また、後で測りましょう」と優しく言ってくれる。けれど、次の胃のレントゲン撮影が大変だった。
十二指腸潰瘍を見届けるためか、台の上で「右に回って」と何度も繰り返す。胃を膨らませる薬をバリュウムと共に4回も飲まされた。「げっぷをしないでください」と言われるが、こんなに何度も回れば、我慢しているつもりでも息が漏れてしまう。随分長い時間台の上で格闘することになった。
それが終わった後、「血圧を測りますね」と言ってくる。より上がっているだろうと思うと、165になっていた。「血圧が160以上の人は、心電図と眼底検査を受けてください」と指示される。カミさんよりも40分ほど余計に時間がかかってしまった。
終わってイオンモールで昼食を取り、ユニクロでズボンを買い、食料品売り場でウナギと少し高めの握り寿司と馬刺しを買った。今晩は白ワインで暑気払いである。