友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ツクツクボウシもビックリしているかな

2021年08月14日 17時32分36秒 | Weblog

「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」とセミの鳴き声が聞こえた。「ジージー」とか「ジャージャー」では無い。そうか、もうお盆なんだからツクツクボウシが鳴くんだと妙に納得した。子どもの頃、住んでいたのは材木屋の倉庫を改造した部屋で、その北側は崖で林になっていた。

 夏はセミの宝庫だった。あの頃はどこへ行ってもセミがいて、けたたましい程に鳴いていた。アブラセミが一番多かったが、8月になるとクマゼミの少しドスの効いた鳴き声に変わり、お盆を過ぎるとツクツクボウシが鳴くようになった。

 今朝も雨雲が空を覆い、梅雨のように雨が降っていた。テレビを観ていると、長女たちが住んでいる地域に洪水警報が出ていた。私はスマホで、「皆さん、おはようございます」と打ち、「行動は慎重に、警戒は怠りなく」と送った。そして、長女の6年の娘に「今日の予定は?」とメールした。

 孫から「宿題を沢山やらなきゃいけないんだァ」と返信がきた。するとお昼にピザトーストの写真が送られてきた。地元の食材を使って料理するという宿題の1つらしい。地元の食材だから、野菜の煮物を想像するのは時代遅れなのかも知れない。

 昨日、義弟の所へおはぎを持って行った時も、「そう言えば、子どもの頃、お盆におはぎをよく食べたわね。お母さんも作ってみえていた」と義弟のカミさんが懐かしがって言った。今はおはぎを作る家は無いのかも知れない。

 長女から「災害に備えて、市に登録してね。ラジオの時代ではないからねぇ」とメールがきた。安否確認などはスマホの方が手っ取り早いし、手間も省けるということらしい。時代はどんどん変わっていく。ツクツクボウシもビックリしているかな。

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